西アフリカ・イスラーム地域研究 : 宗教的・知的連関網の探究および宗教思想の比較考察
西アフリカ・イスラーム地域研究 : 宗教的・知的連関網の探究および宗教思想の比較考察
批准号:
10J04644
负责人:
苅谷 康太
金额:
$0.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2012
中文摘要
本年度は、単著の執筆・刊行、国内外の学術雑誌での査読論文の発表、口頭発表、写本蒐集を行った。まず、本年度を通じて、単著『イスラームの宗教的・知的連関網:アラビア語著作から読み解く西アフリカ』を執筆し、これを東京大学出版会から刊行した。報告者の課程博士論文(東京大学大学院総合文化研究科、2010年)の内容を、研究の進展に応じて大幅に増補・改訂した本書は、「研究の目的」にある、西アフリカおよびその周辺地域におけるイスラーム知識人達の宗教的・知的連関網を論じたものである。また査読論文"The Murid Order and Its 'Doctrine of Work'"では、セネガルのスーフィー教団(イスラーム神秘主義教団)であるムリッド教団の「労働の教義」(現世の労働が来世の救済に繋がるという教え)と、この教団の開祖アフマド・バンバ(1927年残)の思想との関係を論じ、もう1つの査読論文「19世紀後半における西アフリカのイスラームと王権:アフマド・バンバの政治権力観とその思想的連関網」では、アラビア語資料とセネガルのウォロフ語資料の分析からアフマド・バンバと現地の王権との関係性を論じ、この関係に見出されるアフマド・バンバの思想が、セネガルの北方、サハラ沙漠西部をも包含するより広大な西アフリカ地域の宗教的・知的文脈に位置づけられることを明らかにした。いずれの論文も、「研究の目的」にある「思想・教義に関する比較研究」の一環をなしている。更に、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の共同研究の一環として行った口頭発表「<アフリカ>史叙述について」では、<アフリカ>の一体性や外部との境界性が自明であるのかを問い直すことで、世界の歴史の中に今日のアフリカ大陸各地の歴史を組み込むための、より適切な地域区分の枠組みを模索した。こうした発信に加え、今後の研究の準備段階として、フランス国立図書館所蔵のアラビア語写本のマイクロフィルムを蒐集し、それらの電子化・整理・分析を進めた。
英文摘要
本年度は、単著の執筆・刊行、国内外の学術雑誌での査読論文の発表、口頭発表、写本蒐集を行った。まず、本年度を通じて、単著『イスラームの宗教的・知的連関網:アラビア語著作から読み解く西アフリカ』を執筆し、これを東京大学出版会から刊行した。報告者の課程博士論文(東京大学大学院総合文化研究科、2010年)の内容を、研究の進展に応じて大幅に増補・改訂した本書は、「研究の目的」にある、西アフリカおよびその周辺地域におけるイスラーム知識人達の宗教的・知的連関網を論じたものである。また査読論文"The Murid Order and Its 'Doctrine of Work'"では、セネガルのスーフィー教団(イスラーム神秘主義教団)であるムリッド教団の「労働の教義」(現世の労働が来世の救済に繋がるという教え)と、この教団の開祖アフマド・バンバ(1927年残)の思想との関係を論じ、もう1つの査読論文「19世紀後半における西アフリカのイスラームと王権:アフマド・バンバの政治権力観とその思想的連関網」では、アラビア語資料とセネガルのウォロフ語資料の分析からアフマド・バンバと現地の王権との関係性を論じ、この関係に見出されるアフマド・バンバの思想が、セネガルの北方、サハラ沙漠西部をも包含するより広大な西アフリカ地域の宗教的・知的文脈に位置づけられることを明らかにした。いずれの論文も、「研究の目的」にある「思想・教義に関する比較研究」の一環をなしている。更に、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の共同研究の一環として行った口頭発表「<アフリカ>史叙述について」では、<アフリカ>の一体性や外部との境界性が自明であるのかを問い直すことで、世界の歴史の中に今日のアフリカ大陸各地の歴史を組み込むための、より適切な地域区分の枠組みを模索した。こうした発信に加え、今後の研究の準備段階として、フランス国立図書館所蔵のアラビア語写本のマイクロフィルムを蒐集し、それらの電子化・整理・分析を進めた。
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溶け合うアラビア語詩の形:西アジアから西アフリカへと広がる広域知的連関網
阿拉伯诗歌的融化形式:从西亚延伸到西非的广域知识网络
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[KARIYA, Kota, 苅谷康太, 苅谷康太, 苅谷康太, 苅谷康太]
通讯作者:
苅谷康太
世界宗教百科事典(ムリッド(ムリーディー教団))(井上順孝編)
世界宗教百科全书(穆里德(Muridi Church))(井上喜孝编)
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[KARIYA, Kota, 苅谷康太, 苅谷康太, 苅谷康太, 苅谷康太, 苅谷康太, 苅谷康太(分担執筆)]
通讯作者:
苅谷康太(分担執筆)
The Murid Order and Its 'Doctrine of Work'
穆里德教团及其“工作原则”
DOI:
10.1163/157006612x629041
发表时间:
2012
期刊:
Journal of Religion in Africa
影响因子:
0.4
作者:
[M.Sakamoto, I.Imayoshi, T.Ohtsuka, M.Yamaguchi, K.Mori, R.Kageyama, 坂本雅行, Kota Kariya]
通讯作者:
Kota Kariya
研究ノート「西アフリカのアラビア語詩における韻文化と折句:アフマド・バンパの著作を中心に」
研究报告:“西非阿拉伯诗歌中的韵律文化和俳句:聚焦艾哈迈德·班帕的作品”
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
日本中東学会年報
影响因子:
--
作者:
[KARIYA, Kota, 苅谷康太]
通讯作者:
苅谷康太
<アフリカ>史叙述について
关于《非洲》的历史叙事
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[KARIYA, Kota, 苅谷康太, 苅谷康太]
通讯作者:
苅谷康太
共 9 条
西アフリカのアラビア語・イスラーム資料調査と同資料に基づく宗教的・知的連関の研究
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批准号:08J04138
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.64万
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财政年份:2008
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负责人:苅谷 康太
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依托单位:
海外基金