磁性強誘電体における電気磁気ドメインの制御
磁性強誘電体における電気磁気ドメインの制御
批准号:
09J07961
负责人:
阿部 伸行
金额:
$0.45万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 --
中文摘要
強誘電性と磁性を併せ持つ磁性強誘電体は、ジュール熱によるエネルギーの損失を極力抑えることでき、かつ電気分極及び磁化という複数の秩序変数を利用したデバイスの基本原理として期待されている。特に近年、らせん磁気構造によって誘起される電気分極が発見された事を契機として、新物質の探索や新しい物性制御方法の開拓に観点をおいた研究がなされてきた。強的な秩序を持つ物質では、電気分極や磁化の向きが180°あるいは90°異なるドメイン(分域)が形成される。このようなドメイン間に存在するドメイン壁(分域壁)の性質が抗電場や抗磁場の大きさ、あるいは外場応答の速さを決めるため、物性制御の観点ではドメイン壁の性質を調べることが重要である。このため本研究では、磁場印加により電気分極の方向が90°回転する斜方晶RMnO_3等の磁性居誘電体を対象として、電気分極回転時に現れるドメイン壁の制御方法を開拓することを目的として研究を行った。以下ではTb_<1-x>Dy_xMnO_3を対象とした研究について述べる。初めに単結晶試料を作成し、傾き磁場下での電気分極の回転する向きを調べた。実験結果から、電気分極回転時に現れるドメイン壁の厚さが試料の組成及び印加磁場の強度によって変化する事を見出した。強誘電体ではドメイン壁の運動は低周波の誘電率に寄与する。このため電気分極回転時の誘電率の変化を調べることで、ドメイン壁の易動度を調べることができる。電気分極測定と同じ試料について電気分極回転時の誘電率を調べた結果、磁場印加強度や試料組成に依存して誘電率の大きさが変化する事を見出した。傾き磁場下における電気分極の回転する向きの変化と電気分極回転時の誘電率の大きさの変化は振る舞いの傾向が一致していることから、本研究ではらせん磁性強誘電体における90°ドメイン壁の厚さおよび易動度を観測し、磁場や組成変化によって制御可能であることを明らかにした。
英文摘要
強誘電性と磁性を併せ持つ磁性強誘電体は、ジュール熱によるエネルギーの損失を極力抑えることでき、かつ電気分極及び磁化という複数の秩序変数を利用したデバイスの基本原理として期待されている。特に近年、らせん磁気構造によって誘起される電気分極が発見された事を契機として、新物質の探索や新しい物性制御方法の開拓に観点をおいた研究がなされてきた。強的な秩序を持つ物質では、電気分極や磁化の向きが180°あるいは90°異なるドメイン(分域)が形成される。このようなドメイン間に存在するドメイン壁(分域壁)の性質が抗電場や抗磁場の大きさ、あるいは外場応答の速さを決めるため、物性制御の観点ではドメイン壁の性質を調べることが重要である。このため本研究では、磁場印加により電気分極の方向が90°回転する斜方晶RMnO_3等の磁性居誘電体を対象として、電気分極回転時に現れるドメイン壁の制御方法を開拓することを目的として研究を行った。以下ではTb_<1-x>Dy_xMnO_3を対象とした研究について述べる。初めに単結晶試料を作成し、傾き磁場下での電気分極の回転する向きを調べた。実験結果から、電気分極回転時に現れるドメイン壁の厚さが試料の組成及び印加磁場の強度によって変化する事を見出した。強誘電体ではドメイン壁の運動は低周波の誘電率に寄与する。このため電気分極回転時の誘電率の変化を調べることで、ドメイン壁の易動度を調べることができる。電気分極測定と同じ試料について電気分極回転時の誘電率を調べた結果、磁場印加強度や試料組成に依存して誘電率の大きさが変化する事を見出した。傾き磁場下における電気分極の回転する向きの変化と電気分極回転時の誘電率の大きさの変化は振る舞いの傾向が一致していることから、本研究ではらせん磁性強誘電体における90°ドメイン壁の厚さおよび易動度を観測し、磁場や組成変化によって制御可能であることを明らかにした。
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DOI:
10.1103/physrevlett.103.077204
发表时间:
2009-08-14
期刊:
PHYSICAL REVIEW LETTERS
影响因子:
8.6
作者:
[Fukunaga, M., Sakamoto, Y., Kohn, K.]
通讯作者:
Kohn, K.
DOI:
10.1103/physrevb.80.180419
发表时间:
2009-11-01
期刊:
PHYSICAL REVIEW B
影响因子:
3.7
作者:
[Sagayama, Hajime, Taniguchi, Kouji, Hirota, Kazuma]
通讯作者:
Hirota, Kazuma
非共鳴円偏光x線回折によるマルチフェロイック物質のスピンカイラリティ観測
使用非共振圆偏振 X 射线衍射观察多铁性材料的自旋手性
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[佐賀山基, 谷口耕治, 阿部伸行, 有馬孝尚, 山崎裕一, 奥山大輔, 十倉好紀, 酒井創一朗, 森田健史, 徳田哲久, 米須尚, 大隅寛幸, 高田昌樹]
通讯作者:
高田昌樹
NnV_2O_4の磁場回転による磁気形状記憶効果
NnV_2O_4 磁场旋转产生的磁性形状记忆效应
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[新居陽一, 八木隆道, 阿部伸行, 谷口耕治, 佐賀山基, 有馬孝尚]
通讯作者:
有馬孝尚
CuCrO_2におけるc軸方向の強誘電分極
CuCrO_2 中沿 c 轴的铁电极化
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[志波恵, 谷口耕治, 佐賀山基, 阿部伸行, 新居陽一, 有馬孝尚]
通讯作者:
有馬孝尚
共 9 条
圧電性の希土類化合物における非相反方向二色性の研究
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批准号:24K06966
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2024
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负责人:阿部 伸行
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依托单位:
海外基金