フランス帝国の構造実態に関する研究：東アジアにおける人的ネットワークをめぐって

法兰西帝国的结构现实研究：关于东亚的人际关系网络

• 批准号: 22K00842
• 负责人: 岡田 友和
• 金额: $ 2.41万
• 依托单位: Osaka University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K00842/
• 关键词: フランス帝国; フランス植民地; フランス人外交官; 仏領インドシナ; シャムの外国人顧問官; 帝国の人的ネットワーク; 人的ネットワーク; フランス外務省; フランス植民地省; インドシナ

本研究は、19世紀後半～20世紀前半の東アジア（インドシナ―日本―シャム（タイ））をめぐるフランス帝国の人的ネットワークに焦点を当て、そこからフランス帝国の構造実態と歴史的意義を明らかにするものである。令和4年度は、各系ごとに多種多様なアクター調査・分類する計画であった。計3回の研究会と1回の海外史料調査を行なった。岡田（代表）と岡本（分担）は、フランスの海外文書館および外務省文書館において、①外務省系、②植民地省系、③植民政府系（主に仏領インドシナ）の複数の官僚の個人データについて史料の調査・収集を行なった。19世紀末後半～20世紀前半にかけてフランスの本国と東アジアを政治的、行政的、経済的に繋げた重要なアクターを見出した。特に岡本は、制度化と専門職化が推し進められた19世紀フランスの官僚制度において、外交官の性質変化を解明し、幕末期の日本に赴任したフランス人外交官が、その性質変化にどのように位置づけられたのかを解明した。ここで得られた研究成果は、「近代フランス外交官制度における幕末期日本―幕末期の日本に赴任したフランス人外交官の背景をめぐって―」として、『神戸大学史学年報』第37号（2022年6月刊行）に掲載されることとなった。また、本研究において重要な要素である、19世紀後半～20世紀前半にかけて東アジア（中国、日本）・東南アジア（タイ）に赴任したフランス人外交官に関する個人データを多数収集できた。これらの史料から、フランス帝国の東アジア・東南アジアにおける政策意図を外交官ネットワークの観点から明らかにできると考える。この成果は、シャムとフランスを中心とした列強諸国の人的ネットワークの全体像を把握するため、各国の駐シャム公使、およびシャム政府が雇用した外国人顧問官に関する情報を網羅的に調査し、データベース化を行なっている日向（分担）の成果に結びつくはずである。

这项研究的重点是从19世纪后期到20世纪上半叶，围绕东亚的法国帝国（印度支那，日本，暹罗（泰国））的人类网络，并从中揭示了法国帝国的结构和历史意义。在2022年，该计划是为每个系统进行调查和分类各种各样的参与者。总共进行了三个研究小组和一项海外历史研究调查。冈田（代表）和冈本（分裂）在法国海外档案馆和法国外交部的外交部档案中调查并收集了历史文件，2）外交部和3）几个官僚的个人数据（主要是法国印度支那）。从19世纪末到20世纪初，他发现了重要的演员，他们在政治，行政上和经济上将法国的祖国与东亚联系在一起。特别是，冈本揭示了19世纪法国官僚制度中外交官性质的变化，在那里促进了制度化和专业化，以及在江户时代晚期被分配到日本的法国外交官如何定位为自然界的变化。此处获得的研究结果发表在科比大学历史年度报告（2022年6月出版）的第37期，为“日本在江户时代晚期的现代法国外交官中 - 在江户时代晚期被分配给日本的法国外交官的背景关系。”此外，从19世纪后期到20世纪上半叶，收集了有关法国外交官的大量个人数据，这些数据被分配到东亚（中国，日本）和东南亚（泰国），这是本研究的重要因素。从这些历史文件中，我们认为法国帝国在东亚和东南亚的政策意图可以从外交官网络的角度阐明。该结果应导致Hyuga（分裂）的结果，他们已经全面调查并数据库有关暹罗政府所采用的暹罗顾问的信息，以便全面了解大国网络的整体情况，以暹罗和法国为中心。

项目成果

近代フランス外交官制度における幕末期日本 : 幕末期の日本に赴任したフランス人外交官の背景をめぐって

近代法国外交体系中的江户时代末期的日本：江户时代末期派驻日本的法国外交官的背景

• 发表时间: 2022
• 期刊: 『神戸大学史学年報』
• 作者: Masuda;M.;岡本託
• 通讯作者: 岡本託