日本語と朝鮮語の文法体系における名詞化の位置づけに関する対照言語学的研究

日韩语语法体系中名词化地位的比较语言学研究

• 批准号: 22K00531
• 负责人: 塚本 秀樹
• 金额: $ 2.08万
• 依托单位: Ehime University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K00531/
• 关键词: 日本語; 朝鮮語／韓国語; 動詞; 名詞; 対照言語学; 複合格助詞; 名詞修飾節; 人称詞; 名詞化; 文法体系

研究代表者の塚本は，次のことを明らかにした。日本語における複合格助詞は，動詞が用いられたものと，名詞が用いられたものに二大別できる。先に採択された研究課題では，前者の，日本語における動詞が用いられた複合格助詞で，単一格助詞「に」及び「を」を伴うもののうち，これまでまだ取り上げていなかった「～につけて」「～に伴って」や「～をおいて」「～をめぐって」などと，それに対応する朝鮮語の表現について対照言語学からのアプローチで考察を行った。本年度は，先に採択された研究課題に引き続き，これまでまだ探究していなかった，後者の日本語における名詞が用いられた複合格助詞に焦点を当て，「～のおかげで」「～のくせに」「～のせいで」「～のために」「～のついでに」などと，それに対応する朝鮮語の表現に関する考察に着手した。名詞が用いられた複合格助詞については，朝鮮語よりも日本語の方が種類も多く，活用されていることが明らかになりつつある。また，こういったことは，日本語は名詞中心的な表現をとるのに対して，朝鮮語は動詞／形容詞中心的な表現をとる，といった，他の現象について考察することで明らかにされている様態と一致するものである。研究分担者の堀江は，次のことを明らかにした。日本語と朝鮮語における名詞修飾節のうち，寺村秀夫氏が「相対補充」タイプと名付けた「隣」「翌日」「結果」のような「相対名詞」を主要部とする名詞修飾節を対象として，語用論的推論が構文の意味解釈にどのような役割を果たしているかについて考察した。その結果，相対名詞修飾節構文において語用論的推論が果たす役割は朝鮮語よりも日本語の方が広範囲であることを明らかにした。また，日本語と朝鮮語における名詞構造の中で「指示詞」と「人称詞」に着目し，日本語は，朝鮮語に比べて，話し手と聞き手の両者の共同注意が関与する間主観的な用法がより発達していることを明らかにした。

The representative of the study, Notsuka Moto, is the second to be published. Japanese compound case auxiliary word, verb, noun The first research topic is to examine the former, Japanese verbs used in the middle of the compound case auxiliary words, single case auxiliary words "" and "" accompanied by all kinds of words, which are selected from the upper part of the verb,"~","~" and "~", and the performance of the original verb. This year, we started with the introduction of research topics, which were explored in Japanese, with the latter noun used in Chinese compound case auxiliary words focused on,"~"~""~""~","","",""," Nouns are used in the compound case particle, the original Japanese side, the use of In Japanese, the expression of noun center is opposite to that of verb/adjective center, and other phenomena are examined. The study of the contribution of Horie, the second time, the next time. Japanese noun modifier section, Teramura Hideo's "opposite complement","neighbor","next day","result","opposite noun","main part", noun modifier section,"opposite", pragmatic inference, meaning interpretation,"service cut","result","investigation". As a result, the noun modifier structure is used to infer the effect of the Japanese language. In Japanese, the noun structure of the word "indicator" and "personal word" is pointed out, and in Japanese, the noun structure of the word "indicator" and "personal word" is pointed out, and in Japanese, the noun structure of the word "indicator" and "personal word" is pointed out.

项目成果

日韓語の「縮約節」における推意の潜在と顕在化－目的関係と可能関係を表すタイプを中心に－

日韩语“契约条款”推理的潜力和表现——以目的关系和可能性关系的表达类型为中心——

• 发表时间: 2022
• 期刊: 日本認知言語学会論文集
• 作者: YOSHIKAWA;Saeko;松前もゆる;中村唯史;橋本知子;井上健;武田利勝;李載賢・堀江薫
• 通讯作者: 李載賢・堀江薫

Where Grammar and Pragmatics Meet: Relational Noun Modifying Clause Constructions in Japanese, Korean, Mandarin Chinese, and Armenian

语法和语用学的交汇点：日语、韩语、汉语普通话和亚美尼亚语的关系名词修饰从句结构

• 发表时间: 2023
• 作者: Horie;Kaoru
• 通讯作者: Kaoru