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「造血の場」としての間葉系幹細胞から検討する血液悪性疾患の発症メカニズム

「造血の場」としての間葉系幹細胞から検討する血液悪性疾患の発症メカニズム
从间充质干细胞作为“造血场”研究血液系统恶性疾病的发病机制
批准号:
16H00656
负责人:
杉野 典子
金额:
$0.36万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016 至 --

项目摘要

项目成果

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(研究目的)骨髄異形成症候群(以下MDS)は難治性の血液悪性疾患で、進行すると白血病に進展する。日本では高齢社会を背景に患者数が増加し、その対策は喫緊の課題である。造血の中心である骨髄には、血球の他に、造血を支持する間葉系幹細胞(以下MSC)が存在する。マウスではMSCの異常がMDSを引き起こすことが報告されており、MDSが骨髄環境の異常による疾患である可能性が示唆されている。本研究は、MDS患者の骨髄MSCの解析によってMDSの発症メカニズムを明らかにすることを目的とした。(研究方法)MDS患者からの骨髄液の入手については京都大学医学部附属病院倫理委員会の承認を得て行った。入手した6例のMDS患者の骨髄液を用いてMSCの分離・培養を試み、4例で分離・培養に成功した。4例の内訳は、低リスクMDS(RCMD)2例、高リスクMDS(RAEB-1, RAEB2)2例であった。MSCの分離・培養については、プラスチックディッシュに接着する細胞を継代する方法(接着法)を用いた。分離したMDS患者由来のMSC(以下MDS-MSC)と健常ドナーのMSC(以下HD-MSC)を用いて、1、CD34陽性造血幹前駆細胞(以下HSPC)との共培養実験及びフローサイトメトリー解析、2、MSCの分化誘導実験、3、マイクロアレイ法を用いた網羅的遺伝子発現解析を行った。(研究成果)1、HSPCとの共培養実験で、高リスクMDS由来のMDS-MSCと共培養した際にHSPCの増殖が有意に促進されることを確認した。2、MSCの分化誘導実験では、低リスクMDS由来のMDS-MSCでは脂肪への分化能が低下していたが、高リスクMDS由来のMDS-MSCでは上昇していた。3、遺伝子発現解析の結果、HD-MSCとMDS-HSCで有意な発現の傾向の差があり、また高リスクMDS由来と低リスクMDS由来のMDS-MSCでも差があることを見出した。現在、発現に差のある個々の遺伝子についてさらに解析を進めている。今後はさらに検体数を増やしてこれらの傾向の再現性を検討するとともに、遺伝子発現解析で変化を同定した遺伝子についてsiRNAを用いてMDS-MSCの性質が変化するかを検討する。
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