デングウイルス感染に起因する神経障害の発症機序解明
デングウイルス感染に起因する神経障害の発症機序解明
批准号:
22K16384
负责人:
本田 智子
金额:
$2.91万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2022-04-01 至 2024-03-31
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英文摘要
デングウイルスによる感染症は年々増加傾向にあり、近年では世界で年間約4億人が感染し、そのうち1億人がデング熱を発症していると推定されているが、有効な治療法は未だ確立されていない。また、デングウイルスによる重症疾患の一つとして神経症状が認められているが、その発症機序についても未解明である。研究代表者はインターフェロンα/β、γのダブルノックアウトマウスであるAG129に対してデングウイルスを感染させると、高頻度に神経症状を呈することを見出した。そこで本研究ではAG129マウスをモデルとし、デングウイルスによる神経症状発症のメカニズムについて解析した。AG129にデングウイルスを感染させ、脳、脊髄及びデングの主要なターゲットである肝臓中のウイルスRNA量を継時的に測定した。また、デングウイルスはバイレミアを引き起こすことから血清中のウイルスRNAについても測定した。その結果、血清中のウイルスRNA量は感染4日後をピークに急激に低下する一方、脳や脊髄では感染14日後にピークを迎えその後も高い値(同日の肝臓の値の約100-1000倍)を維持していることが示された。脳におけるデングウイルスの局在を調べるために、デングウイルス抗原の免疫染色を行なった。その結果、ある種の神経細胞においてデングウイルス抗原の陽性像が認められたことから、デングウイルスは神経細胞自体に感染し、神経症状を呈していることが示唆された。
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