植物遺存体分析からみたトランスコーカサス最初期の農耕とその定着プロセス
植物遺存体分析からみたトランスコーカサス最初期の農耕とその定着プロセス
批准号:
14J08309
负责人:
赤司 千恵
金额:
$3.16万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2014
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2014-04-25 至 2017-03-31
中文摘要
これまでアゼルバイジャンでは、農耕導入以降の新石器遺跡は数多く調査されており、農耕開始直後の様相と、農耕が定着して地域色をもつ生業に定着する過程については、昨年度までに得られた資料から明らかにすることができた。今年度は、これまで知られていなかった農耕以前・過渡期にあたるダムジリ遺跡で、植物遺体のサンプリングを行った。ダムジリ遺跡の中石器時代と思われる層では、これまで選別作業を行ったサンプルからは栽培植物は見つかっておらず、農耕開始以前の様相を示すと考えられる。これにより、ダムジリ遺跡と、昨年度まで調査してきた新石器時代初期のハッジ・エラムハンル・テペ遺跡、新石器時代後期のギョイテペ遺跡の資料とをあわせると、アゼルバイジャンへ農耕が導入され定着していく過程を復元するのに好適な資料がそろったことになる。研究の成果の一部は、4月にウィーン行われた国際近東考古学会(ICAANE)で、アゼルバイジャン新石器時代の初期から後期にかけての栽培植物の変遷、そして動物遺存体や土器、石器などの人工遺物の変化と合わせた農耕生活の定着過程について発表した。7月にパリで行われた国際植物考古学会(IWGP)では、ハッジ・エラムハンル・テペ出土の資料を中心に報告を行った。起源地がはっきりしていない6倍体コムギがハッジ・エラムハンル・テペ遺跡から出土していることを報告し、アゼルバイジャン西部へ農耕が導入されたルートについて論じた。南コーカサスでの発掘調査は近年活発になってきており、イランのアゼルバイジャン州やナヒチェバン地域にかんする発表、またアゼルバイジャン銅石器時代の植物遺存体についての発表もあり、海外の研究者との具体的な議論を行うことができた。
英文摘要
これまでアゼルバイジャンでは、農耕導入以降の新石器遺跡は数多く調査されており、農耕開始直後の様相と、農耕が定着して地域色をもつ生業に定着する過程については、昨年度までに得られた資料から明らかにすることができた。今年度は、これまで知られていなかった農耕以前・過渡期にあたるダムジリ遺跡で、植物遺体のサンプリングを行った。ダムジリ遺跡の中石器時代と思われる層では、これまで選別作業を行ったサンプルからは栽培植物は見つかっておらず、農耕開始以前の様相を示すと考えられる。これにより、ダムジリ遺跡と、昨年度まで調査してきた新石器時代初期のハッジ・エラムハンル・テペ遺跡、新石器時代後期のギョイテペ遺跡の資料とをあわせると、アゼルバイジャンへ農耕が導入され定着していく過程を復元するのに好適な資料がそろったことになる。研究の成果の一部は、4月にウィーン行われた国際近東考古学会(ICAANE)で、アゼルバイジャン新石器時代の初期から後期にかけての栽培植物の変遷、そして動物遺存体や土器、石器などの人工遺物の変化と合わせた農耕生活の定着過程について発表した。7月にパリで行われた国際植物考古学会(IWGP)では、ハッジ・エラムハンル・テペ出土の資料を中心に報告を行った。起源地がはっきりしていない6倍体コムギがハッジ・エラムハンル・テペ遺跡から出土していることを報告し、アゼルバイジャン西部へ農耕が導入されたルートについて論じた。南コーカサスでの発掘調査は近年活発になってきており、イランのアゼルバイジャン州やナヒチェバン地域にかんする発表、またアゼルバイジャン銅石器時代の植物遺存体についての発表もあり、海外の研究者との具体的な議論を行うことができた。
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北ユーラシアの旧人・新人交替劇―第3次ウズベキスタン旧石器遺跡調査(2015年)
欧亚大陆北部新旧人的交替——乌兹别克斯坦第三次旧石器时代遗址调查(2015)
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
考古学が語る古代オリエント:第23回西アジア発掘報告会報告集
影响因子:
--
作者:
[長垣良和, 中條萌絵子, 樽本雄介, 八尾良司, 石川冬木, 下釜和也・ファルハド・キリエフ・門脇誠二・仲田大人・赤司千恵・新井才二・西秋良宏, 粟飯原友,三木直子,小笠真由美, 西秋良宏・オタベク・アリプジャノフ・アリシャル・ラジャボフ・バフテョル・セイフライエフ・仲田大人・赤司千恵・新井才二]
通讯作者:
西秋良宏・オタベク・アリプジャノフ・アリシャル・ラジャボフ・バフテョル・セイフライエフ・仲田大人・赤司千恵・新井才二
アク・ベシム遺跡(キルギス共和国)の出土植物遺存体
从 Ak Beshim 遗址出土的植物遗骸(吉尔吉斯共和国)
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Ishizuka M., Mizuno H., Kotani Y., Kansha Y., Tsutsumi A., 赤司千恵・山内和也]
通讯作者:
赤司千恵・山内和也
植物考古学からみた古代のお酒
从植物考古学中看到的古代酒精饮料
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[橋本緑, 白木原美紀, 白木原国雄, 赤司千恵]
通讯作者:
赤司千恵
Fuel Choices in Ethnography and Archaeobotany
民族志和考古植物学的燃料选择
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
Al Rafidan
影响因子:
--
作者:
[Akashi, C.]
通讯作者:
C.
シリア鉄器時代の出土植物:炭化したブドウ果実
叙利亚铁器时代出土的植物:碳化葡萄浆果
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Mizuno, H., Kansha, Y., Ishizuka, M., Tsutsumi, A., 赤司千恵・石田恵子・下釜和也]
通讯作者:
赤司千恵・石田恵子・下釜和也
共 20 条
南コーカサス新石器時代における農耕の現地化プロセスの解明
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批准号:24K04353
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.5万
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财政年份:2024
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负责人:赤司 千恵
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依托单位:
植物遺存体分析からみたトランスコーカサスにおける農耕導入と定着のプロセス
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批准号:25870818
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.33万
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财政年份:2013
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负责人:赤司 千恵
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依托单位:
シリアにおける植物利用史 歴史時代の植物考古学
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批准号:08J06286
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.96万
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财政年份:2008
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负责人:赤司 千恵
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依托单位:
海外基金