小田幾五郎著「講話」の諸本対照研究
小田幾五郎著「講話」の諸本対照研究
批准号:
22K00543
负责人:
許 秀美
金额:
$1.08万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
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英文摘要
本研究の代表者は、小田幾五郎著「講話」の諸本対照研究をおこなうにあたり、小田幾五郎が書き残した朝鮮語学書の収集に努めている。2022年度には、小田幾五郎著「聞書」を入手し、苗代川に伝わる朝鮮語学書「漂民対話」との比較対照をおこなった。「聞書」は、「大浦望人司所蔵 小田幾五郎関連資料目録」にのみ登場する小田幾五郎が作成した辞書の類とおもわれる写本であり、現在長崎県鍵屋歴史館が所蔵している。このたび館のご厚意に預かり資料閲覧の機会を得たことで、初めて学界に紹介することが可能になった。「聞書」は、その名が示すように、直接または間接に人から聞いたものを書き記したり、小田幾五郎自身が気になったものをその都度、書きとめていたもののようにみえる。「聞書」におさめられた語彙は多岐にわたっている上に、ある程度関連語彙がまとめられているのをみれば辞書の下書きのようなものであるとおもわれる。ここに書きとめられたものがのちに一冊の辞書のようにまとめられたのかについては、現段階で判断することはできない。しかしながら、「聞書」と苗代川に伝わる朝鮮語学書「漂民対話」を比較対照したところ、「漂民対話」の中に「聞書」に依拠したおもわれるところが多数みられることから、「聞書」が辞書のような「種本」的役割をしたことは明らかである。本研究では、新資料「聞書」を俯瞰すると共に、苗代川に伝わる朝鮮語学書「漂民対話」を取り上げ、その成立背景について考察をおこなった。
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