半導体表面近傍に偏析した分子状不純物の紫外線レーザラマン分光法による高感度分析
半導体表面近傍に偏析した分子状不純物の紫外線レーザラマン分光法による高感度分析
批准号:
09875011
负责人:
宮崎 誠一
金额:
$1.28万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 --
中文摘要
厚さ100nm以内のシリコン表面層の高感度分析技術の開発を目的として、短波長レザー光を励起光源として用いたラマン散乱分光システムを構築し、その分析能力を実験的に評価した。モノシラン(SiH_4)のグロー放電分解により、堆積温度250℃で、Cr蒸着Si基板上に水素化アモルファスシリコン(a-Si:H)薄膜を1〜5nm堆積した。He-Cdレーザ光(波長325nm或いは442nm)励起により、直角散乱及び垂直散乱配置の光学系で、ラマン散乱スペクトルを測定した。その結果、膜厚1nmでは、SiH_x(x=2,3)結合のロッキングモードによるラマン散乱信号(中心波数〜640cm^<-1>)が支配的であり、膜厚2nmになると、480cm^<-1>付近にa-Siネットワークに特徴的なブロードなTOフォノンモードが観測される。これは、a-Si:H膜堆積表面には高次結合水素が支配的に存在し、膜厚2nm以上で、a-Siネットワークの形成が進行する事を示している。この結果は、赤外全反射吸収分光による表面結合水素のその場分析結果とよく一致する。更に、膜厚が増加すると、結合水素のロッキングモードによるラマン散乱信号では、SiH結合の信号(630cm^<-1>)が支配的になると共に、a-Siネットワーク形成の進展を反映して、a-SiネットワークTOモードに加えて、TA(150cm^<-1>),LA(320cm^<-1>)およびLO(400cm^<-1>)の信号が顕著に観測される。本システムを用いることにより、極めて浅い表面層を高感度分析できることが確認された。ただし、波長325nm励起では、442nm励起の場合に比べ、励起強度が、約30%に低下することに加えて、検出器の感度が半減するために、SN比は約一桁低下することが明らかになった。この他、厚さ10nmのSiO_2膜を通して、エネルギー10keVのAs^+イオンを5×10^<15>ions/cm^2注入したSi基板を本ラマン散乱分光システムにより分析した結果、厚さ約20nmのイオン注入層が非晶質化されていることを非破壊で確認できた。さらに、850℃6分間の熱処理により、非晶質化イオン注入層がほぼ完全に結晶化することも非破壊分析できた。
英文摘要
厚さ100nm以内のシリコン表面層の高感度分析技術の開発を目的として、短波長レザー光を励起光源として用いたラマン散乱分光システムを構築し、その分析能力を実験的に評価した。モノシラン(SiH_4)のグロー放電分解により、堆積温度250℃で、Cr蒸着Si基板上に水素化アモルファスシリコン(a-Si:H)薄膜を1〜5nm堆積した。He-Cdレーザ光(波長325nm或いは442nm)励起により、直角散乱及び垂直散乱配置の光学系で、ラマン散乱スペクトルを測定した。その結果、膜厚1nmでは、SiH_x(x=2,3)結合のロッキングモードによるラマン散乱信号(中心波数〜640cm^<-1>)が支配的であり、膜厚2nmになると、480cm^<-1>付近にa-Siネットワークに特徴的なブロードなTOフォノンモードが観測される。これは、a-Si:H膜堆積表面には高次結合水素が支配的に存在し、膜厚2nm以上で、a-Siネットワークの形成が進行する事を示している。この結果は、赤外全反射吸収分光による表面結合水素のその場分析結果とよく一致する。更に、膜厚が増加すると、結合水素のロッキングモードによるラマン散乱信号では、SiH結合の信号(630cm^<-1>)が支配的になると共に、a-Siネットワーク形成の進展を反映して、a-SiネットワークTOモードに加えて、TA(150cm^<-1>),LA(320cm^<-1>)およびLO(400cm^<-1>)の信号が顕著に観測される。本システムを用いることにより、極めて浅い表面層を高感度分析できることが確認された。ただし、波長325nm励起では、442nm励起の場合に比べ、励起強度が、約30%に低下することに加えて、検出器の感度が半減するために、SN比は約一桁低下することが明らかになった。この他、厚さ10nmのSiO_2膜を通して、エネルギー10keVのAs^+イオンを5×10^<15>ions/cm^2注入したSi基板を本ラマン散乱分光システムにより分析した結果、厚さ約20nmのイオン注入層が非晶質化されていることを非破壊で確認できた。さらに、850℃6分間の熱処理により、非晶質化イオン注入層がほぼ完全に結晶化することも非破壊分析できた。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
S.Miyazaki: "Characterization of Ultrathin As-Implanted layers on Si(100)by Photoelectron Spectroscopy" Proc.of 4th Intern.Symp.on Atomically Controlled Surfaces and Interfaces. 329-331 (1997)
S.Miyazaki:“通过光电子能谱表征 Si(100) 上的超薄注入层”Proc.of 4th Intern.Symp.on Atomically Controlled Surfaces and Interfaces。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
K.Nakagawa: "Insights into Surface Reactions during a-SiGe:H Deposition and Hydrogen Plasma Annealing as Obtained from Infrared Attenuated-Total Reflection Spectroscopy" J.Non-Cryst.Solids. (印刷中). (1998)
K. Nakakawa:“从红外衰减全反射光谱中了解 a-SiGe:H 沉积和氢等离子体退火过程中的表面反应”J. Non-Cryst Solids(出版中)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
ハイブリッドスーパーアトム創成による量子物性制御と新機能デバイス開発
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批准号:21H04559
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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资助金额:$27.87万
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财政年份:2021
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负责人:宮崎 誠一
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依托单位:
磁性合金ナノドットハイブリッド集積によるスピン物性制御と新機能メモリ応用
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批准号:15H02239
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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资助金额:$12.23万
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财政年份:2015
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负责人:宮崎 誠一
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依托单位:
シリコン系スーパーアトム構造の高密度集積と新機能材料創成
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批准号:18206035
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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资助金额:$30.7万
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财政年份:2006
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负责人:宮崎 誠一
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依托单位:
PN制御シリコン系ナノ結晶集積構造におけるキャリア輸送とエレクトロルミネッセンス
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批准号:17656109
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.11万
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财政年份:2005
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负责人:宮崎 誠一
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依托单位:
低温凝縮層制御によるストイキオメトリック窒化ホウ素膜の形成
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批准号:01750267
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1989
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负责人:宮崎 誠一
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依托单位: