グローバルバリューチェーンが企業の構造変化に与える影響とそれに伴う最適な政策対応
グローバルバリューチェーンが企業の構造変化に与える影響とそれに伴う最適な政策対応
批准号:
21J21559
负责人:
日下 翔貴
金额:
$0.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-28 至 2022-03-31
关键词:
中文摘要
グローバルバリューチェーン(GVC)の進展とともに、先進 国各国では製造業の衰退とそれに伴うモノからサービスへの産業構造の変化が見られた。GVCの進展が製造業企業の生産活動に与える影響を明らかにすることが本研究の目的であった。実証面において、関税等の貿易コストが貿易量に与える影響の指標となる、貿易量の貿易コスト弾力性について品目レベルの貿易および関税データを用いて推計した。最終財と中間財の違いを考慮して推計し、同一産業内でも弾力性は最終財と中間財によって異なることを実証した。しかし、最終財と中間財のどちらがより弾力的であるのかは産業ごとに異なるという結果が得られた。理論面において、弾力性の異質性を考慮することによって従来の研究で用いられている貿易の利益がどれほど過大、あるいは過少に評価されているのかという点に着目し、弾力性の異質性を考慮しない場合には、中間財を主に輸出している中国、韓国、インド等の国の貿易の利益を過大に評価していることを示した。
英文摘要
グローバルバリューチェーン(GVC)の進展とともに、先進 国各国では製造業の衰退とそれに伴うモノからサービスへの産業構造の変化が見られた。GVCの進展が製造業企業の生産活動に与える影響を明らかにすることが本研究の目的であった。実証面において、関税等の貿易コストが貿易量に与える影響の指標となる、貿易量の貿易コスト弾力性について品目レベルの貿易および関税データを用いて推計した。最終財と中間財の違いを考慮して推計し、同一産業内でも弾力性は最終財と中間財によって異なることを実証した。しかし、最終財と中間財のどちらがより弾力的であるのかは産業ごとに異なるという結果が得られた。理論面において、弾力性の異質性を考慮することによって従来の研究で用いられている貿易の利益がどれほど過大、あるいは過少に評価されているのかという点に着目し、弾力性の異質性を考慮しない場合には、中間財を主に輸出している中国、韓国、インド等の国の貿易の利益を過大に評価していることを示した。
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