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日本語母語話者の事態描写の「型」に即した「学習にやさしい英語」の研究

日本語母語話者の事態描写の「型」に即した「学習にやさしい英語」の研究
基于日语母语者情景描述“模式”的“易学英语”研究
批准号:
20K00794
负责人:
伊藤 創
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2020-04-01 至 2025-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
本研究は、「母語における事態の捉え方・描き方に基づいた自然な形での目標言語の習得」について、以下の3つの問いについて分析・考察を行うものである。すなわち、①日本語母語話者の事態の捉え方・描き方に基づいた自然な英語とはどのようなものか、②英語教育の現場で用いられている教科書・教材においては、日・英語母語話者の事態の捉え方・描き方の違いが、どの程度、どのような形で学習者に提示されているか、③英語教育の教科書・教材は、日本語母語話者の自然な事態の捉え方・描き方に基づいた英語を涵養するように構成されているか、の3点である。本年度は、①については、非典型的な非対格自動で描かれる事態は「他者によって引き起こされた事態」であるにも関わらず、それを自律的な事態として自動詞で描くことは学習者の直感に反すること、それゆえに自動詞での表現(すなわち産出)が抑制されることを明らかにした。さらに、この傾向は、英語学習者だけでなく、日本語学習者においても見られることも明らかになった。これらの結果から、特定の種類の自動詞表現の難しさ(それによる産出の抑制)は、 通言語的に見られる現象である可能性が示唆された。また、本年度は、これら動詞文の習得に加えて、名詞文(とくに日本語の一つの特徴とされる「うなぎ文」)についても、英語での産出の傾向を分析し、特に英語学習者において、英語力によってどの程度産出度合が異なるのかを検証した(結果は端的に言えば、英語のレベルに関わらず産出が少ない、というものであった)。これらの研究結果は、日本コーパス言語学会、「アジア英語」学会、アジア未来会議にて発表を行った。また、②③に関しては、「国際英語」という視点から多様な英語を考える際に、母語の影響がより詳細な議論がないままに自明視されてしまっている可能性について、「アジア未来会議論文集」および「社会言語学」において指摘した。
英文摘要
本研究は、「母語における事態の捉え方・描き方に基づいた自然な形での目標言語の習得」について、以下の3つの問いについて分析・考察を行うものである。すなわち、①日本語母語話者の事態の捉え方・描き方に基づいた自然な英語とはどのようなものか、②英語教育の現場で用いられている教科書・教材においては、日・英語母語話者の事態の捉え方・描き方の違いが、どの程度、どのような形で学習者に提示されているか、③英語教育の教科書・教材は、日本語母語話者の自然な事態の捉え方・描き方に基づいた英語を涵養するように構成されているか、の3点である。本年度は、①については、非典型的な非対格自動で描かれる事態は「他者によって引き起こされた事態」であるにも関わらず、それを自律的な事態として自動詞で描くことは学習者の直感に反すること、それゆえに自動詞での表現(すなわち産出)が抑制されることを明らかにした。さらに、この傾向は、英語学習者だけでなく、日本語学習者においても見られることも明らかになった。これらの結果から、特定の種類の自動詞表現の難しさ(それによる産出の抑制)は、 通言語的に見られる現象である可能性が示唆された。また、本年度は、これら動詞文の習得に加えて、名詞文(とくに日本語の一つの特徴とされる「うなぎ文」)についても、英語での産出の傾向を分析し、特に英語学習者において、英語力によってどの程度産出度合が異なるのかを検証した(結果は端的に言えば、英語のレベルに関わらず産出が少ない、というものであった)。これらの研究結果は、日本コーパス言語学会、「アジア英語」学会、アジア未来会議にて発表を行った。また、②③に関しては、「国際英語」という視点から多様な英語を考える際に、母語の影響がより詳細な議論がないままに自明視されてしまっている可能性について、「アジア未来会議論文集」および「社会言語学」において指摘した。
期刊论文(23)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
日本人英語学習者の「うなぎ文」の使用に関する分析
日本英语学习者对“鳗鱼句”的使用分析
DOI: --
发表时间: 2022
期刊: 英語コーパス学会予稿集
影响因子: --
作者: [Kaneko, J., Yamaguchi, T., Miller, J., Hirai Motoko, 藤原康弘・岩男 考哲・伊藤 創・仲 潔]
通讯作者: 藤原康弘・岩男 考哲・伊藤 創・仲 潔
Exploring Intransitive Verb Constructions in Japanese High School Textbooks in Pursuit of Identifying Easy to Produce English
探索日语高中教科书中的不及物动词结构,以识别易于生产的英语
DOI: 10.34545/jacetchubu.19.0_37
发表时间: 2021
期刊: JACET Chubu Journal
影响因子: --
作者: [Pablo Robles-Garca Jeffrey Stewart, Stuart McLean, 飯野厚, 石塚浩之, Stuart McLean, 伊藤創・藤原康弘]
通讯作者: 伊藤創・藤原康弘
基礎研究に基づいた教材分析試論 ―「叙述類型論」に基づきながら―
基于基础研究的教材分析论文——基于“描述类型学”——
DOI: --
发表时间: 2021
期刊: 信大国語教育30 信州大学国語教育学会30周年記念号
影响因子: --
作者: [ISO Tatsuo, AIZAWA Kazumi, and NADASDY Paul, 岩男考哲]
通讯作者: 岩男考哲
DOI: --
发表时间: 2020
期刊:
影响因子: --
作者: [鈴木優, 加藤恒夫, 田村晃裕, 仲 潔]
通讯作者: 仲 潔
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