北海道東部の「アイヌ文化」に関する物質文化史研究

北海道东部“阿伊努文化”的物质文化史研究

• 批准号: 16H00033
• 负责人: 小野 哲也
• 金额: $ 0.35万
• 依托单位: 標津町ポー川史跡自然公園
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
• 财政年份: 2016
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2016 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-16H00033/
• 关键词: アイヌ文化; 石器使用痕; 鉄器流通

北海道東部の「アイヌ文化」の成り立ちを物質文化史の観点から探るため、2つのアプローチで調査した。1つが、遺跡出土礫石器の使用痕調査で、標津町伊茶仁カリカリウス遺跡、羅臼町松法川北岸遺跡出土の縦長棒状礫を素材とする石器の用途把握に向けた調査である。民族誌を基に礫石器用途の候補、並びに直接打撃、間接打撃等作業方法の候補を想定し、各パターンの使用実験を行い、その上で実験石器と遺跡出土礫石器の使用痕を比較した結果、遺跡出土礫石器の使用痕は、金属製ナイフとの組み合わせた間接打撃による使用痕、並びに硬質対象物との接触によって形成された使用痕の可能性が高いことが明らかとなった。前者の具体的な用途として、鯨骨など厚みのある骨角器素材の切断が想定された。後者は実験では台石との接触が生じ易い植物加工に用いた資料との類似性が高かったためデジタルマイクロスコープや偏光顕微鏡を用いて植物加工痕跡の確認に務めたが、今回の対象資料では確認することができなかった。この縦長棒状礫を素材とする礫石器は北海道東部に特徴的なため、今後他の用途も視野に入れながら調査を重ねていく。2つ目のアプローチは中世アイヌ文化期の鉄器を対象とした金属組成の比較調査で、陸別町ユクエピラチャシ跡の5資料から8点、羅臼町オタフク岩洞窟遺跡の5資料から7点の試料を採取して岩手県立博物館で分析調査を行った。分析結果をこれまでの調査成果と比較した結果、調査した2遺跡の鉄器組成は、福島県、宮城県で出土する鉄器と類似性が高く、一部西日本と類似する組成の資料も含まれていた。北海道中央部では関東と類似性の高い鉄器が多く出土するため、今回の結果は鉄器流通に関する北海道東部の独自性を示している可能性がある。2つのアプローチにより、北海道東部の「アイヌ文化」が北海道中央部とは生業文化や社会的交流の面で異なる歩みを辿った可能性が推測された。

为了从物质文化史的角度探索北海道东部的Ainu文化的起源，我们研究了两种方法。一种是对废墟中发掘的砾石工具的使用的调查，旨在了解使用shibetsu镇的Ichanikarikarius Ruins和Matuhogagawa河北岸的Ichanikarikarius Ruins发掘的垂直杆状砾石制成的石材工具。基于人种志，我们使用每种模式进行了实验，假设候选人用作碎石工具，以及直接或间接影响等工作方法，然后比较了实验石工具和碎石工具的使用标记，并发现毁坏的砾石工具的标记可能会与这些破坏的砾石工具相关地构成一定的碎片构成，并与这些碎石的构造相同，将它们与一定的对象相同，构成了一定的构造，并构成了一定的范围，一定会构成一定的构造。前者的特定用途是切割厚厚的骨角器官材料，例如鲸鱼骨头。后者与用于植物加工的材料高度相似，这些材料可能会导致实验中与平台石的接触，因此我们使用数字显微镜或偏光光显微镜检查了植物加工痕迹，但是无法确认该材料。由于这种由垂直杆状砾石制成的砾石工具是北海道东部的特征，因此我们将继续考虑其他用途，继续进一步研究。第二种方法是对中世纪Ainu文化期间铁件金属成分的比较研究，并从Rikubetsu镇的Yuku Epirachasi废墟的五个来源收集了8个样本，并从Otafukuiwa Cave cave duarins的五个来源的Rausu镇的五个来源中收集了7个样本，并在Rausu Town中进行了分析性调查，并在i nateratival prectural Preeful the Iblesuam prectate Preefectate Preefectate Preefectate Preefecterate Cumeumum tocectate precterate Cubseum。将分析结果与以前的研究结果进行比较，调查的两个地点的铁件组成与福岛和宫城县发掘的铁件高度相似，并且包括一些文档，与日本西部相似。许多与关东地区相似的铁件在北海道中部已经发掘，因此结果可能表明北海道东部关于铁件分布的独特性。据推测，这两种方法可能导致北海道东部的阿尼文化在生计文化和社会交流方面进行了不同的旅程。

项目成果

北方社会における鉄器流通実態の解明(3)

北方社会铁器实际分布阐释（三）

• 发表时间: 2017
• 期刊: 岩手県立博物館研究報告
• 作者: 栗林幸雄;今田水穂;柳瀬 学;柳瀬 学;柳瀬 学;髙橋 傑;豊田裕章著・曹建南訳;豊田裕章;豊田裕章;豊田裕章;古賀 康士;山崎 頼人;青木 志穂子;関口 真規子;関口 真規子;関口 真規子;吉満 庄司;吉満庄司;鈴木伸哉;鈴木伸哉;鈴木伸哉;大山幹成・米延仁志・星野安治・Marta Dominguez-Delmas・Ignacio Garcia-Gonzalez・鈴木伸哉・藤原 健・安江 恒・佐野 雅規・庄 建治朗;鈴木伸哉;鈴木伸哉;三橋浩志;真田 穣人;真田 穣人;伊藤 智章;伊藤 智章;伊藤 智章;伊藤 智章;村上一馬;小野哲也・赤沼英男・目時和哉
• 通讯作者: 小野哲也・赤沼英男・目時和哉