第二言語学習者と母語話者の単語認知の差異は言語接触量によって説明できるのか
第二言語学習者と母語話者の単語認知の差異は言語接触量によって説明できるのか
批准号:
18K00780
负责人:
石田 知美
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
本研究は、英語母語話者と第二言語学習者の言語的特徴の差異が言語接触量に起因するか否かを検証しており、言語接触量を語彙サイズで数値化した。本年度は、次年度に引き続き視線計測実験と語彙性判断課題実験を行った。コロナ禍で留学を控えていた英語母語話者もやっと留学してくるようになり、徐々に実験参加者を増やすことができた。さらに、母語の影響を見るため、ドイツ人英語学習者も実験参加者に加えて、実験を実施した。実験当初は、語彙レベルでの言語的特徴の差異を取り上げていたが、それを発展させて定型表現にまで実験対象を増やした。以下に、本研究で実施した3実験を示す。①言語的特徴として頻度と語長を対象に、英語母語話者と日本人英語学習者の比較をアイトラッキング実験で調査した。その結果、頻度効果も語長効果も学習者の方がより強い影響を受けることが明らかになった。②言語的特徴として頻度を取り上げ、英語母語話者、日本人英語学習者およびドイツ人英語学習者を対象に、語彙性判断課題を実施した。現在、英語母語話者と日本人英語学習者の比較分析しか行っていないが、アイトラッキング実験同様、日本人英語学習者の方が頻度効果の影響を受けることが分かった。さらに、語彙サイズだけでは、この差異を説明できないことが明らかになった。③言語的特徴として連語表現を対象に、英語母語話者、日本人英語学習者およびドイツ人英語学習者に、語彙性判断課題を実施した。その結果、日本人もドイツ人の実験協力者も母語話者より連語表現の頻度に影響を受けることが分かった。さらに、語彙サイズ以外の要因も起因する可能性が明らかになった。今後は、語彙サイズの指標として採用したテスト(LexTALE)の妥当性や他の要因(例 親密度)などを加えて検証する必要性が指摘された。
英文摘要
本研究は、英語母語話者と第二言語学習者の言語的特徴の差異が言語接触量に起因するか否かを検証しており、言語接触量を語彙サイズで数値化した。本年度は、次年度に引き続き視線計測実験と語彙性判断課題実験を行った。コロナ禍で留学を控えていた英語母語話者もやっと留学してくるようになり、徐々に実験参加者を増やすことができた。さらに、母語の影響を見るため、ドイツ人英語学習者も実験参加者に加えて、実験を実施した。実験当初は、語彙レベルでの言語的特徴の差異を取り上げていたが、それを発展させて定型表現にまで実験対象を増やした。以下に、本研究で実施した3実験を示す。①言語的特徴として頻度と語長を対象に、英語母語話者と日本人英語学習者の比較をアイトラッキング実験で調査した。その結果、頻度効果も語長効果も学習者の方がより強い影響を受けることが明らかになった。②言語的特徴として頻度を取り上げ、英語母語話者、日本人英語学習者およびドイツ人英語学習者を対象に、語彙性判断課題を実施した。現在、英語母語話者と日本人英語学習者の比較分析しか行っていないが、アイトラッキング実験同様、日本人英語学習者の方が頻度効果の影響を受けることが分かった。さらに、語彙サイズだけでは、この差異を説明できないことが明らかになった。③言語的特徴として連語表現を対象に、英語母語話者、日本人英語学習者およびドイツ人英語学習者に、語彙性判断課題を実施した。その結果、日本人もドイツ人の実験協力者も母語話者より連語表現の頻度に影響を受けることが分かった。さらに、語彙サイズ以外の要因も起因する可能性が明らかになった。今後は、語彙サイズの指標として採用したテスト(LexTALE)の妥当性や他の要因(例 親密度)などを加えて検証する必要性が指摘された。
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Do Non-native Speakers Display Greater Phrase Frequency Effects Than Native Speakers?
非母语人士是否比母语人士表现出更大的短语频率效应?
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Tomomi Ishida, Mayumi Kajiura, Tomomi Ishida]
通讯作者:
Tomomi Ishida
Differences in Word Frequency and Length Effects on L2 and L1 Speakers’ Eye Movements
词频和长度差异对 L2 和 L1 说话者眼动的影响
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Tomomi Ishida, Mayumi Kajiura]
通讯作者:
Mayumi Kajiura
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Remi Murao, Shunsuke Tanemura, Junko Ishikawa, Akiko Honda, Tadashi Noro, Hiroshi Shirono, Tsunehisa Isaji, Risa Yoshikawa, Tomomi Ishida]
通讯作者:
Tomomi Ishida
Differences in Word Frequency and Length Effects on L2 and L1 Speakers' Eye Movements
词频和长度差异对 L2 和 L1 说话者眼动的影响
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
日本福祉大学全学教育センター紀要
影响因子:
--
作者:
[Tomomi Ishida, Mayumi Kajiura]
通讯作者:
Mayumi Kajiura
日本人英語学習者と英語母語話者の単語頻度効果比較
日本英语学习者与英语母语者的词频效应比较
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
日本福祉大学全学教育センター紀要
影响因子:
--
作者:
[Tomomi Ishida, Mayumi Kajiura, 石田知美]
通讯作者:
石田知美
共 6 条
第二言語における統語情報の予測処理に関する基礎的研究:視線逆行運動に焦点を置いて
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批准号:21K00799
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2021
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负责人:石田 知美
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依托单位:
海外基金