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新たな社会的共同性の創出について:W・C・スミスの伝統理解と世俗主義批判を軸に

新たな社会的共同性の創出について:W・C・スミスの伝統理解と世俗主義批判を軸に
论新社会共同体的创建——基于W.C.史密斯对传统的理解和对世俗主义的批判
批准号:
22K12994
负责人:
藤本 憲正
金额:
$1.0万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2022-04-01 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
本研究の目的は、W・C・スミスの伝統理解と世俗主義批判を再検討し、その現代的意義を明らかにすることを通して、現代社会における新たな社会的共同性の創出の方法を解明することにある。とくに、宗教や伝統などの文化的資源を活用する創出の方法の解明を目指している。本研究は2年計画であり、初年度は、スミスに関する基礎文献と関連研究の調査を行った。関連の研究者に連絡を取り、議論を行った。具体的には、スミスと関係の深い、ドイツの神学者ハンス・キュングの人権に関する議論を再検討した。スミスとも交友のあった、宗教間対話を推進した人物である。その際に、宗教と人権の相互関係を論じているドイツの社会学者ハンス・ヨアスの主張を整理した。人権が、どのように現在のような準普遍的な倫理的基準としての地位を獲得したのかを思想史的に論じている。それを踏まえつつ、キュングの議論におけるパラダイム論と世界倫理の構想を見直した。それにより、キュングの人権を中心とする主張の特徴が、「未来志向」に由来することが分かった。また、スミスは同様の立場に立つ面と異なる面があることが分かった。並行して、スミスとも関連のあった仏教思想家の阿部正雄について論文をまとめ、発表した。それにより、スミスらと同時期の議論の広がりを把握することができた。キュングやスミスが、宗教をめぐってどのような関心の中で議論していたのか、欧米だけでなく、東アジアの文脈を踏まえた内容を把握できた。とくに阿部は、未来に関する倫理的主張を仏教の側から述べていて、スミスらと対比的に位置づけることができた。
英文摘要
本研究の目的は、W・C・スミスの伝統理解と世俗主義批判を再検討し、その現代的意義を明らかにすることを通して、現代社会における新たな社会的共同性の創出の方法を解明することにある。とくに、宗教や伝統などの文化的資源を活用する創出の方法の解明を目指している。本研究は2年計画であり、初年度は、スミスに関する基礎文献と関連研究の調査を行った。関連の研究者に連絡を取り、議論を行った。具体的には、スミスと関係の深い、ドイツの神学者ハンス・キュングの人権に関する議論を再検討した。スミスとも交友のあった、宗教間対話を推進した人物である。その際に、宗教と人権の相互関係を論じているドイツの社会学者ハンス・ヨアスの主張を整理した。人権が、どのように現在のような準普遍的な倫理的基準としての地位を獲得したのかを思想史的に論じている。それを踏まえつつ、キュングの議論におけるパラダイム論と世界倫理の構想を見直した。それにより、キュングの人権を中心とする主張の特徴が、「未来志向」に由来することが分かった。また、スミスは同様の立場に立つ面と異なる面があることが分かった。並行して、スミスとも関連のあった仏教思想家の阿部正雄について論文をまとめ、発表した。それにより、スミスらと同時期の議論の広がりを把握することができた。キュングやスミスが、宗教をめぐってどのような関心の中で議論していたのか、欧米だけでなく、東アジアの文脈を踏まえた内容を把握できた。とくに阿部は、未来に関する倫理的主張を仏教の側から述べていて、スミスらと対比的に位置づけることができた。
期刊论文(0)
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会议论文
阿部正雄のケノーシス的神と倫理
安倍正夫的虚伪上帝与伦理
DOI: 10.51081/kyushin.0.27_85
发表时间: 2022
期刊: Kyuushin
影响因子: --
作者: [八木久美子編, 岡崎弘樹(分担執筆), 住田博子, 五十嵐成見, 藤本 憲正]
通讯作者: 藤本 憲正
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