脂質二分子膜におけるイオン透過のダイナミクスに関する生物電気化学的研究
脂質二分子膜におけるイオン透過のダイナミクスに関する生物電気化学的研究
批准号:
10J03999
负责人:
窪田 慎太郎
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2012
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英文摘要
膜を介した電荷移動は呼吸・代謝や神経伝達など様々な生体機能の発現に重要な役割を演じており、個々の反応だけではなく、複数反応の共役現象についても研究されてきた。特に近年は医薬品・農薬の開発やバイオセンサーの開発などが盛んに行われており、安全性・耐久性・効率がより高い薬剤・デバイスの開発が期待されている。そのためには、より詳細な膜透過におけるダイナミクスについての解析が必要とされている。そこで、植物の気孔開閉を制御するイオンチャネルKAT1を用いて、その動的挙動の解析を行うと共にその特性評価を行うことを目的とした。'本年度は共存イオンの働きにも注目して、膜内の拡散係数と膜内へのイオンの分配係数を見積もり、透過電流に及ぼすイオン種毎の寄与を評価することを試みた。具体的には膜を介した二水相の電解質溶液を置換できるセルを新たに設計・作製し、印加電位毎の単一チャネル電流値を測定することでその評価を行った。その結果、KAT1においてもこれまで用いたチャネル形成ペプチドと同様に共存イオンのイオン半径とチャネル孔径の関係が重要であることが分かった。また、イオン半径の方が小さい場合は分配項が、大きい場合は拡散項が主に関わることで、透過目的イオンの透過促進及び透過阻害が起こっていることも分かった。平成22年度から対イオン(共存イオン)の重要性に注目して研究を進めてきたが、単一チャネル測定からもその重要性が確認できた。これまでの知見に基づき、膜を介したイオン透過のダイナミクスにおいて、疎水性イオンやキャリア化合物、チャネル・ポンプの存在が重要だが、透過目的イオンだけではなく対イオンが透過特性に大きく関わっていることを明らかにした。従来は、イオンチャネルはチャネル孔と透過イオンの大きさのみが、その透過特性を決めていると考えられてきたが、特性評価を行う際は対イオンの挙動も重要であることが判った。
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カリウムチャネルKAT1のイオン透過機構に関する電気化学的研究
钾通道KAT1离子透过机制的电化学研究
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[窪田慎太郎, 白井理, 青木志保, 日〓隆雄, 辻村清也, 加納健司]
通讯作者:
加納健司
グラミシジンAチャネル輸送における分配項と拡散項の電気化学的評価
短杆菌肽 A 通道传输中分配和扩散项的电化学评估
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[窪田慎太郎, 白井理北隅優希, 加納健司]
通讯作者:
加納健司
脂質二分子膜におけるアンホテリシンBチャネルを介したイオン透過
离子透过脂质双层膜中的两性霉素 B 通道
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[窪田慎太郎, 籠橋宏樹, 白井理, 加納健司]
通讯作者:
加納健司
カリウムチャネルKAT1の平面膜法による電気化学的評価
使用平面膜法对钾通道 KAT1 进行电化学评估
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[窪田慎太郎, 白井理, 日〓隆雄, 加納健司]
通讯作者:
加納健司
電気化学的手法によるカリウムチャネルKAT1のイオン透過および阻害様式の解明
用电化学方法阐明钾通道 KAT1 的离子渗透和抑制模式
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[窪田慎太郎, 白井理, 戸澤譲, 青木志保, 日〓隆雄, 加納健司]
通讯作者:
加納健司
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