社会秩序形成の諸原理―秩序・自由・平等・個人はいかに捉えられてきたか
社会秩序形成の諸原理―秩序・自由・平等・個人はいかに捉えられてきたか
批准号:
10J06217
负责人:
高橋 章子
金额:
$0.51万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011
中文摘要
本年度は、博士論文「社会秩序形成の諸原理 秩序・自由・平等・個人はいかに捉えられてきたか」の執筆に集中しました。震災と福島原発事故の影響で3月からしばらくの間落ち着いて研究することができず、当初の予定通りには進めることができなかったものの、後半から立て直して全体の6割程度までは作業を進めることができました。また、博士論文に関連するトピックの一部を投稿論文として執筆し、こちらはほぼ完成しているので来月に投稿する予定です。博士論文の具体的な進行状況としては、論文の主要な部分である、トマス・ホッブズ、ジャン=ジャック・ルソー、アダム・スミス、エミール・デュルケムについて、それぞれの個人概念、自由概念、平等概念、そして秩序形成の捉え方を明らかにし、歴史的背景と関連付けながら比較する作業がほぼ完成しました。特に重要な点は、ルソーの自由と平等を相互規定的に捉える自由概念と、スミスの自律的な秩序のなかでの対等なやり取りを媒介して諸個人が相互に自由な主体となるという自由概念の相違および両者のかじ取りをどうするかという問題が、現在においても重要な意味を持っていることを明確にした点にあります。双方とも人間にとって本質的に重要な価値である平等と自由が、互いに両立しえなくなった19世紀末から20世紀初頭のフランスの状況、つまり所有が一部に集中し経済的格差が高まり人々の不平等観が高まった状況は、ネオリベラリズムが台頭する今日の状況と類似しています。そうした中で、デュルケムは従来とは異なり、ルソーの自由概念とスミスの自由概念の総合を模索したものとして再解釈されるべきであり、本年度はこの作業を完了しました。
英文摘要
本年度は、博士論文「社会秩序形成の諸原理 秩序・自由・平等・個人はいかに捉えられてきたか」の執筆に集中しました。震災と福島原発事故の影響で3月からしばらくの間落ち着いて研究することができず、当初の予定通りには進めることができなかったものの、後半から立て直して全体の6割程度までは作業を進めることができました。また、博士論文に関連するトピックの一部を投稿論文として執筆し、こちらはほぼ完成しているので来月に投稿する予定です。博士論文の具体的な進行状況としては、論文の主要な部分である、トマス・ホッブズ、ジャン=ジャック・ルソー、アダム・スミス、エミール・デュルケムについて、それぞれの個人概念、自由概念、平等概念、そして秩序形成の捉え方を明らかにし、歴史的背景と関連付けながら比較する作業がほぼ完成しました。特に重要な点は、ルソーの自由と平等を相互規定的に捉える自由概念と、スミスの自律的な秩序のなかでの対等なやり取りを媒介して諸個人が相互に自由な主体となるという自由概念の相違および両者のかじ取りをどうするかという問題が、現在においても重要な意味を持っていることを明確にした点にあります。双方とも人間にとって本質的に重要な価値である平等と自由が、互いに両立しえなくなった19世紀末から20世紀初頭のフランスの状況、つまり所有が一部に集中し経済的格差が高まり人々の不平等観が高まった状況は、ネオリベラリズムが台頭する今日の状況と類似しています。そうした中で、デュルケムは従来とは異なり、ルソーの自由概念とスミスの自由概念の総合を模索したものとして再解釈されるべきであり、本年度はこの作業を完了しました。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
社会学における基礎的諸概念、秩序・個人・平等・自由についての考察-G.タルド、E.デュルケム、ル・ボンの比較から
对社会学、秩序、个性、平等和自由等基本概念的思考——G.塔德、E.涂尔干和勒庞的比较
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Daisuke Matsubara, Shin-ya Horiuchi, Kohei Shimono, Tadao Usui, Tadashi Uemura, 下野耕平, 下野耕平, 下野耕平, 下野耕平, 下野耕平, 下野耕平, 下野耕平, 下野耕平, 下野耕平, 下野耕平, Takuro Matsunaga, Takuro Matsunaga, Takuro Matsunaga, 松永拓郎, Takuro Matsunaga, 松永拓郎, Daichi Tamaru, 田丸大知, 田丸大知, 田丸大知, 高橋章子]
通讯作者:
高橋章子
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