細胞表面糖鎖抗原と特発性間質性肺炎の発症メカニズムの関連についての研究
細胞表面糖鎖抗原と特発性間質性肺炎の発症メカニズムの関連についての研究
批准号:
24931003
负责人:
石嶺 南生
金额:
$0.38万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012 至 --
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
間質性肺炎は、肺胞隔壁、小葉間間質および胸膜近傍に炎症をきたす疾患であり、間質性肺炎の6割を原因不明の特発性間質性肺炎が占める。特にまだらな線維化が特徴である特発性肺線維症は緩徐に進行する予後不良の疾患であり、病因の解明が望まれる。発症機序については肺胞上皮細胞もしくは毛細血管内皮細胞の障害と考えられており、隔壁の肥厚、結合組織成分の増加により拡散障害をきたし拘束性障害を呈する。現在特発性間質性肺炎のバイオマーカーとして血中KL-6濃度測定があるが、疾患特異性が十分ではない。したがって、肺線維化が進行する前に非侵襲的な特異的検査法が必要である。疾患特異的バイオマーカーの開発には病態解明が必須であると考え、信州大学医学部附属病院臨床検査部では特発性肺線維症について病理学的研究を行ってきた。これらの研究および関連する研究により、特発性肺線維症の発症初期に、微生物やマクロファージなどに由来するシアリダーゼが活性化され、H型肺胞細胞表面のシアル酸が脱離して糖鎖抗原であるThomsen-Friedenreich抗原(Galβ1-3 GalNAc-0-Ser/Thr)が出現し、自然抗体として血中に存在する抗TF抗体や補体と免疫複合体を形成して細胞が傷害されることが一因と成りうると仮説を立てた。これに基づき細胞生物学的解析を主なテーマに掲げ研究を進めてきた。昨年度までにTF抗原-抗TF抗体の関与は否定的な結果となった。そこでそれ以外の因子の関与を検討するため、今年度はこれまで使用したA549細胞、Lec2細胞に加えて、細胞表面にシアル酸を発現していない細胞(CHO-K1細胞)を陰性コントロールとして昨年度同様の細胞障害実験を行った。その結果、補体の存在が細胞傷害に強く関与していることが実験的に示唆された。補体活性化の経路及び機序は未だ不明であるが、TF抗原以外の細胞表面抗原、特に糖鎖抗原が関与しているのではないかと推察する。今後はシアリダーゼ処理後の細胞表面糖鎖抗原の解析、肺胞気管支洗浄液中シアリダーゼ濃度をMALDI-TOF-MSで定量する系の検討を行っていく予定である。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
細胞表面糖鎖抗原と特発性間質性肺炎の発症メカニズムの関連についての研究-II
-
批准号:25931006
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
-
资助金额:$0.38万
-
财政年份:2013
-
负责人:石嶺 南生
-
依托单位:
特発性間質性肺炎の発症メカニズムの解明とバイオマーカーの探索II
-
批准号:23931010
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
-
资助金额:$0.32万
-
财政年份:2011
-
负责人:石嶺 南生
-
依托单位:
海外基金