脳死全肝移植と生体部分肝移植術後のタクロリムス動態特性の比較検討
脳死全肝移植と生体部分肝移植術後のタクロリムス動態特性の比較検討
批准号:
24926005
负责人:
河合 知喜
金额:
$0.38万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012 至 --
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
【研究目的】2010年7月に改正臓器移植法が施行されて以降、脳死肝移植の例数は飛躍的に増加し、京都大学においても改正後2年間に17例が行われた。生体肝移植では移植肝重量や小腸CYP3A5遺伝子型がタクロリムス体内動態に影響を及ぼすが、国内の脳死肝移植症例における知見は不足している。そこで、脳死ドナーと生体ドナーによる肝臓移植治療において、移植術後の経過を中心にその差異と小腸CYP3A5遺伝子型の影響について検討した。【研究方法】2010年7月から2012年8月に肝移植術(血液型一致・適合)を施行された成人患者53例(脳死全肝9例、生体部分肝44例)を対象とした。タクロリムスの血中濃度/投与量(C/D)比を術後第1週~第4週の4期間に分けて、期間内の平均値の推移を調査した。小腸CYP3A5遺伝子型がC/D比へ与える影響も同様に検討した。【研究成果】脳死全肝移植群では生体部分肝移植群と比較して移植肝重量が約2.5倍大きく(P<0.001)、移植後3週目以降、タクロリムスC/D比の中央値が1.5~2.3倍低い値を示した(P<0.05>。小腸CYP3A5遺伝子型の影響について、生体部分肝移植群では、CYP3A5機能発現(*D群のC/D比が機能欠損(*3)群より移植後4週間、1.5~2.8倍低く有意な影響を認めた。脳死全肝移植群においても*1群のC/D比は低く、術後1週目の*3群のC/D比は*1群の2.6倍であった。一方、*1群と*3群で認められたタクロリムスC/D比の差異は、術後日数経過に伴って小さくなる傾向が見られた。以上、本研究では少数例ながらも、脳死全肝移植患者において小腸CYP3A5遺伝子型のタクロリムス体内動態に及ぼす影響は認められるものの、その強さと術後経過に伴う寄与の大きさは生体部分肝移植症例とは異なることが示唆された。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
肝移植後のタクロリムス動態特性における脳死ドナーと生体ドナーの差異
脑死亡供体与活体供体肝移植后他克莫司动力学特性的差异
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yoshimichi Sai, Kyoko Honda, Kohei Fujita, Satsuki Ito, Kazuki Sawamoto, Ken-ichi Miyamoto, 神山直也, 河合知喜]
通讯作者:
河合知喜
海外基金