モンスーンアジアにおける発酵茶文化の地域固有性とその系譜
モンスーンアジアにおける発酵茶文化の地域固有性とその系譜
批准号:
08J03636
负责人:
澤田 綾子 (佐々木 綾子)
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2010
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英文摘要
発酵茶に関する研究は70年代を中心に製法を記録したものが多かった。発酵茶文化が衰退を続ける中、各地における発酵茶の現代的利用形態や生産の変容を記録することは急務である。平成22年度の調査では日本国内を対象に、伝統的産物である発酵茶の製法や利用法を記録するだけでなく、生業における発酵茶の位置づけや茶の流通における他地域との関係性、それらの歴史的変遷を明らかにした。富山県朝日町蛭谷地区における発酵茶利用はいわゆる「振り茶」の一種であり、日常的に飲まれる他、主に講日に飲茶されていた。以前は焼畑後の林内でチャが栽培されていたが、明治以降チャは栽培されておらず、1976年までは福井県三方上中郡、1977年からは富山県射水市で生産された後発酵茶を購入し利用していた。1990年代初期に小杉町の茶生産者が引退したことで蛭谷での茶生産が再開されたが、現在は町商工会協力により発酵茶を日常的に飲用する高齢の女性がほぼ自給目的で生産を行っている。生産だけでなく利用を含めた発酵茶文化をいかに継承するかが重要な課題であるといえる。高知県長岡郡大豊町と香川県三豊市粟島の事例からは生産地と消費地の関係性の変化がみられた。大豊町で生産された発酵茶は、主に香川県沿岸部コメを炊く際に利用されていた。大豊町では林業従事者の増加や発酵茶需要の減少から70年代には発酵茶生産世帯が1戸まで減少したが、その後2002年にメディアで効能が紹介されたことで需要が急増し、2007年には碁石茶生産組合が発足するまでに回復した。しかしその一方、沿岸地域では発酵茶価格の急上昇により日常的に利用できなくなり、一部では島内で自生しているエビスグサを用いたハブ茶を茶粥に用いるという変化もみられた。発酵茶が日用品から現代的嗜好品として性質を変化させたことにより、これまで維持されてきた四国山地と沿岸部との発酵茶を軸としたネットワークが消失しつつあるといえる。
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タイ北部における後発酵茶生産を軸とした生業と林地利用
泰国北部以后发酵茶生产为中心的生计和林地利用
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[斉広瑩, 工藤保誠, 小川郁, 高田隆, など, 佐々木綾子, 佐々木綾子, 佐々木綾子, 佐々木綾子, Ayako SASAKI, 佐々木綾子, 佐々木綾子]
通讯作者:
佐々木綾子
タイ・チャンタブリ県における伝統的エビ養殖池が維持するマングローブ林の地図化
泰国尖竹汶府传统养虾池维护的红树林地图
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[斉広瑩, 工藤保誠, 小川郁, 高田隆, など, 佐々木綾子, 佐々木綾子, 佐々木綾子, 佐々木綾子, Ayako SASAKI, 佐々木綾子, 佐々木綾子, 佐々木綾子・竹田晋也・スパクンソンマイ]
通讯作者:
佐々木綾子・竹田晋也・スパクンソンマイ
身近な事象から社会を捉える力
从熟悉的现象中了解社会的能力
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
平成22年度安城市立志貴小学校研究紀要
影响因子:
--
作者:
[斉広瑩, 工藤保誠, 小川郁, 高田隆, など, 佐々木綾子]
通讯作者:
佐々木綾子
タイ北部における発酵食用茶『ミアン』の伝播に関する一考察
发酵食用茶“面”在泰国北部的传播研究
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
ヒマラヤ学誌 10
影响因子:
--
作者:
[斉広瑩, 工藤保誠, 小川郁, 高田隆, など, 佐々木綾子, 佐々木綾子]
通讯作者:
佐々木綾子
発酵茶文化の地域固有性を考える
考虑发酵茶文化的地域独特性
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
茶の世界 12
影响因子:
--
作者:
[斉広瑩, 工藤保誠, 小川郁, 高田隆, など, 佐々木綾子, 佐々木綾子, 佐々木綾子]
通讯作者:
佐々木綾子
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