「管理社会」におけるドラッグ問題の社会学的研究-私的領域の問題性を軸として-
「管理社会」におけるドラッグ問題の社会学的研究-私的領域の問題性を軸として-
批准号:
10J10247
负责人:
本田 宏治
金额:
$1.22万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2012
中文摘要
平成23年2月に刊行した単著『ドラッグと刑罰なき統制-不可視化する犯罪の社会学』が、日本犯罪社会学会における「第11回日本犯罪社会学会奨励賞」を受賞した。この受賞に先立ち、同学会の機関紙で石塚伸一氏(龍谷大学)による拙著の書評がおこなわれた。拙著では、日本の薬物問題を考えるうえで、1つの犯罪統制に言及している。それが「刑罰なき統制」というものである。しかし、日本の薬物問題を説明するためには、もう1つの統制に触れる必要がある。それが「刑罰を伴う統制」というものである。筆者は、石塚氏の書評を受け、後者の統制にかんするリプライを投稿した。このリプライは、日本犯罪社会学会の機関紙『犯罪社会学研究』の37巻に収められている。日本の薬物問題は、覚せい剤の乱用、依存が中心となっている。とりわけ覚せい剤の依存が深刻とされており、この依存を病気とみなし、刑罰よりも医療を求める研究が多い。しかしリプライでは、逆説的な立場からこの問題について言及した。それは刑罰を中心とした刑事司法こそが、薬物依存という現象をつくりだしているというものである。本研究の重要性は、覚せい剤の依存という現象を社会構造という視点から説明するだけではない。覚せい剤以外の違法薬物と刑事司法とのかかわりを知るうえでも重要といえる。たとえば、シンナーなどの有機溶剤である。有機溶剤は1970~80年代の日本で流行していたが、1990年代に検挙人員が急減した薬物である。この有機溶剤にかんする研究は社会学において取り組まれていない。しかし、今後の研究では、覚せい剤の使用者にたいする刑事的な活動が、有機溶剤などの検挙活動にどのような影響をあたえたのか、取り上げることができる。そのなかで、有機溶剤にかんする社会学的研究を展開することができると考えている。
英文摘要
平成23年2月に刊行した単著『ドラッグと刑罰なき統制-不可視化する犯罪の社会学』が、日本犯罪社会学会における「第11回日本犯罪社会学会奨励賞」を受賞した。この受賞に先立ち、同学会の機関紙で石塚伸一氏(龍谷大学)による拙著の書評がおこなわれた。拙著では、日本の薬物問題を考えるうえで、1つの犯罪統制に言及している。それが「刑罰なき統制」というものである。しかし、日本の薬物問題を説明するためには、もう1つの統制に触れる必要がある。それが「刑罰を伴う統制」というものである。筆者は、石塚氏の書評を受け、後者の統制にかんするリプライを投稿した。このリプライは、日本犯罪社会学会の機関紙『犯罪社会学研究』の37巻に収められている。日本の薬物問題は、覚せい剤の乱用、依存が中心となっている。とりわけ覚せい剤の依存が深刻とされており、この依存を病気とみなし、刑罰よりも医療を求める研究が多い。しかしリプライでは、逆説的な立場からこの問題について言及した。それは刑罰を中心とした刑事司法こそが、薬物依存という現象をつくりだしているというものである。本研究の重要性は、覚せい剤の依存という現象を社会構造という視点から説明するだけではない。覚せい剤以外の違法薬物と刑事司法とのかかわりを知るうえでも重要といえる。たとえば、シンナーなどの有機溶剤である。有機溶剤は1970~80年代の日本で流行していたが、1990年代に検挙人員が急減した薬物である。この有機溶剤にかんする研究は社会学において取り組まれていない。しかし、今後の研究では、覚せい剤の使用者にたいする刑事的な活動が、有機溶剤などの検挙活動にどのような影響をあたえたのか、取り上げることができる。そのなかで、有機溶剤にかんする社会学的研究を展開することができると考えている。
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犯罪と非行をめぐる家族の問い方と社会のひずみ
家庭如何质疑犯罪、违法行为以及社会扭曲
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
青少年問題
影响因子:
--
作者:
[ダランベール(片山千佳子, 安川智子, 関本菜穂子共訳), ダランベール(片山千佳子・安川智子・関本菜穂子共訳), 安川智子, 本田宏治, 本田宏治, 本田宏治]
通讯作者:
本田宏治
著者より,(『ドラッグと刑罰なき統制・不可視化する犯罪の社会学』)
来自作者,(“毒品社会学,不加惩罚的控制,以及隐形的犯罪”)
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
犯罪社会学研究
影响因子:
--
作者:
[ダランベール(片山千佳子, 安川智子, 関本菜穂子共訳), ダランベール(片山千佳子・安川智子・関本菜穂子共訳), 安川智子, 本田宏治]
通讯作者:
本田宏治
日本のドラッグ政策とは何か?-刑罰を伴わない不可視な統制
日本的禁毒政策是怎样的? - 隐形管制,不加惩罚
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
現代思想
影响因子:
--
作者:
[ダランベール(片山千佳子, 安川智子, 関本菜穂子共訳), ダランベール(片山千佳子・安川智子・関本菜穂子共訳), 安川智子, 本田宏治, 本田宏治, 本田宏治, 本田宏治]
通讯作者:
本田宏治
刑務所と社会-犯罪性の創出と循環構造
监狱与社会——犯罪和循环结构的创造
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
日本犯罪社会学会第38回大会報告要旨集2011
影响因子:
--
作者:
[ダランベール(片山千佳子, 安川智子, 関本菜穂子共訳), ダランベール(片山千佳子・安川智子・関本菜穂子共訳), 安川智子, 本田宏治, 本田宏治]
通讯作者:
本田宏治
社会学による薬物乱用防止教育のための試論
运用社会学探讨药物滥用预防教育
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[ダランベール(片山千佳子, 安川智子, 関本菜穂子共訳), ダランベール(片山千佳子・安川智子・関本菜穂子共訳), 安川智子, 本田宏治, 本田宏治, 本田宏治, 本田宏治, 本田宏治, 本田宏治]
通讯作者:
本田宏治
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