音の長さを子音に与える楽譜の有効性の検証ー誰でも歌えるドイツ語を目指して
音の長さを子音に与える楽譜の有効性の検証ー誰でも歌えるドイツ語を目指して
批准号:
22K00220
负责人:
深瀬 廉
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
F.シューベルトのドイツ語歌曲における子音(有声・無声)の、D.Fischer-DieskauとP.Schreierの過去の演奏音源での音価の長さを調査した。当初は他の作曲家、またより多くの演奏家の演奏を調査する計画であったが、予定していた研究手法では調査時間を多く要したため、演奏家と作曲家を限定し調査した。旋律ごとの開始音に付随する子音は音価差が少ないことから、平均値が理想値となり得るが、他の箇所の子音に関しては、平均値を取ったとしても理想値にはなり得ないことが判明した。理由として、演奏速度ごとに頻出する音価の差が大きいことと、母音の音価に子音の音価も左右されることが推察される。二重子音、三重子音における有声子音に一定の音価が与えられていることが多いものの、音価のばらつきが大きいため、どのように理想値を算出するべきかが今後の課題である。開始音での子音の平均値を利用した演奏実践を研究者自ら行なった。子音に音価を与えることで客観的な視点で冷静に演奏することができることが確認された。今後は、先述の通り、調査時間の短縮のために別手法を確立することが急務である。ピアノ伴奏が付随しているが、視覚的に判断することが可能な波形を用いて調査することを今後検討する。最終年度の実証実験に使用する楽曲を調査対象として、各演奏家ごとの演奏における音価の長さを再調査し、各楽曲における子音の理想的な音価を調査する。
英文摘要
F.シューベルトのドイツ語歌曲における子音(有声・無声)の、D.Fischer-DieskauとP.Schreierの過去の演奏音源での音価の長さを調査した。当初は他の作曲家、またより多くの演奏家の演奏を調査する計画であったが、予定していた研究手法では調査時間を多く要したため、演奏家と作曲家を限定し調査した。旋律ごとの開始音に付随する子音は音価差が少ないことから、平均値が理想値となり得るが、他の箇所の子音に関しては、平均値を取ったとしても理想値にはなり得ないことが判明した。理由として、演奏速度ごとに頻出する音価の差が大きいことと、母音の音価に子音の音価も左右されることが推察される。二重子音、三重子音における有声子音に一定の音価が与えられていることが多いものの、音価のばらつきが大きいため、どのように理想値を算出するべきかが今後の課題である。開始音での子音の平均値を利用した演奏実践を研究者自ら行なった。子音に音価を与えることで客観的な視点で冷静に演奏することができることが確認された。今後は、先述の通り、調査時間の短縮のために別手法を確立することが急務である。ピアノ伴奏が付随しているが、視覚的に判断することが可能な波形を用いて調査することを今後検討する。最終年度の実証実験に使用する楽曲を調査対象として、各演奏家ごとの演奏における音価の長さを再調査し、各楽曲における子音の理想的な音価を調査する。
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