ペプチドを基本骨格とした新規遺伝子治療ベクターの創成
ペプチドを基本骨格とした新規遺伝子治療ベクターの創成
批准号:
12780641
负责人:
尾形 信一
金额:
$1.28万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2001
中文摘要
遺伝子治療は,先天的な遺伝子疾患にとどまらず,癌やエイズなど後天的疾患に対する画期的な治療法として期待されている。現在の遺伝子治療では,ウイルスの生活環を利用した,ウイルスベクターが主に使用されている。しかし,生体に対する安全性の問題,ベクター作製が複雑であるなどの問題が指摘されている。そこで,本研究では,安全かつ合成が比較的簡便なオリゴペプチドを基本骨格とした,完全合成型遺伝子治療ベクターの創成を目的として,DNA結合性オリゴペプチドを合成し,遺伝子治療用ベクターとしての機能を検討した。昨年度までに我々は,DNA結合性ペプチドの候補として,ロイシンジッパー型のDNA結合因子である,Fos-Jun複合体のDNA結合領域に着目し,DNA結合性オリゴペプチド(以下,F/J-P)を合成し,そのDNA結合性およびヌクレアーゼからの保護作用,更に細胞内への導入を試みた。その結果,F/J-PはDNAと結合し,ヌクレアーゼからの保護作用を示した。加えて,F/J-PとGFP遺伝子の複合体を細胞内に導入したところ,GFP遺伝子の発現が認められた。本年度は,DNA結合能の更なる向上を目的として,F/J-Pを構成するアミノ酸残基を改変し,ペプチド分子がα-ヘリックス構造をとるように再設計を行い(以下,NK-2M3),そのDNA結合能およびヌクレアーゼからの保護作用の検討,細胞毒性の検討を行った。NK-2M3のCDスペクトルを測定した結果,50%メタノール溶媒中でのα-ヘリックス形成率は約50%であった。更に,PBS中におけるCDスペクトルを測定したところ,約20%のα-ヘリックス形成率を示した。PBS中で,温度条件の変化によるα-ヘリックス形成率の変化を検討したところ,興味深いことに,0℃で約40%のα-ヘリックス形成率を示し,NK-2M3は,F/J-Pと比較してα-ヘリックスを形成しやすい事が示された。さらに,in vitroにおいて,F/J-Pと同程度のDNA結合能とヌクレアーゼからの保護作用を示し,加えて,顕著な細胞毒性は認められなかった。
英文摘要
遺伝子治療は,先天的な遺伝子疾患にとどまらず,癌やエイズなど後天的疾患に対する画期的な治療法として期待されている。現在の遺伝子治療では,ウイルスの生活環を利用した,ウイルスベクターが主に使用されている。しかし,生体に対する安全性の問題,ベクター作製が複雑であるなどの問題が指摘されている。そこで,本研究では,安全かつ合成が比較的簡便なオリゴペプチドを基本骨格とした,完全合成型遺伝子治療ベクターの創成を目的として,DNA結合性オリゴペプチドを合成し,遺伝子治療用ベクターとしての機能を検討した。昨年度までに我々は,DNA結合性ペプチドの候補として,ロイシンジッパー型のDNA結合因子である,Fos-Jun複合体のDNA結合領域に着目し,DNA結合性オリゴペプチド(以下,F/J-P)を合成し,そのDNA結合性およびヌクレアーゼからの保護作用,更に細胞内への導入を試みた。その結果,F/J-PはDNAと結合し,ヌクレアーゼからの保護作用を示した。加えて,F/J-PとGFP遺伝子の複合体を細胞内に導入したところ,GFP遺伝子の発現が認められた。本年度は,DNA結合能の更なる向上を目的として,F/J-Pを構成するアミノ酸残基を改変し,ペプチド分子がα-ヘリックス構造をとるように再設計を行い(以下,NK-2M3),そのDNA結合能およびヌクレアーゼからの保護作用の検討,細胞毒性の検討を行った。NK-2M3のCDスペクトルを測定した結果,50%メタノール溶媒中でのα-ヘリックス形成率は約50%であった。更に,PBS中におけるCDスペクトルを測定したところ,約20%のα-ヘリックス形成率を示した。PBS中で,温度条件の変化によるα-ヘリックス形成率の変化を検討したところ,興味深いことに,0℃で約40%のα-ヘリックス形成率を示し,NK-2M3は,F/J-Pと比較してα-ヘリックスを形成しやすい事が示された。さらに,in vitroにおいて,F/J-Pと同程度のDNA結合能とヌクレアーゼからの保護作用を示し,加えて,顕著な細胞毒性は認められなかった。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Y.Uesugi, et al.: "Binding and protection of DNA by a novel peptide derived from the DNA-binding region of the Fos/Jun complex"Proceed.Int'l Sympo.Control.Rel.Bioact.Mater.. 28. 1123-1124 (2001)
Y.Uesugi 等人:“源自 Fos/Jun 复合物 DNA 结合区域的新型肽对 DNA 的结合和保护”Proceed.Intl Sympo.Control.Rel.Bioact.Mater.. 28。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
尾形 信一(第三章 分担執筆): "有機・無機ハイブリッドと組織再生材料"(編集著者)谷原 正夫, (発行所)株式会社アイピーシー(第三章). 13 (2002)
Shinichi Ogata(第 3 章贡献者):“有机-无机杂化和组织再生材料”(编辑/作者)Masao Tanihara,(出版商)IPC Corporation(第 3 章)(2002 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
癌塞栓療法に用いる組換えタンパク質の創成
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批准号:14780639
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.11万
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财政年份:2002
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负责人:尾形 信一
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依托单位:
減数分裂進行過程において発現が誘導される遺伝子群の機能解析
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批准号:96J05727
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1998
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负责人:尾形 信一
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依托单位:
海外基金