美文論書『バッティカーヴィア』における文法規則例証の様態とその文法学的側面の解明
美文論書『バッティカーヴィア』における文法規則例証の様態とその文法学的側面の解明
批准号:
13J01124
负责人:
川村 悠人
金额:
$0.77万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2013
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2013-04-01 至 2015-03-31
中文摘要
本年度の研究成果は以下の5点にまとめられる。(1) バッティがA 3.1.91をパーニニ文法の核心をなすものと見なしていると考えられる点、動詞語根からの派生形規則を中心に例証規則を選んでいる点、そして主題の部をパーニニ文典の最終部に位置し語形派生の最終段階で適用されるtripAdI規則の例証により締め括る点から、『バッティカーヴィア』の構成がパーニニ文法の派生組織とパーニニ文典の構成に立脚したものであることは明らかである。(2) バッティはBhK 6.71-86において、A 3.1.146を例証した後A 3.1.147の例証を省略する。彼は、同一条件下で同一動詞語根の後に異なる接辞の導入を規定する両規則を一対のものと見なし、前者を例証すれば事足りると考えたのである。バッティの規則例証法の特徴の一つとして新たに指摘できる。(3) バッティはBhK 8.91-92において規則例証に傾注するのではなく、A 1.4.96の例証箇所という舞台と詩節の文脈を生かし、詩的技巧を規則例証の中に織り交ぜる。彼は規則例証という自らはめた足枷を、美文としての完成度を高めているのに役立てている。(4)〈残余〉としての〈関係〉(zeSasambandha)ではない〈拠り所と依拠者の関係〉(AdhArAdheyabhAva)は、第七格接辞固有の適用領域であり、第六格接辞がそれを表示することはない。所有接辞matUPは〈残余〉としての〈関係〉と〈拠り所と依拠者の関係〉を表示するために導入される。(5) 詩人カーリダーサにとっては、文法学に加え、先代の詩人の言語運用(pUrvakaviprayoga)もまた言葉の文法性の基準である。以上の画期的な研究成果は、新たな文法学研究と美文学研究、さらには広い意味でのサンスクリット研究の礎となるべきものであり、その価値少なからぬものがある。
英文摘要
本年度の研究成果は以下の5点にまとめられる。(1) バッティがA 3.1.91をパーニニ文法の核心をなすものと見なしていると考えられる点、動詞語根からの派生形規則を中心に例証規則を選んでいる点、そして主題の部をパーニニ文典の最終部に位置し語形派生の最終段階で適用されるtripAdI規則の例証により締め括る点から、『バッティカーヴィア』の構成がパーニニ文法の派生組織とパーニニ文典の構成に立脚したものであることは明らかである。(2) バッティはBhK 6.71-86において、A 3.1.146を例証した後A 3.1.147の例証を省略する。彼は、同一条件下で同一動詞語根の後に異なる接辞の導入を規定する両規則を一対のものと見なし、前者を例証すれば事足りると考えたのである。バッティの規則例証法の特徴の一つとして新たに指摘できる。(3) バッティはBhK 8.91-92において規則例証に傾注するのではなく、A 1.4.96の例証箇所という舞台と詩節の文脈を生かし、詩的技巧を規則例証の中に織り交ぜる。彼は規則例証という自らはめた足枷を、美文としての完成度を高めているのに役立てている。(4)〈残余〉としての〈関係〉(zeSasambandha)ではない〈拠り所と依拠者の関係〉(AdhArAdheyabhAva)は、第七格接辞固有の適用領域であり、第六格接辞がそれを表示することはない。所有接辞matUPは〈残余〉としての〈関係〉と〈拠り所と依拠者の関係〉を表示するために導入される。(5) 詩人カーリダーサにとっては、文法学に加え、先代の詩人の言語運用(pUrvakaviprayoga)もまた言葉の文法性の基準である。以上の画期的な研究成果は、新たな文法学研究と美文学研究、さらには広い意味でのサンスクリット研究の礎となるべきものであり、その価値少なからぬものがある。
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美文論書Bhaṭṭikāvya―その研究と方法―
美丽的文学 Bhaṭṭikāvya - 它的研究和方法 -
DOI:
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发表时间:
2013
期刊:
哲学
影响因子:
--
作者:
[Hori C, Gaskell J, Igarashi K, Samejima M, Hibbett D, Henrissat B, Cullen D., 和佐 州洋,有村 博紀,宇野 毅明,平田 耕一, 川村悠人]
通讯作者:
川村悠人
バッティ、カーテイアーヤナ、パタンジャリ―Bhattikāvya 6.87-93におけるAṣṭādhyāyī3.2. 1-16の例証―」
Bhatti,Kātyayana,Patanjali - Bhattikāvya 6.87-93 中的 Aṣṭādhyāyī 3.2 1-16 插图。
DOI:
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发表时间:
2013
期刊:
南アジア古典学
影响因子:
--
作者:
[大菅辰幸, 中村健介, 鈴木周二, 森下啓太郎, 大田寛, 山峙真大, 滝口満喜, 川村悠人]
通讯作者:
川村悠人
Astadhyayi 5.2.94におけるasyaとasminの言明目的――matUP 導入をめぐる第六格接辞と第七格接辞の意味論
Astadhyayi 5.2.94 中 asya 和 asmin 的既定用途 - 关于 matUP 介绍的第六和第七个案例词缀的语义
DOI:
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发表时间:
2015
期刊:
インド哲学仏教学研究(東京大学)
影响因子:
--
作者:
[Namba, Chizuru, 白石昌也, 白石昌也, 白石昌也, 笹川秀夫, 会田 薫子, 平野克典, 牧紀男, 会田 薫子, 堀田和義, 池端惟人, 石村克, 岩崎陽一, 岩崎陽一, 狩野恭, 川村悠人]
通讯作者:
川村悠人
バッティによるAstadhyayi 2.3.17の解釈
巴蒂 (Bhatti) 对 Asstadhyayi 2.3.17 的解读
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hiroki Narita, Takaomi Kato, and Mihoko Zushi, 椎原伸博, 安平鎬, 山田玲子, 川村悠人]
通讯作者:
川村悠人
Bhatti on Astadhyayi 2.3.17
巴蒂论阿斯塔迪亚伊 2.3.17
DOI:
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发表时间:
2014
期刊:
Journal of Indian and Buddhist Studies (Indogaku Bukkyogaku kenkyu)
影响因子:
--
作者:
[佐伯昭典, 下山敦史, 笠松千郁, 東山直弘, 藤本ゆかり, 深瀬浩一, 鎌田東二・編著, Yuto Kawamura]
通讯作者:
Yuto Kawamura
共 17 条
サンスクリット古典文法学における属格形の意味論
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批准号:21K12842
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$2.33万
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财政年份:2021
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负责人:川村 悠人
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依托单位:
Grammaticality in Sanskrit Poetry: The Clarification of a Pluralistic Sanskrit Culture in the Middle Ages in India
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批准号:15J06976
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$3.99万
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财政年份:2015
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负责人:川村 悠人
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依托单位:
海外基金