贈与契約の拘束力と効力－無償契約の性質決定と契約の解釈に関する比較法的研究

赠与合同的约束力与效力——无偿合同性质认定与解释的比较法学研究

• 批准号: 19K01360
• 负责人: 池田 清治
• 金额: $ 2.58万
• 依托单位: Hokkaido University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19K01360/
• 关键词: 無償契約; 贈与; 契約交渉段階; 契約の成立; 死因贈与; 信頼利益; 履行利益; 契約の拘束力; 性質決定

従前研究が乏しかった無償契約について、特にその代表例である贈与契約を素材としつつ、①無償性が贈与契約の拘束力にいかなる影響を及ぼすのか、②契約内容を解釈する際、無償であることがどのように機能するのか、という２つの観点から、比較法的検討を交えつつ考究し、それを踏まえた上で、③無償契約の拘束力及び効力の背景原理を究明し、これに基づく解釈論的及び立法論的提言をすることを目的とする本研究プロジェクトにあっては、令和４年度、基礎的・文献的研究に注力し、次の成果と知見を得た。第１は、令和３年度に得た比較法的知見、すなわち、客観的に見れば、対価のないように見える契約であっても、「無償性の合意」という主観的概念を用いて「贈与ではない」との性質決定により、当該合意の無方式での拘束力を認めるという志向性からすれば、日本では「書面」ないし「履行」概念の拡張によって対応しているのではないかと予想されたところ、令和４年度は、日本の裁判例を詳細に分析し、実際にそのような傾向が見られること、そして、合意の効力を認める背景事情を究明した。この成果は『新注釈民法１２巻』において、５４９条及び５５０条の注釈として公表される予定である。第２は、無償契約における契約不適合責任のあり方、とりわけ損害賠償の要件と効果について、比較法的検討を進めたことである。たとえば贈与物の瑕疵により損害を被った場合、それが危険物であったのか、それとも用法の説明に不十分なところがあったのかによって、責任の根拠や強度は異なるのではないか、という知見を得た。これは５５１条の解釈に直接関わるものである。なお、後記業績２も損害賠償の範囲に関わるものであり、今回バージョンアップした内容にしている。

Previous studies on gratuitous contracts include: materials for gift contracts; influence of gratuitous nature on binding force of gift contracts; contents of contracts; gratuitous nature of gift contracts; functions of gift contracts; comparative methods; discussion of gift contracts; discussion of gift contracts; discussion of gift contracts (3) The background principle of binding force and effect of free contract is studied, and the basic explanation theory and legislative theory are proposed. The purpose of this study is to study the binding force and effect of free contract for four years. The basic literature research is focused on and the second achievement is obtained. In the first, second and third years, the concept of "gift" is used to determine the nature of the "gift" and the binding force when the "gift" is not recognized. In Japan, the concept of "writing" and "performance" has been expanded, and the background of the concept of "writing" and "performance" has been analyzed in detail. The results of this study are as follows: "New Notes on Civil Law No. 12", No. 549 and No. 550. Article 2: Contract without compensation is not suitable for liability, compensation for damages, comparative method of investigation For example, if you have a gift, you may not be able to use it. 551 of these are direct. 2. The scope of damages is related to the contents of this report.

项目成果

契約交渉の一方的破棄

单方面取消合同谈判

• 发表时间: 2022
• 期刊: 千葉恵美子、潮見佳男、片山直也（編）『Law Practice 民法Ⅱ（債権編）〔第５版〕』商事法務
• 作者: 永野仁美;安田拓人;高橋 有紀;池田清治
• 通讯作者: 池田清治

カーボン複写による自筆証書遺言と自書の要件

手写遗嘱和使用复写本的手写文件的要求

• 发表时间: 2008
• 期刊: 家族法判例百選〔第7版〕(水野紀子 (他編))
• 作者: 池田清治;ほか;池田清治;池田清治;池田清治;池田清治;池田清治;池田清治;池田清治;池田清治;池田清治;池田清治
• 通讯作者: 池田清治

契約交渉破棄における責任

违反合同谈判的责任

• 发表时间: 2009
• 期刊: 民法判例百選II債権〔第6版〕(中田裕康 (他編))
• 作者: 江口隆裕;江口隆裕;原田啓一郎;原田啓一郎;江口隆裕;江口隆裕;清水泰幸;江口 隆裕;清水 泰幸;原田 啓一郎;江口隆裕;江口 隆裕;只木誠;只木 誠;只木誠;只木誠;甲斐 克則;鈴木加人;鈴木加人;鈴 木 加 人;鈴木加人;鈴木 加人;藤川久昭;藤川久昭;池田清治;池田清治;池田清治
• 通讯作者: 池田清治