第2次バチカン公会議以降の日本と韓国のカトリック典礼における服飾変遷
第2次バチカン公会議以降の日本と韓国のカトリック典礼における服飾変遷
批准号:
20K02393
负责人:
鄭 銀志
金额:
$1.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
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英文摘要
西陣織の祭服制作社「五天」での聞き取り調査、西陣織の実物祭服「織厳島花鳥紋様ダルマチカ」の実測調査を行ったうえ、西陣織祭服と西洋製(京都河原町教会所蔵イタリアやフランス)祭服の比較考察や、東京テレビ所蔵ドキュメンタリー「日本1966西陣」の分析・考察を行い、その研究成果を日本家政学会で口頭発表した。また、前年度の研究成果を踏まえながら、日本の教会の信徒、染織家、西陣織の祭服制作社が制作した和風の祭服(計330点)を分析し、139点から和の要素を明確に捉えたうえ、日本での祭服の和様化が第二バチカン公会議以前から行われていた要因について、当時の社会情勢を踏まえながら考察し、次の4点が解明できた。一つ目は、戦前・戦中の外国宣教会の日本離れに伴い、典礼に用いる祭服が不足したため、教会で奉仕する婦人会によって着物や帯地を用いた祭服作りが始まったことである。二つ目は、終戦直後、西陣織産業の復興を目指した匠人が西陣の伝統技術の保存と育成のため、祭服制作社を設立し国内外の販売へ挑んだことである。これは司祭たちの支援により実現可能になったことで、西陣織の祭服の良さを世界に発信する先導的な役割を果たした。三つ目は、軽さと荘厳さを備え持つ日本製の祭服が司祭たちに好まれたことである。重さで体に負担を与える西洋製の祭服に比べ、絹織物で制作された日本製の祭服は、典礼上の動きにより機能的で、かつ日本人の体格に最も適合するものであったのだ。四つ目は、献上用・進物用として制作されたことで、元ローマ教皇ビオ12世に献上した荘厳ミサ・セットがその好例である。この和の要素を数多く兼ね備えた祭服を要として、奥深い日本の伝統服飾文化の一面を世界の司祭たちに送り届けたのである。これらの研究成果は、審査論文「第二バチカン公会議前後にみる日本のカトリック祭服の和様化」として執筆・投稿し、掲載することになった。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
第2次バチカン公会議(1965)前後の日本カトリック典礼における祭服の変遷-1980年までの和様化を中心に-
梵蒂冈第二次大公会议(1965年)前后日本天主教礼仪法衣的变化 - 1980年之前关注日本风格 -
DOI:
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发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
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作者:
[笠巻 純一, 丸田 穂花, 笠原 賀子, 宮西 邦夫, 松本 裕史, 西田 順一, 渋倉 崇行, 鄭銀志, 大橋 寿美子,鈴木歩実, 大橋 寿美子,鈴木歩実, 鄭銀志]
通讯作者:
鄭銀志
西陣織の祭服から見るカトリック宗教服飾の和様化-「五天」(株)の祭服を中心に-
从西阵织法衣看天主教的日式宗教服装 - 以御天株式会社的法衣为中心
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[笠巻 純一, 丸田 穂花, 笠原 賀子, 宮西 邦夫, 松本 裕史, 西田 順一, 渋倉 崇行, 鄭銀志]
通讯作者:
鄭銀志
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