ロマン派期英文学における叙事詩の様態-スコットとホッグの詩作品を通して
ロマン派期英文学における叙事詩の様態-スコットとホッグの詩作品を通して
批准号:
17K02498
负责人:
吉野 由起
金额:
$1.0万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2017
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2017-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
本年度は下記の作業を並行して進めた。(1)ウォルター・スコットによる物語詩Marmionと初期の歴史小説Waverleyにみられる叙事詩性について、特に叙事詩における「自然」の表象方法・用法に焦点を当てて読解分析を進めた。この過程で、両作品と興味深い対象をなす物語詩The Lay of the Last Minstrelと歴史小説Ivanhoeの再読を、前者は「風景」、後者は「森」の表象に注目しつつ進めた。結果の一端を2022年12月に刊行された共著書に収録された章にまとめた。また、2023年5月開催予定のシンポジウムでも発表する予定である。(2)ジェイムズ・ホッグの初期の作品の軌跡と叙事詩創作への展開の考察を進め、初期の田園詩集 Scottish Pastoralsを分析し、同作品集を理解する上で、看過することのできないロバート・バーンズの田園詩の意義を再確認したため、これについても検証を進めた。結果は2023年中に刊行予定の共著書に収録予定で、既に第一稿の入稿を完了している。(3)イギリス・ロマン期文学・芸術運動におけるジャンル意識や叙事詩という形式・修辞法の意義を再考する作業の足掛かりとして、叙事詩一般およびスコットおよびホッグと叙事詩の関連に関する文献資料の収集と調査を継続した。その結果、特に叙事詩の創作に着手する前の手続きとして西洋古典の伝統上位置付けられてきた牧詩・田園詩の重要性についての再評価が必要であるとの結論に至り、ロマン派期ではどのように再創造されたのか、ロバート・バーンズによる田園詩およびこれに関する先行研究の読解分析を進めた。この結果の一端も2023年中に刊行予定の共著書収録の章および2023年5月開催予定のシンポジウム(企画・司会も担当予定)で発表する予定である。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
「アンジェラ・カーター『夜ごとのサーカス』(1984)-フェアリー・テイル言説の再話」
“安吉拉·卡特的《夜间马戏团》(1984)——童话故事的重述”
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
高橋和久・丹治愛編『二〇世紀「英国」小説の展開』
影响因子:
--
作者:
[廣田篤彦, Atsuhiko Hirota, 廣田篤彦, Atsuhiko Hirota, 吉野 由起]
通讯作者:
吉野 由起
自然・風土・環境の英文学(担当:第4章(pp.67-81)「ロマン派期スコットランドの文学と自然――ロバート・バーンズ、ウォルター・スコット、ジェイムズ・ホッグ」)
关于自然、景观和环境的英国文学(人物:第 4 章(第 67-81 页)“浪漫主义时期苏格兰的文学与自然:罗伯特·伯恩斯、沃尔特·斯科特和詹姆斯·霍格”)
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[廣田篤彦, Atsuhiko Hirota, 廣田篤彦, Atsuhiko Hirota, 吉野 由起, 富士川義之編]
通讯作者:
富士川義之編
イギリス・ロマン派詩の展開と自然表象―バーンズ・スコット・ホッグをとおして
-
批准号:24K03757
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$1.08万
-
财政年份:2024
-
负责人:吉野 由起
-
依托单位:
海外基金