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地域の景観と文化の復原のための歌枕論―上代から中世への文学史のサイクルを描く―

地域の景観と文化の復原のための歌枕論―上代から中世への文学史のサイクルを描く―
恢复地域景观和文化的歌仓理论——描绘从古代到中世纪的文学史循环——
批准号:
19K13059
负责人:
木村 尚志
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
「「東野」の和歌」…『万葉集』の一首の歌に由来し、平安時代に2例しか用例のない「東野」が鎌倉時代に、藤原定家によって約240年ぶりに復活され、以降室町時代の十五世紀末まで25例の用例が見いだせる現象を取り上げる。為家と為氏によって、「東野」は多く旅の歌に詠まれ、幕府による歌道振興を促し、御子左家の正統的な和歌を関東に広め、勅撰集撰者の家の伝統を保持してゆく思いが為兼などにも受け継がれた。その背景にはこれからの時代は東国にこそ歌道発展の鍵が存するという慈円の思いを御子左家の歌人たちが受け継いだことがあったと考える。「「もののふ」の和歌」…論文全体としては「もののふ」という歌語や武具等の和歌における用例から、武士と貴族が共生する時代の和歌のあり方を考える趣旨であるが、その中で、新古今時代の歌人たちから為家へ受け継がれてゆく表現を考える際に、「宇治」という歌枕がキーワードとなった。宇治川は治承・寿永の乱、承久の乱における戦場となった。その歴史に、人麻呂の『万葉集』歌「もののふの八十宇治河の網代木にいさよふ波のゆくへしらずも」が重ねられた。この「いさよふ波のゆくへしらずも」は武士が死後赴く地獄を示唆するとされ、「ゆくへしらず」「いさよふ」ものとして「秋風」や「鹿」等にこの人麻呂歌を重ね、慈円や為家は武士の鎮魂を詠んだ。「「足柄」の和歌」…足柄関や足柄山は万葉以来、都と東国を結ぶ交通の要衝であり、政治的任務を帯びた貴族たちが往き来した伝統ある歌枕である。公武協調体制が構築される鎌倉時代、この歌枕は政治的にも、文化的にも重要な意味を持つものとなった。その中で、為家の和歌に焦点を当て、その為家の用例から『十六夜日記』の長歌の「足柄の道」は和歌の道そのものを表し得るとの結論を導く。
英文摘要
「「東野」の和歌」…『万葉集』の一首の歌に由来し、平安時代に2例しか用例のない「東野」が鎌倉時代に、藤原定家によって約240年ぶりに復活され、以降室町時代の十五世紀末まで25例の用例が見いだせる現象を取り上げる。為家と為氏によって、「東野」は多く旅の歌に詠まれ、幕府による歌道振興を促し、御子左家の正統的な和歌を関東に広め、勅撰集撰者の家の伝統を保持してゆく思いが為兼などにも受け継がれた。その背景にはこれからの時代は東国にこそ歌道発展の鍵が存するという慈円の思いを御子左家の歌人たちが受け継いだことがあったと考える。「「もののふ」の和歌」…論文全体としては「もののふ」という歌語や武具等の和歌における用例から、武士と貴族が共生する時代の和歌のあり方を考える趣旨であるが、その中で、新古今時代の歌人たちから為家へ受け継がれてゆく表現を考える際に、「宇治」という歌枕がキーワードとなった。宇治川は治承・寿永の乱、承久の乱における戦場となった。その歴史に、人麻呂の『万葉集』歌「もののふの八十宇治河の網代木にいさよふ波のゆくへしらずも」が重ねられた。この「いさよふ波のゆくへしらずも」は武士が死後赴く地獄を示唆するとされ、「ゆくへしらず」「いさよふ」ものとして「秋風」や「鹿」等にこの人麻呂歌を重ね、慈円や為家は武士の鎮魂を詠んだ。「「足柄」の和歌」…足柄関や足柄山は万葉以来、都と東国を結ぶ交通の要衝であり、政治的任務を帯びた貴族たちが往き来した伝統ある歌枕である。公武協調体制が構築される鎌倉時代、この歌枕は政治的にも、文化的にも重要な意味を持つものとなった。その中で、為家の和歌に焦点を当て、その為家の用例から『十六夜日記』の長歌の「足柄の道」は和歌の道そのものを表し得るとの結論を導く。
期刊论文(9)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
中世和歌の始まり―京と鎌倉の文化交流の軌跡―
中世纪和歌的开始 - 京都与镰仓文化交流的轨迹 -
DOI: --
发表时间: 2021
期刊:
影响因子: --
作者: [木村尚志, 木村尚志, 木村尚志, 木村 尚志, 木村 尚志, 木村 尚志, 木村 尚志, 木村尚志]
通讯作者: 木村尚志
藤原俊成の「室の八島」詠と実方東遷説話―「いかにせん」の歌の解釈をめぐって―
藤原利成的《室之屋岛》诗与十方藤仙的故事 - 浅谈歌曲《伊卡仙》的解读 -
DOI: --
发表时间: 2019
期刊:
影响因子: --
作者: [木村尚志, 木村尚志, 木村尚志, 木村 尚志, 木村 尚志, 木村 尚志]
通讯作者: 木村 尚志
中世和歌の展開―京と鎌倉の文化交流史―
中世纪和歌的发展 - 京都与镰仓的文化交流史 -
DOI: --
发表时间: 2021
期刊:
影响因子: --
作者: [木村尚志, 木村尚志, 木村尚志, 木村 尚志, 木村 尚志, 木村 尚志, 木村 尚志, 木村尚志, 木村尚志]
通讯作者: 木村尚志
藤原為家と『伊勢物語』 : 後嵯峨院時代との関わりを中心に
藤原为家与《伊势物语》:聚焦与后佐彦时代的关系
DOI: --
发表时间: 2020
期刊: 日本文学研究ジャーナル
影响因子: --
作者: [木村尚志, 木村尚志]
通讯作者: 木村尚志
共 9 条
    中世和歌史論
    • 批准号:
      12J07542
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for JSPS Fellows
    • 资助金额:
      $1.41万
    • 财政年份:
      2012
    • 负责人:
      木村 尚志
    • 依托单位:
    海外基金