初代培養を用いた同腹仔のハンチントン病モデルと野生型間の神経脆弱性の定量比較
初代培養を用いた同腹仔のハンチントン病モデルと野生型間の神経脆弱性の定量比較
批准号:
21K15636
负责人:
清水 英雄
金额:
$3.0万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
本研究は、遺伝病であるハンチントン病での神経細胞内における異常を明らかにすることを目的としている。ハンチントン病は遺伝性トリプレットリピート病の一つであり、異常伸長したCAGリピートを持つHTT遺伝子が原因とされている。同様のトリプレットリピート病の一つである脆弱X症候群はFMR1遺伝子上でCGGリピートが異常伸長し、FMR1のコードするタンパク質であるFMRPの発現が抑制されることで引き起こされる。FMRPはRNA結合タンパク質であり、DLG4のmRNAと結合する。また、FMRPとよく似たタンパク質にFXR1というタンパク質があり、合わせてFXR Familyに含まれる。神経芽細胞腫であるNeuro2a細胞株を使用して、FMR1遺伝子と、それに関連するFXR1遺伝子とDLG4遺伝子をそれぞれノックダウンして、細胞内でどのような異常が生じるか調べた。その結果、これらの脆弱X症候群関連遺伝子のノックダウンによって、細胞内でユビキチン-プロテアソーム系の分解経路が異常亢進するということを発見した。Neuro2a細胞株は無血清培地で分化し、突起を伸展するが、これらの遺伝子をノックダウンすると突起伸展が阻害された。この突起伸展の阻害は、初代培養神経細胞を用いた実験でも同様に観察された。同様のリピート病であるHTT遺伝子をsiRNAによってノックダウンしたところ、脆弱X症候群関連遺伝子と同様に細胞の突起伸展が阻害された。これによって、HTT遺伝子の異常によって、FMRP関連因子の異常と同様に、タンパク質の分解系に異常が生じていることが予想される。
英文摘要
本研究は、遺伝病であるハンチントン病での神経細胞内における異常を明らかにすることを目的としている。ハンチントン病は遺伝性トリプレットリピート病の一つであり、異常伸長したCAGリピートを持つHTT遺伝子が原因とされている。同様のトリプレットリピート病の一つである脆弱X症候群はFMR1遺伝子上でCGGリピートが異常伸長し、FMR1のコードするタンパク質であるFMRPの発現が抑制されることで引き起こされる。FMRPはRNA結合タンパク質であり、DLG4のmRNAと結合する。また、FMRPとよく似たタンパク質にFXR1というタンパク質があり、合わせてFXR Familyに含まれる。神経芽細胞腫であるNeuro2a細胞株を使用して、FMR1遺伝子と、それに関連するFXR1遺伝子とDLG4遺伝子をそれぞれノックダウンして、細胞内でどのような異常が生じるか調べた。その結果、これらの脆弱X症候群関連遺伝子のノックダウンによって、細胞内でユビキチン-プロテアソーム系の分解経路が異常亢進するということを発見した。Neuro2a細胞株は無血清培地で分化し、突起を伸展するが、これらの遺伝子をノックダウンすると突起伸展が阻害された。この突起伸展の阻害は、初代培養神経細胞を用いた実験でも同様に観察された。同様のリピート病であるHTT遺伝子をsiRNAによってノックダウンしたところ、脆弱X症候群関連遺伝子と同様に細胞の突起伸展が阻害された。これによって、HTT遺伝子の異常によって、FMRP関連因子の異常と同様に、タンパク質の分解系に異常が生じていることが予想される。
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
FXR1とDLG4は神経突起形成に重要な働きを持つ
FXR1 和 DLG4 在神经突形成中发挥重要作用
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[清水 英雄, 北條 浩彦]
通讯作者:
北條 浩彦
Fragile X related genes and Dlg4 gene are involved in process formation in neuronal cells.
脆性X相关基因和Dlg4基因参与神经元细胞过程的形成。
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shimizu H., Hohjoh H.]
通讯作者:
Hohjoh H.
Fragile X関連遺伝子とDlg4遺伝子は神経系の細胞の突起形成に関与する
脆性X相关基因和Dlg4基因参与神经系统细胞过程的形成
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[清水英雄, 北條浩彦]
通讯作者:
北條浩彦
Knockdown of PSD95 and FXR1 inhibits protrusion formation
PSD95 和 FXR1 的敲低抑制突起形成
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hideo Shimizu, Hirohiko Hohjoh]
通讯作者:
Hirohiko Hohjoh
FXR1 and PSD95 may play important roles in neurite formation
FXR1和PSD95可能在神经突形成中发挥重要作用
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hideo Shimizu, Hirohiko Hohjoh]
通讯作者:
Hirohiko Hohjoh
海外基金