非天然アミノ酸を導入した人工機能モノクローナル抗体の合成
非天然アミノ酸を導入した人工機能モノクローナル抗体の合成
批准号:
09750977
负责人:
芳坂 貴弘
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
本研究では、分子認識機能を有するタンパク質であるモノクローナル抗体をターゲットとし、その特定部位に光機能性非天然アミノ酸を導入することで、分子認識機能と種々の光機能を合わせ持つ新しい機能性高分子の合成を目的とした。まず、抗リゾチームラクダ抗体の抗原結合ドメインをコードした遺伝子を作製し、大腸菌のin vitroタンパク質合成系における発現を検討した。タンパク質合成反応液を、SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動法およびウエスタンブロット法により分析した結果、予想される分子量13kDa付近に合成された抗体が確認された。また、適切な酸化還元環境にすることで、効率良くジスルフィド結合を形成させることも可能であった。さらに、FITC標識リゾチームを用いた蛍光偏向度測定から、抗原結合活性を定量的に測定することもできた。次に、非天然アミノ酸の部位特異的な導入を検討した。拡張遺伝コードCGGGを導入した抗体の遺伝子を作製し、非天然アミノ酸で化学的にアミノアシル化されアンチコドンにCCCGを持ったtRNAとともにin vitroタンパク質合成系に加えることで、抗体の特定部位へ非天然アミノ酸の導入を試みた。ウエスタンブロット法による分析から、目的の非天然アミノ酸の導入されたタンパク質が合成されていることが確認された。続いて、光機能性非天然アミノ酸を導入することにより抗体の人工機能化を検討した。まず光脱離性の保護基をもったアスパラギン酸o-ニトロベンジルエステルを抗体の99位および121位のアスパラギン酸部位へ導入した。そのうちの99位に導入したものは、そのままでは全く活性を示さなかったが、紫外光照射によりニトロベンジルエステルを脱離させることで、元の抗原結合活性を完全に回復させることができた。今後さらに種々の人工機能アミノ酸を導入することで、抗体に様々な人工機能を付与できるものと期待される。
英文摘要
本研究では、分子認識機能を有するタンパク質であるモノクローナル抗体をターゲットとし、その特定部位に光機能性非天然アミノ酸を導入することで、分子認識機能と種々の光機能を合わせ持つ新しい機能性高分子の合成を目的とした。まず、抗リゾチームラクダ抗体の抗原結合ドメインをコードした遺伝子を作製し、大腸菌のin vitroタンパク質合成系における発現を検討した。タンパク質合成反応液を、SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動法およびウエスタンブロット法により分析した結果、予想される分子量13kDa付近に合成された抗体が確認された。また、適切な酸化還元環境にすることで、効率良くジスルフィド結合を形成させることも可能であった。さらに、FITC標識リゾチームを用いた蛍光偏向度測定から、抗原結合活性を定量的に測定することもできた。次に、非天然アミノ酸の部位特異的な導入を検討した。拡張遺伝コードCGGGを導入した抗体の遺伝子を作製し、非天然アミノ酸で化学的にアミノアシル化されアンチコドンにCCCGを持ったtRNAとともにin vitroタンパク質合成系に加えることで、抗体の特定部位へ非天然アミノ酸の導入を試みた。ウエスタンブロット法による分析から、目的の非天然アミノ酸の導入されたタンパク質が合成されていることが確認された。続いて、光機能性非天然アミノ酸を導入することにより抗体の人工機能化を検討した。まず光脱離性の保護基をもったアスパラギン酸o-ニトロベンジルエステルを抗体の99位および121位のアスパラギン酸部位へ導入した。そのうちの99位に導入したものは、そのままでは全く活性を示さなかったが、紫外光照射によりニトロベンジルエステルを脱離させることで、元の抗原結合活性を完全に回復させることができた。今後さらに種々の人工機能アミノ酸を導入することで、抗体に様々な人工機能を付与できるものと期待される。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Takahiro Hohsaka: "Efficient Incorporation of Nonnatural Amino Acids with Large Aromatic Groups into Streptavidin in In Vitro Protein Synthesizing Systems" Journal of the American Chemical Society. 121・1. 34-40 (1999)
Takahiro Hohsaka:“在体外蛋白质合成系统中将具有大芳香基团的非天然氨基酸有效掺入链霉亲和素”美国化学会杂志 121・1(1999)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Hiroshi Murakami: "Site-Directed Incorporation of p-Nitrophenylalanine into Streptavidin and Site-to-Site Photoinduced Electron Transfer from a Pyrenyl Group to a Nitrophenyl Group on the Protein Framework" Journal of the American Chemical Society. 120・3.
Hiroshi Murakami:“对硝基苯丙氨酸定点掺入链霉亲和素以及蛋白质框架上从芘基到硝基苯基的点对点光诱导电子转移”美国化学会杂志 120・3。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
枝分れ構造を有するタンパク質の生合成法の開発
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批准号:20655036
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2008
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负责人:芳坂 貴弘
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依托单位:
タンパク質合成開始過程の拡張とN末端特異的修飾技術への応用
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批准号:17651122
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.3万
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财政年份:2005
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负责人:芳坂 貴弘
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依托单位:
6塩基以上を1つのコドンとして翻訳するtRNAの開発と医薬としての応用可能性
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批准号:15651099
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.37万
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财政年份:2003
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负责人:芳坂 貴弘
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依托单位:
2種類の機能基を精密空間配置した人工タンパク質の合成
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批准号:12750783
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.54万
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财政年份:2000
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负责人:芳坂 貴弘
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依托单位:
遺伝コードの拡張による人工機能非天然アミノ酸を含む超タンパク質の生合成
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批准号:08751030
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1996
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负责人:芳坂 貴弘
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依托单位:
超タンパク質の合成とその機能の光スイッチング
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批准号:07750978
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1995
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负责人:芳坂 貴弘
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依托单位:
海外基金