课题基金 / 基金详情

戦後日本における文学リテラシーと論争の史的考察

戦後日本における文学リテラシーと論争の史的考察
战后日本文学素养与争议的历史研究
批准号:
16J11352
负责人:
木村 政樹
金额:
$1.33万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016-04-22 至 2019-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
今年度は、採用第1、2年度目からの継続した課題として、文芸ジャーナリズム、文学研究・批評、文学運動についての調査を進めつつ、戦後日本の文学と思想をめぐる知的環境を、これまでの研究成果と接続しつつ捉えようと試みた。従来、『近代文学』派の文芸評論家が戦後に書いたテクストは、批判すべき先行言説としての位置を与えられることが多かった。それに対し、リテラシー形成という観点から考察することで、戦前期の言説との関係も含めた思想変容のあり方を考察することを目指した。その成果の一端は、中国の広東外語外貿大学で行なった口頭発表、「戦後日本の文学批評の再評価」において提示した。同発表では、丸山真男らの戦後思想と、戦後文学の知を「民主主義」という概念を通して問題化した。そのうえで、戦後に書かれた文学史的言説について、遺産継承と「近代」認識の観点から再評価できることを示した。また、『有島武郎研究』第22号に掲載が確定している、拙稿「有島武郎の後期評論に関する一考察――アナ・ボル提携という状況――」では、有島武郎をアナ・ボル提携の運動史的な文脈のなかで位置づけることを試みた。同論考では、戦後に平野謙が「政治と文学」論争において有島を評価した枠組みについても批判的に検討した。なお、1960年代の文学・思想に関しては、また異なるアプローチも必要となった。将棋と文学シンポジウムで発表した、「党勢・文化・将棋――1960年代における『アカハタ』『赤旗』の将棋関連記事――」では、日本共産党の党勢拡大を「将棋」という観点から考察することで、政治と文化の関係を新しい角度から照らし出すことを試みた。これによって、第二次「政治と文学」論争における奥野健男の問題設定を、従来とは異なる観点から把握することができた。
英文摘要
今年度は、採用第1、2年度目からの継続した課題として、文芸ジャーナリズム、文学研究・批評、文学運動についての調査を進めつつ、戦後日本の文学と思想をめぐる知的環境を、これまでの研究成果と接続しつつ捉えようと試みた。従来、『近代文学』派の文芸評論家が戦後に書いたテクストは、批判すべき先行言説としての位置を与えられることが多かった。それに対し、リテラシー形成という観点から考察することで、戦前期の言説との関係も含めた思想変容のあり方を考察することを目指した。その成果の一端は、中国の広東外語外貿大学で行なった口頭発表、「戦後日本の文学批評の再評価」において提示した。同発表では、丸山真男らの戦後思想と、戦後文学の知を「民主主義」という概念を通して問題化した。そのうえで、戦後に書かれた文学史的言説について、遺産継承と「近代」認識の観点から再評価できることを示した。また、『有島武郎研究』第22号に掲載が確定している、拙稿「有島武郎の後期評論に関する一考察――アナ・ボル提携という状況――」では、有島武郎をアナ・ボル提携の運動史的な文脈のなかで位置づけることを試みた。同論考では、戦後に平野謙が「政治と文学」論争において有島を評価した枠組みについても批判的に検討した。なお、1960年代の文学・思想に関しては、また異なるアプローチも必要となった。将棋と文学シンポジウムで発表した、「党勢・文化・将棋――1960年代における『アカハタ』『赤旗』の将棋関連記事――」では、日本共産党の党勢拡大を「将棋」という観点から考察することで、政治と文化の関係を新しい角度から照らし出すことを試みた。これによって、第二次「政治と文学」論争における奥野健男の問題設定を、従来とは異なる観点から把握することができた。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
「後退」する文学史――本多秋五のプロレタリア文学史観――
“回归”中的文学史:本田守护吾的无产阶级文学史观
DOI: --
发表时间: 2018
期刊: 言語情報科学
影响因子: --
作者: [木村政樹, 木村政樹, 木村政樹]
通讯作者: 木村政樹
平出修における「知識階級」としての読者――ロシア文学と大逆事件
《平出修:俄罗斯文学与大叛国事件》中“知识阶层”的读者
DOI: --
发表时间: 2017
期刊: 初期社会主義研究
影响因子: --
作者: [木村政樹, 木村政樹, 木村政樹, 木村政樹, 木村政樹]
通讯作者: 木村政樹
「知識階級」問題とアナキズム――有島武郎「宣言一つ」の前後――
“知识分子阶级”问题与无政府主义:有岛武夫“一个宣言”前后
DOI: --
发表时间: 2018
期刊:
影响因子: --
作者: [木村政樹, 木村政樹, 木村政樹, 木村政樹, 木村政樹, 木村政樹, 木村政樹]
通讯作者: 木村政樹
一九三五年における中村光夫の文学史観――社会認識と文学論をめぐって――
中村光雄1935年的文学史观:关于社会认同与文学理论
DOI: --
发表时间: 2018
期刊: 昭和文学研究
影响因子: --
作者: [木村政樹, 木村政樹]
通讯作者: 木村政樹
共 13 条
    1950-60年代日本の「文学と革命」をめぐる批評言説の変容と展開
    • 批准号:
      21K12922
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
    • 资助金额:
      $1.25万
    • 财政年份:
      2021
    • 负责人:
      木村 政樹
    • 依托单位:
    近代日本の知識人論と文学史の歴史的展開
    • 批准号:
      12J08983
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for JSPS Fellows
    • 资助金额:
      $0.64万
    • 财政年份:
      2012
    • 负责人:
      木村 政樹
    • 依托单位:
    海外基金