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ヘルヴァエウス・ナターリスにおけるトマス主義の形成と発展

ヘルヴァエウス・ナターリスにおけるトマス主義の形成と発展
《赫尔瓦乌斯·纳塔利斯》中托马斯主义的形成与发展
批准号:
21J12191
负责人:
上遠野 翔
金额:
$0.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-28 至 2023-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
本年度は、前年度に引き続き、ヘルヴァエウス・ナターリスとサン=プルサンのドゥランドゥスの間での、神学のあり方を巡る論争や彼らの神学の捉え方の差異に着目し、研究を行った。ヘルヴァエウス・ナタ―リスによる神学の捉え方を巡っては、彼の三つの著作(すなわち『命題集註解』初稿ならびに第2稿とOpinio)における「神学は学知であるか」という問題への回答を検討し、彼がトマスの「下属する学知」としての神学と、アリストテレス的な学知の厳密な捉え方とを両立させるために、神学は「広義の」学知であるとしてこれらの立場を一貫した観点から同時に主張した一方で、神学を聖書や信仰箇条の内容のみを諸原理としてそこから演繹する「信仰的で推論的な神学」として規定し、それ以外のあり方を神学の定義そのものからは退けることで、トマスにおいて不確定なままに残されていた点を明確に規定しようとしたことを明らかにした。この成果は、6月の西洋中世学会にて報告を行った。またその後の研究では、そのように退けられた「説得的」な神学のあり方にも、厳密な神学に接続されたものとして積極的意義を与えていることが明らかになった。更に、サン=プルサンのドゥランドゥスについては、その神学の三分類の意義を、彼の二つの『命題集註解』における記述を通して明らかにした。その結果として、ドゥランドゥスによる神学の三分類は、単に当時存在していた神学の捉え方を紹介しているというよりも、ドゥランドゥス独自の基準で、どのような同意をもたらすかという点に注目したものであることを読み取ることが出来た。一方、ヘルヴァエウスによるこの三分類に対する批判は、むしろそれがどこから出発するかという点に注目したものであり、この違いは、両者の論争における神学に対する彼らの根本的な態度の齟齬として評価し得るものである。この点は、11月に行われた中世哲学会にて報告した。
英文摘要
本年度は、前年度に引き続き、ヘルヴァエウス・ナターリスとサン=プルサンのドゥランドゥスの間での、神学のあり方を巡る論争や彼らの神学の捉え方の差異に着目し、研究を行った。ヘルヴァエウス・ナタ―リスによる神学の捉え方を巡っては、彼の三つの著作(すなわち『命題集註解』初稿ならびに第2稿とOpinio)における「神学は学知であるか」という問題への回答を検討し、彼がトマスの「下属する学知」としての神学と、アリストテレス的な学知の厳密な捉え方とを両立させるために、神学は「広義の」学知であるとしてこれらの立場を一貫した観点から同時に主張した一方で、神学を聖書や信仰箇条の内容のみを諸原理としてそこから演繹する「信仰的で推論的な神学」として規定し、それ以外のあり方を神学の定義そのものからは退けることで、トマスにおいて不確定なままに残されていた点を明確に規定しようとしたことを明らかにした。この成果は、6月の西洋中世学会にて報告を行った。またその後の研究では、そのように退けられた「説得的」な神学のあり方にも、厳密な神学に接続されたものとして積極的意義を与えていることが明らかになった。更に、サン=プルサンのドゥランドゥスについては、その神学の三分類の意義を、彼の二つの『命題集註解』における記述を通して明らかにした。その結果として、ドゥランドゥスによる神学の三分類は、単に当時存在していた神学の捉え方を紹介しているというよりも、ドゥランドゥス独自の基準で、どのような同意をもたらすかという点に注目したものであることを読み取ることが出来た。一方、ヘルヴァエウスによるこの三分類に対する批判は、むしろそれがどこから出発するかという点に注目したものであり、この違いは、両者の論争における神学に対する彼らの根本的な態度の齟齬として評価し得るものである。この点は、11月に行われた中世哲学会にて報告した。
期刊论文(6)
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会议论文
「神学は学知か」―ヘルヴァエウス・ナターリスによる神学の厳密化をめぐって
“神学是知识吗?”——Helvaeus Natalis 论神学的严谨性
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [Valary TUBEI, Hiroyuki TODA, Kyosuke HIRAYAMA, Akihisa TAKEUCHI, Masayuki UESUGI, 川又将大, 上遠野翔]
通讯作者: 上遠野翔
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [畑井俊哉, 本村泰隆, 茂呂和世, 上遠野翔]
通讯作者: 上遠野翔
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