Protein archaeological study on exploring the possibility of natural hybridization between sheep and goat in the history of herding.
Protein archaeological study on exploring the possibility of natural hybridization between sheep and goat in the history of herding.
批准号:
22K00986
负责人:
中沢 隆
金额:
$2.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
我々は、ヤギとヒツジの家畜化から本格的な牧畜までの過程を、西アジアの遺跡で発掘された動物骨のコラーゲンの質量分析による確実な種の判定をもとに解明するための研究を行っている。ヤギとヒツジの骨を構成するI型コラーゲンは、全アミノ酸配列中でわずか4残基しかアミノ酸の違いがないが、我々は既にこれらのアミノ酸を含むペプチドをすべて同定している。この方法をもとに、アゼルバイジャンの新石器時代(今から約 8,000 年前)のギョイテペとハッジ・エラムハンル・テペ遺跡から出土した 40 種類以上の動物骨について分析した結果、2 種類の骨資料が近世では極めて稀なヤギとヒツジの交雑種と考えられる動物骨試料に遭遇した。ヤギとヒツジの交雑種のほとんどは、胎児か新生児の段階で死亡し、稀に成長しても繁殖能力を持たない。このことから、我々はヤギとヒツジ家畜化・牧畜の発展史にはこの自然交配を避けるための何らかの技術的な工夫、すなわち牧畜・畜産技術の改革が含まれていると考えた。すなわち、牧畜の初期段階ではヤギとヒツジ群れを分離することなく放牧または一定の領域に囲い込み、それによって自然交配による家畜増産の障害が顕在化するに及んで、例えばオスの間引き(オスが乳生産には寄与しないとの理由もある)やヤギとヒツジの群れの分離などの対応策が取られたと我々は仮定したのである。この仮定をもとに、牧畜技術の向上に伴って交雑種が出現する比率が減少し、さらに地域を越えた牧畜技術の伝搬があれば、アゼルバイジャンの例と同様の傾向を示すと期待できる。本研究では我々が確立した動物骨由来のコラーゲンの質量分析を用いたヤギとヒツジの交雑種の同定法を利用して、より広い年代と地域にわたる交雑種の出生率の変化を明らかにし、その結果をもとに先史時代から古代に至る牧畜技術の発展と伝搬に関する研究に新しい視点を提供することを目的としている。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Measurement of deamidation rate of glutamine residues in archaeological protein samples with mass spectrometry
质谱法测定考古蛋白质样品中谷氨酰胺残基的脱酰胺率
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Nakazawa, T., Osawa, M., Kadowaki, S.]
通讯作者:
S.
海外基金