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古人骨の化学分析から見た水田稲作農耕による食生活・生業形態の変化

从古代人类骨骼的化学分析看水稻种植导致的饮食习惯和生存模式的变化

基本信息

批准号：
10115221
负责人：
米田穣
金额：
$ 0.58万
依托单位：
National Institute for Environmental Studies
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份：
1998
资助国家：
日本
起止时间：
1998 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

昨年度に実地した北海道出土人骨資料(縄文時代および弥生時代)の分析に引き続き、今年度は、東北大学医学部解剖学第1講座および東京大学総合研究博物館より試料提供を受けた弥生時代人骨および縄文時代人骨を中心に分析を進めた。分析した弥生時代遺跡と個体数は次のとおりである。大境(4)、瓜郷(1)、岩津保(5)、安房神社(5)、大浦山(5)、アバクチ洞窟(1)、星浜(3)。これまでに報告されている縄文時代集団では、復元された食性の大部分はC3植物と海産物を結んだ直線上に分布していたのに対し、今回分析した弥生時代集団では遺跡間のバラッキが大きく、直線的な分布はしないことが示された。一方、大浦山と安房神社の集団については、集団内において炭素同位体と1窒素同位体に有意な相関関係が認められた。これはタンパク質が主に2種類の食物群に由来することを意味している。それぞれの回帰直線を検討すると、通常のC3植物よりも高い窒素を有する植物がタンパク質源として重要だった可能性が考えられる。この傾向は縄文時代集団の回帰直線とは明らかに異なる傾向である。水稲では窒素同位体比が高くなるとの報告もあり、この2集団については主なタンパク質源が水稲と海産物だった可能性がある。過去の水稲栽培における窒素循環に関する検討が必要であるが、今後の結果によっては、弥生時代のコメの食生活における役割が従来指摘されていたよりも重要だったと示唆できる可能性がある。微量元素含有量については、縄文時代および続縄文時代、弥生時代の試料について、動物骨および人骨に関して比較したが、続成作用の影響が大きく明瞭な傾向は得られていない。今後、人骨のみによる続成作用の評価方法を検討する必要がある。

The first lecture of anatomy, Tohoku University School of Medicine, and the Tokyo University Comprehensive Research Museum provided samples for the analysis of human bone data unearthed in Hokkaido in the past year. Analysis of the Yayoi era remains of the individual number of times Osaki (4), Kuwa (1), Iwatsuho (5), Yasuya Shrine (5), Oura Mountain (5), Kouki Cave (1), Hoshihama (3). Most of the C3 plants and marine products were distributed on a straight line, and the distribution of the C3 plants and marine products on a straight line was shown in the present analysis. The correlation between carbon isotope and 1 element isotope in a group is recognized. The origin of the two main food groups A study on the possibility of a plant's origin in a straight line, usually a C3 plant. The tendency of this kind of thing is to concentrate on the straight line of the text, and the tendency of this kind of thing to change. The isotope ratio of water and nitrogen is high, and the possibility of water and nitrogen products is high. In the past, it was necessary to discuss the relationship between the nutrient circulation and the future results. In the future, it was necessary to discuss the relationship between the nutrient circulation and the future results. Trace element content, age, age In the future, it is necessary to discuss the evaluation method of human bone formation.