ロシア・フォルマリズムと近代のテクノロジー

俄罗斯形式主义与现代技术

基本信息

批准号：
11J07591
负责人：
八木君人
金额：
$ 1.15万
依托单位：
Yamagata University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2011
资助国家：
日本
起止时间：
2011 至 2013
项目状态：
已结题

项目摘要

2013年度は、2012年度末の出張で得た資料の整理・読解をしながら、論文として発表するために準備を進めた。まだ公表するには至っていないが、その論文では、研究目的の一つとして掲げているドイツの美術史学・芸術学とフォルマリズムとの関係を証すための一つのトピックを採り上げている。具体的に述べれば、そこでは、1920年代にペテルブルクのフォルマリストたちが活動拠点としていた芸術史研究所内の言語芸術部門設立に関する議論(そのときに造形芸術学が一つのモデルとして採り上げられている)を、アーカイヴ資料をもとに明らかにしている。一方、今年度の直接経費の全てを出張費に充てることになったが、2013年8月25-29日にモスクワで開催された国際学会「ロシア・フォルマリズム百周年(1913-2013)大会」、そして、9月12-16日にクリミア自治共和国のサキで行われた国際学会という二つの国際学会で、初年度・次年度の研究成果を発表することができた。とりわけ前者は、世界中のロシア・フォルマリズム研究者が集う大きな大会であったこともあり、そこで研究成果を呈示することができたのはきわめて有意義であったといえる。「世界感覚としての映画、あるいはシクロフスキイと内戦」と題したその報告では、本研究課題「ロシア・フォルマリズムと近代のテクノロジー」で行ってきたロシア・フォルマリズム理論への複製技術(映画、写真、フォノグラフ等)の影響を踏まえた上、それを世界感覚の変容の反映として捉え、シクロフスキイの著作を中心に採り上げながら、その影響のもつ意味そのものを時代=歴史(=「近代」という文脈)の中で意義づけた。報告後の質疑応答も活発になされ、また、その責任編集者から『トィニャーノフ論集』へ寄稿するよう提案されたことからも、発表は概ね好評をもって迎えられたと自負している。

2013年，我组织并阅读了2012年底从商务旅行中获得的材料，并准备将其作为论文。尽管尚未公开，但本文介绍了一个主题，以证明德国艺术史与艺术科学之间的关系，这是其研究目的之一和形式主义。具体而言，关于艺术史研究所内语言和艺术部门的建立的讨论，彼得斯堡的形式主义者是1920年代的运营基础（艺术科学在当时用作模型），基于档案材料。同时，今年的所有直接支出均已分配给旅行费用，明年和明年的研究结果在两次国际会议上介绍了国际会议“俄罗斯一百周年纪念日（1913-2013）会议（1913-2013）会议，2013年8月25日至29日，2013年8月25日至29日在萨基（Saki）举行了9月12日至16年12月12日在俄罗斯的国际社会举行。可以说，能够在他的报告中提出研究结果是非常有意义的。专注于Cyclovsky的作品，并在时代=历史（“现代性”的背景）中产生了其影响力的含义。报告后也举行了问题和答案，负责的编辑提出，将演讲介绍为“ Tynyanov论文”，因此我们为演讲受到好评而感到自豪。

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

「生きた言葉」を巡って:生きた言葉研究所とその「生きた言葉」の観念

关于“活字”：活字研究所及其“活字”概念

DOI：
发表时间：
2013
期刊：
ロシア文化研究
影响因子：
0
作者：
T.Suzuki;H.Hayashi;H.Kurita;K.Takashima;A.Mizuno;Наото Я.;Наото Я.;八木君人
通讯作者：
八木君人

Расчленять и артикулировать : кинотехнология как модель мышления ОПОЯЗа.

Расчленять 和 артикулировать : кинотехнология как модель мышления ОПОЯЗа.

DOI：
发表时间：
2013
期刊：
Вестнин Крымских литературных чтений. Выпуск 9. Часть II.
影响因子：
0
作者：
T.Suzuki;H.Hayashi;H.Kurita;K.Takashima;A.Mizuno;Наото Я.
通讯作者：
Наото Я.

Кино как мироощущение, или В. Шкловский и гражданская война.

Кино как мироощущение, или В. Шкловский 和 гражданская война.

DOI：
发表时间：
期刊：
Тыняновский сборник. Выпуск 14.
影响因子：
0
作者：
T.Suzuki;H.Hayashi;H.Kurita;K.Takashima;A.Mizuno;Наото Я.;Наото Я.;八木君人;八木君人;Наото Я.
通讯作者：
Наото Я.

Кино как мироощущение, или В. Шкловский и гражданская война (тезис доклада).

Кино как мироощущение, или В.