戦間期フランスにおける「ヨーロッパ精神」と東洋―クローデルとヴァレリーを中心に

两次世界大战期间法国的“欧洲精神”与东方：聚焦克洛岱尔和瓦莱里

• 批准号: 19J40095
• 负责人: 上杉 未央
• 金额: $ 1.58万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-04-25 至 2022-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19J40095/
• 关键词: ポール・クローデル; 東洋; フランス文学; バレエ; 宣教; 第一次世界大戦

研究課題に直接関連するところでは、「ポール・クローデルとその時代――クローデルセミナー2021」と題されたオンラインシンポジウムにおいて、「日本におけるバレスとクローデル――『伝統』とカトリシスムをめぐって」と題した研究発表を行った。この口頭発表では、カトリック擁護、保守派といったイメージより、1910年代～1920年代の日本において、同じグループに分類されることの多かったクローデルとモーリス・バレスを取り上げ、彼らが考えるフランスらしさ、フランスの伝統の定義を、二人の間で交わされた書簡や日記、講演原稿などを材料に精査した。結果、クローデルの方はバレスと同じグループに分類されることをよしとせず、伝統と宗教の捉え方において絶えず差別化を図っていたことを確認した。この研究発表は来年度以降、論文にまとめ、論集『ポール・クローデルとその時代』として水声社より出版される見込みである。次年度以降、成果として発表する予定の、ポール・ヴァレリーやサン＝ジョン・ペルスとクローデルの東洋観の比較に関して、資料を読む作業も進めることができた。論文は東京藝術大学音楽学部紀要「バレエリュス『春の祭典』の受容（２）――ジャック・リヴィエールの評について」を発表した。研究課題とは直接関係するようには一見見えないかもしれない。しかしながら、西洋の「外部」＝東洋としてのロシア異質性が、どのように西洋らしさ、フランスらしさと折り合いをつけられるのかを、ひとつのバレエ作品の受容をとおして考察した本論考は、本研究課題が射程とする、フランスにおける「ヨーロッパ精神」と東洋の衝突の問題系に含まれるものであった。

The research project is directly related to the following topics: "The era of the Internet-- The oral presentation, the advocacy, the conservatives, the classification, the 1910s-1920s Japan, the same classification, the selection, the examination, the definition of the system, the communication between the two, the book, the diary, the manuscript of the speech. The result is that the number of people in the world who are interested in religion is increasing. This research report has been published in the past year. For the next year, the results and results of the survey are set out below. The paper is presented in the Proceedings of the Music Department of Tokyo University of the Arts,"Reception of the Spring Festival"(2)-- The research topic is directly related to each other. The "outside" of the West = the heterogeneity of the West, the integration of the West, the East, the West, the East, the East, the East

项目成果

ポール・クローデル 日本への眼差し

保罗·克洛岱尔：日本概览

• 发表时间: 2021
• 作者: 白田由樹;大出敦・中條忍・三浦信孝
• 通讯作者: 大出敦・中條忍・三浦信孝

日本におけるバレスとクローデル―『伝統』とカトリシスムをめぐって」「ポール・クローデルセミナー2021

《巴雷斯和克洛岱尔在日本：关于‘传统’和天主教》《保罗·克洛岱尔研讨会2021

• 发表时间: 2021
• 作者: 米山知子;上杉未央
• 通讯作者: 上杉未央

Paul Claudel et ses conférences de propagande

保罗·克洛岱尔和宣传会议

• DOI: 10.20634/ellf.116.0_69
• 发表时间: 2020
• 期刊: Etudes de langue et litterature francaises
• 作者: Haruka Motomura;Makoto Ioroi;Kazutoshi Murakami;Atsushi Kuhara;Akane Ohta;森田勇人，田中邑樹，古板恭子，杉木俊彦，児嶋長次郎;三浦大輔;鴨志田聡子;米山知子;上杉未央
• 通讯作者: 上杉未央

「ポール・クローデルのプロパガンダ講演旅行ー第一次世界大戦における愛国主義とカトリシスムをめぐって」

“保罗·克洛岱尔的巡回宣传讲座：第一次世界大战中的爱国主义与天主教”

• 发表时间: 2020
• 作者: Haruka Motomura;Makoto Ioroi;Kazutoshi Murakami;Atsushi Kuhara;Akane Ohta;上杉未央
• 通讯作者: 上杉未央

リサーチマップ

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