ハプスブルク君主国時代トリエステにおける言語とネーション
ハプスブルク君主国時代トリエステにおける言語とネーション
批准号:
15J04850
负责人:
根本 峻瑠
金额:
$1.47万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2015
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2015-04-24 至 2017-03-31
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英文摘要
本年度は昨年度の研究の進展を承け、帝政末期トリエステにあってドイツ語を主要教授語とするトリエステ国立ギムナジウムにおける生徒の多言語性/多民族性と、ドイツ語・イタリア語・スロヴェニア語の言語教育に焦点を当てて研究を進めた。19世紀末から20世紀後半にかけて、ドイツ系住民はハプスブルク君主国全体では多数派だった一方、トリエステでは人口の6%に過ぎず(イタリア系60-70%、スロヴェニア系20-30%)、その点で独自の性格を持つこのギムナジウムの考察は、多言語社会トリエステの研究に新たな視覚をもたらすものである。生徒の背景、言語教育内容、そして生徒の言語科目選択の内実・変遷を考慮すると、第一回から第四回全国国勢調査(1880年-1910年)にかけてのトリエステ国立ギムナジウムではドイツ語優位、ドイツ語母語話者優位こそ揺らがなかったものの、イタリア語とスロヴェニア語についても充実した教育が提供され、多種多様な背景を持つ生徒たちの多くが複言語状態にあったことが浮かび上がってきた。また同校が担っていたトリエステにおけるスロヴェニア系住民の子弟の受け皿としての側面は特筆すべきものである。「コスモポリタン的都市トリエステ」の理想的な具現ではなくとも、それはハプスブルク君主国の国家基本法第19条の理念に適うものとして評価できるものであった。なお学校関係史料・新聞史料入手のため、昨年に引き続き、トリエステのトリエステ国立文書館、トリエステ市立オルティス図書館、トリエステ市立歴史・芸術博物館図書館で史料調査を行い、多数の史料を入手できた。本年度は研究の一部が論文「20世紀初頭トリエステにおける言語的多元性と国立ギムナジウム」(『神戸大学史学年報』第31号、1-26頁、2016年)で掲載された。またここまでの研究成果を総合し、29年度中に学位論文として公表する。
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20世紀初頭トリエステにおける言語的多元性と国立ギムナジウム
语言多元化与 20 世纪初的里雅斯特国家体育馆
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
神戸大学史学年報
影响因子:
--
作者:
[T. Nomura, Y. Kohama, Y. H. Matsuda, K. Kindo, T. C. Kobayashi, 根本峻瑠]
通讯作者:
根本峻瑠
「オーストリア=ハンガリー帝国期トリエステの言語的多様性と国立ギムナジウム―20 世紀初頭を中心に―」
“奥匈帝国时期的语言多样性和里雅斯特国家体育馆 - 聚焦 20 世纪初”
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[根本峻瑠]
通讯作者:
根本峻瑠
「ハプスブルク期トリエステのギムナジウム―言語的多様性と国立ギムナジウム―」
“哈布斯堡王朝时期的里雅斯特体育馆:语言多样性和国家体育馆”
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[T. Nomura, Y. H. Matsuda, S. Takeyama, A. Matsuo, K. Kindo, T. C. Kobayashi, 根本峻瑠]
通讯作者:
根本峻瑠
1910年の多言語教育--オーストリア=ハンガリー帝国トリエステ国立ギムナジウムを事例に
1910年的多语言教育:以奥匈帝国的里雅斯特国家体育馆为例
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[A. Ikeda, T. Nomura, Y. H. Matsuda, A. Matsuo, K. Kindo, K. Sato, 根本峻瑠]
通讯作者:
根本峻瑠
「ハプスブルク期トリエステのドイツ・ギムナジウム:海港都市トリエステにおけるギムナジウムと言語的・民族的共存 」
“哈布斯堡王朝时期德国的里雅斯特体育馆:海港城市的里雅斯特的体育馆与语言和民族共存”
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[T. Nomura, Y. H. Matsuda, S. Takeyama, T. C. Kobayashi, 根本峻瑠]
通讯作者:
根本峻瑠
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