脂質の多形転移過程における液晶相形成の解明および動的過程の相図作成
脂質の多形転移過程における液晶相形成の解明および動的過程の相図作成
批准号:
10740208
负责人:
上野 聡
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1998
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1998 至 1999
中文摘要
本研究課題では、トリアシルグリセロール(TAG)について、融液状態からの結晶化過程について、主にして熱測定および時分割X線回折法を用いて研究を行った。研究成果は以下の通りである。(1)TAGにおける液晶状態の存在数種類のTAG単成分および二成分系についてさまざまな温度条件や混合比率で測定を行った。その結果、代表的なTAGであるSOSでは液晶状態の存在を確認し、その存在条件をより詳細に調べた。またSOSを含む二成分系について、ある特定の混合比率において、液晶状態の存在が示唆される結果を得たが詳細は今後の課題である。本研究も含め国内外のここ2・3年の知見を総合すると、TAGにおいて、液晶状態は広く存在すると考えられる。ただし、その存在条件の解明(温度や圧力条件・せん断応力の有無・二成分における混合比率等)についてはさらなる研究を要する。(2)TAGの2成分系の動的な相図の作成現在、数種の二成分系について、不安定多形をも加えた相図の時間変化(動的な相図)を作成中である。(3)液晶状態の存在と発現する多形の種類および液晶化速度の関係液晶状態の有無により、多形発現に影響のあることが明らかとなった。SOSに関して、液晶状態の有無により異なる多形が出現した。この結果は、液晶状態の形成が、ある特定の結晶多形の鋳型または前駆体となっていると考えられる。また、TAGの結晶化過程を調べると、SOSに関しては、時分割X線回折法により、ラメラ相の形成(秩序化)の方が、SOSを構成する脂肪酸鎖のパッキング形成よりも、液晶状態の有無に拠らず、先に始まることが示唆された。ラメラの形成が結晶化の第1段階と考えられる上記の結果は、液晶状態の形成と結晶多形の前駆体との関わりを示唆する。液晶状態と結晶化との関連については、液晶状態の存在条件の探索とも関わっており、今後なお一層の研究を要する。
英文摘要
本研究課題では、トリアシルグリセロール(TAG)について、融液状態からの結晶化過程について、主にして熱測定および時分割X線回折法を用いて研究を行った。研究成果は以下の通りである。(1)TAGにおける液晶状態の存在数種類のTAG単成分および二成分系についてさまざまな温度条件や混合比率で測定を行った。その結果、代表的なTAGであるSOSでは液晶状態の存在を確認し、その存在条件をより詳細に調べた。またSOSを含む二成分系について、ある特定の混合比率において、液晶状態の存在が示唆される結果を得たが詳細は今後の課題である。本研究も含め国内外のここ2・3年の知見を総合すると、TAGにおいて、液晶状態は広く存在すると考えられる。ただし、その存在条件の解明(温度や圧力条件・せん断応力の有無・二成分における混合比率等)についてはさらなる研究を要する。(2)TAGの2成分系の動的な相図の作成現在、数種の二成分系について、不安定多形をも加えた相図の時間変化(動的な相図)を作成中である。(3)液晶状態の存在と発現する多形の種類および液晶化速度の関係液晶状態の有無により、多形発現に影響のあることが明らかとなった。SOSに関して、液晶状態の有無により異なる多形が出現した。この結果は、液晶状態の形成が、ある特定の結晶多形の鋳型または前駆体となっていると考えられる。また、TAGの結晶化過程を調べると、SOSに関しては、時分割X線回折法により、ラメラ相の形成(秩序化)の方が、SOSを構成する脂肪酸鎖のパッキング形成よりも、液晶状態の有無に拠らず、先に始まることが示唆された。ラメラの形成が結晶化の第1段階と考えられる上記の結果は、液晶状態の形成と結晶多形の前駆体との関わりを示唆する。液晶状態と結晶化との関連については、液晶状態の存在条件の探索とも関わっており、今後なお一層の研究を要する。
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S.Ueno(分担執筆): "Physical Properties of Fats,Oils&Emulsifiers Application to Foods"editated by N.Widlak,AOCS Press. 442 (2000)
S.Ueno(合著者):“脂肪、油和乳化剂的物理特性在食品中的应用”,N.Widlak 编辑,AOCS Press 442 (2000)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
S.Ueno, A.Minato, Y.Amemiya and K.Sato: "Synchrotron Radiation X-ray Diffraction Study of Polymorphic Crystallization of SOS from Liquid Phase" Journal of Crystal Growth. in press. (1999)
S.Ueno、A.Minato、Y.Amemiya 和 K.Sato:“液相 SOS 多晶型结晶的同步加速器辐射 X 射线衍射研究”晶体生长杂志。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
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通讯作者:
上野 聡(分担執筆): "食品とガラス化・結晶化技術"村勢則郎,佐藤清隆 編,(株)サイエンスフォーラム. 352 (2000)
Satoshi Ueno(合著者):“食品和玻璃化/结晶技术”,村濑纪夫和佐藤清隆编辑,Science Forum Co., Ltd. 352(2000)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
K.Boubekri: "Polymorphic Transformations in sn-1,3-Distearoyl-2-ricinoleyl-glycerol"Journal of the American Oil Chemists'Society. 76. 949-955 (1999)
K.Boubekri:“sn-1,3-二硬脂酰基-2-蓖麻醇基甘油的多晶型转化”美国石油化学家协会杂志。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
S.Ueno: "Synchrotron Radiation X-ray Diffraction Study of Polymorphic Crystallization of SOS from Liquid Phase"Journal of Crystal Growth. 198/199. 1326-1329 (1999)
S.Ueno:“液相 SOS 多晶型结晶的同步辐射 X 射线衍射研究”晶体生长杂志。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 6 条
不活性結合切断を経る新しい触媒的宮能基化反応の開発
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批准号:05J09917
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.79万
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财政年份:2005
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负责人:上野 聡
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依托单位:
アルツハイマ-病モデルラットの脳ニコチン性アセチルコリン受容体遺伝子発現の解析
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批准号:01570448
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:1989
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负责人:上野 聡
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依托单位:
海外基金