ヴァルター・ベンヤミンの歴史哲学と美学についての総合的研究
ヴァルター・ベンヤミンの歴史哲学と美学についての総合的研究
批准号:
21K00043
负责人:
森田 團
金额:
$2.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2021-04-01 至 2025-03-31
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英文摘要
令和4年度は、ベンヤミンの芸術論ならびに言語論を中心に研究を行った。言語論に関しては、2022年12月、鹿児島大学にて開催された西日本哲学会の第73回大会でのシンポジウム「メタファーをめぐる思考:生・言語・超越」にて、「ミメーシスによる身体表現とメタファー:ヴァルター・ベンヤミン「ミメーシスの能力について」の一解釈」と題した発表を行った。この発表では、「ミメーシスの能力について」(1933)を、根源的メタファー、すなわち世界を世界として開示する働きとの関連で読解することを試みた。その際、ベンヤミンが評価していた心理学分野での言語解釈の成果であるハインツ・ヴェルナー『言語観相学の根本問題』(1932)を参照し、言語の表現性というものが身体と深く関連しているというヴェルナーの洞察を、ベンヤミンのミメーシス解釈、つまりミメーシスの能力が言語能力に変転するという解釈に関連づけ、身体による模倣に基づいた表現行為が、この変転に深くかかわる可能性を発表では追求した。ヴェルナーの『隠喩の起源』(1919)もまた、ベンヤミンによって直接言及されてはいないものの、当時のメタファーをめぐる思考にとって重要な著作であり、ヴェルナーのこの二つの著作を踏まえてベンヤミンの言語論を考察することができたのは、そのすべてが発表ないし公表予定の論文に反映はできなかったとはいえ、大きな成果であった。また当該年度は、前年度の研究主題でもあった『ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念』(1919)に、大学院講義を利用しながら引き続き取り組み、フィヒテの反省概念を基盤にしたロマン派の芸術理論を、ベンヤミンがどのように解釈したのかという問いに解答を与えることを試み、ベンヤミンによる反省概念の解釈が自らの言語論に基づいて行われていることについて一定の洞察を得ることができた。
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会议论文
ミメーシスによる身体表現とメタファー:ヴァルター・ベンヤミン「ミメーシスの能力について」の一解釈
通过模仿的身体表达和隐喻:沃尔特·本雅明《论模仿的力量》的解读
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[桜井三枝子, 小林致広, 八杉佳穂, 中村誠一, 青山和夫, 榊玲子, 大越翼, 近藤敦子, 安原毅, 藤井嘉祥, 大木雅志, 村上忠善, 吉田和隆, アラセリ・マルティネス, 狐崎知己, マルコ・ラミレス, 本谷裕子, 加藤隆浩, 滝奈々子, セルヒオ・ロメロ, 森田 團, 森田 團]
通讯作者:
森田 團
〈悲劇的実存〉と言語;初期ベンヤミンの悲劇解釈
悲剧的存在与语言:本雅明早期对悲剧的诠释
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
実存思想論集
影响因子:
--
作者:
[桜井三枝子, 小林致広, 八杉佳穂, 中村誠一, 青山和夫, 榊玲子, 大越翼, 近藤敦子, 安原毅, 藤井嘉祥, 大木雅志, 村上忠善, 吉田和隆, アラセリ・マルティネス, 狐崎知己, マルコ・ラミレス, 本谷裕子, 加藤隆浩, 滝奈々子, セルヒオ・ロメロ, 森田 團]
通讯作者:
森田 團
〈悲劇的実存〉と言語ーー初期ベンヤミンにおける悲劇解釈
悲剧的存在与语言:本雅明早期悲剧的解读
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[桜井三枝子, 小林致広, 八杉佳穂, 中村誠一, 青山和夫, 榊玲子, 大越翼, 近藤敦子, 安原毅, 藤井嘉祥, 大木雅志, 村上忠善, 吉田和隆, アラセリ・マルティネス, 狐崎知己, マルコ・ラミレス, 本谷裕子, 加藤隆浩, 滝奈々子, セルヒオ・ロメロ, 森田 團, 森田 團, 森田 團]
通讯作者:
森田 團
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