金融仲介機関に基づいた資産価格モデルの研究
金融仲介機関に基づいた資産価格モデルの研究
批准号:
20J21283
负责人:
平岩 拓也
金额:
$0.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-24 至 2023-03-31
中文摘要
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英文摘要
当該年度は、金融仲介機関の負債の満期構造の異質性を考慮に入れた債券の資産価格モデルの構築を試みた。金融市場に参加する金融仲介機関には、資金制約に関する異質性だけではなく、負債の満期に関する異質性も存在する。資産と負債の満期のミスマッチを避けたい金融仲介機関は、自身の負債の満期に近い満期を有する債券に対する需要を高めるため、金融仲介機関ごとに各満期の債券に対する需要関数は異なる。このような特徴を数理モデルにより明確にモデル化し、各満期の債券のリスクプレミアムがどのように決定されるのか、金利の期間構造がどのように決定されるのか、リスクプレミアムや金利の期間構造が時間を通じてどのように変化するかについて、実証的なインプリケーションを得ることを試みた。上記の理論分析の結果、以下の洞察が得られた。第1に、各金融仲介機関の負債のデュレーションが、金利の期間構造及び債券のリスクプレミアムを決定する状態変数としての役割を果たす。これは、債券市場における資産価格の動向を理解する上で、債券市場に参加する金融仲介機関の負債のデュレーションの構造を考慮に入れる必要があることを示唆している。第2に、上記の負債のデュレーション、金利の期間構造、債券のリスクプレミアムの関係は、金融仲介機関の負債の評価に用いられる割引率と市場の短期金利がどのように連動しているかに依存する。また、上記の分析に加えて、中央銀行による金融政策がどのように金利の期間構造や債券のリスクプレミアムに影響を与えるかについても追加の分析を行った。特に、金融仲介機関の負債の満期構造を明示的にモデル化することで、伝統的・非伝統的金融政策が長期金利の動向に与える影響について、新たな示唆を得ることを試みた。
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