癌転移におけるシグナル伝達解析と転移規定分子の同定による抑制治療の開発
癌転移におけるシグナル伝達解析と転移規定分子の同定による抑制治療の開発
批准号:
09770945
负责人:
田中 真二
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
1) 癌細胞の転移は様々なステップによって成立するが、細胞移動は重要な第一段階である。我々はC.elegansの細胞移動遺伝子cell migration gene,mig-10をターゲットとして、ヒト癌細胞よりMig-10の持つユニークなcentral domainと相同部位を持つ遺伝子の同定を試みた。2) その結果、EGF/PDGFシグナル分子ヒトGrb7をクローニングした(GenBank登録D87531)。ヒトGrb7蛋白質は532アミノ酸から成立し、N末端にはSH3結合コンセンサス配列を示すproline-rich部位を認め、中央にPHdomalnを含むcentral domainが存在し、C末端にはSH2domainを持つ細胞内分子である。Grb7 SH2 domainはEGF.レセプターと直接結合し、そのレセプター型チロシンキナーゼによりリン酸化されることから細胞内シグナル伝達分子と推測される。3) 次に、食道癌臨床症例におけるGrb7の発現と臨床病理学的因子との相関を調べたところ、Grb7は癌部でのみ高発現しており、さらに癌浸潤度の規定因子になりうることを見出した(Tanaka et al.Cancer Res1997)。最近、Grb7はMig-10,Grb10,Grb14とともに新規シグナル分子ファミリーを形成していることが明らかとなっている。4) Grb7 SH2 domainにFLAG-epitope tagを付加し発現ベクターに組み込み(FLAG-Grb7SH2)、ヒト食道癌培養細胞へ遺伝子導入した。FLAG-Grb7 SH2発現細胞はEGF刺激による内因性Grb7のリン酸化を著しく阻害した。さらに、EGF刺激による細胞増殖能はFLAG-Grb7SH2によって抑制されないが、細胞浸潤能は阻害されることが示された。5) 以上により細胞移動遺伝子の相同性より新たにクローニングしたGrb7は食道癌で強く発現し、臨床病理学的に癌浸潤度の規定因子となることを見出し、さらにそのシグナル伝達の抑制により、食道癌培養細胞の浸潤能が抑制されることが明らかとなった。
英文摘要
1) 癌細胞の転移は様々なステップによって成立するが、細胞移動は重要な第一段階である。我々はC.elegansの細胞移動遺伝子cell migration gene,mig-10をターゲットとして、ヒト癌細胞よりMig-10の持つユニークなcentral domainと相同部位を持つ遺伝子の同定を試みた。2) その結果、EGF/PDGFシグナル分子ヒトGrb7をクローニングした(GenBank登録D87531)。ヒトGrb7蛋白質は532アミノ酸から成立し、N末端にはSH3結合コンセンサス配列を示すproline-rich部位を認め、中央にPHdomalnを含むcentral domainが存在し、C末端にはSH2domainを持つ細胞内分子である。Grb7 SH2 domainはEGF.レセプターと直接結合し、そのレセプター型チロシンキナーゼによりリン酸化されることから細胞内シグナル伝達分子と推測される。3) 次に、食道癌臨床症例におけるGrb7の発現と臨床病理学的因子との相関を調べたところ、Grb7は癌部でのみ高発現しており、さらに癌浸潤度の規定因子になりうることを見出した(Tanaka et al.Cancer Res1997)。最近、Grb7はMig-10,Grb10,Grb14とともに新規シグナル分子ファミリーを形成していることが明らかとなっている。4) Grb7 SH2 domainにFLAG-epitope tagを付加し発現ベクターに組み込み(FLAG-Grb7SH2)、ヒト食道癌培養細胞へ遺伝子導入した。FLAG-Grb7 SH2発現細胞はEGF刺激による内因性Grb7のリン酸化を著しく阻害した。さらに、EGF刺激による細胞増殖能はFLAG-Grb7SH2によって抑制されないが、細胞浸潤能は阻害されることが示された。5) 以上により細胞移動遺伝子の相同性より新たにクローニングしたGrb7は食道癌で強く発現し、臨床病理学的に癌浸潤度の規定因子となることを見出し、さらにそのシグナル伝達の抑制により、食道癌培養細胞の浸潤能が抑制されることが明らかとなった。
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Tanaka,S.: "In vivo mitogenic effects of human insulin receptor substrate-1(hIRS-1)overexpression in hepatocytes." Hepatology. 26・3. 598-604 (1998)
Tanaka, S.:“肝细胞中人胰岛素受体底物 1 (hIRS-1) 过度表达的体内促有丝分裂作用。” 26・3 (1998)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Tanaka,S.: "A novel frizzled gene identified in human esophageal carcinoma mediates APC/beta-catenin signals." Proceedings of the National Academy of Sciences,USA. 95・17. 10164-10169 (1998)
Tanaka, S.:“在人类食管癌中发现的一种新型卷曲基因介导 APC/β-连环蛋白信号。”美国国家科学院院刊 95·17(1998)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Tanaka,S.: "Biological effects of human insulin receptor substrate-1 overexpression in hepatocytes." Hepatology. 26. 598-604 (1997)
Tanaka,S.:“肝细胞中人胰岛素受体底物 1 过度表达的生物学效应。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Tanaka,S.: "A novel variant of human Grb7 is associated with invasive esophageal carcinoma." Journal of Clinical Investigation. 102・4. 821-827 (1998)
Tanaka, S.:“人类 Grb7 的一种新变体与侵袭性食管癌有关。”临床研究杂志 102・4 (1998)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Tanaka,S.: "Co-expression f Grb7 with EGFR or Her2/erbB2 in human advanced esophageal carcinoma." Cancer Research. 57・1. 28-31 (1997)
Tanaka, S.:“人类晚期食管癌中 f Grb7 与 EGFR 或 Her2/erbB2 的共表达。”57・1 (1997)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 6 条
生体内多様性メカニズム解明に基づいた難治性がんの先進的治療開発
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批准号:23K27670
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$7.57万
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财政年份:2024
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负责人:田中 真二
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依托单位:
Development of advanced therapy for refractory cancer based on elucidation of in vivo diversity mechanisms
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批准号:23H02979
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$12.06万
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财政年份:2023
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负责人:田中 真二
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依托单位:
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批准号:22K19554
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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财政年份:2022
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负责人:田中 真二
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依托单位:
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批准号:17760116
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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财政年份:2005
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负责人:田中 真二
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依托单位:
新たに同定した血管新生関連遺伝子群の解析とその制御による癌冬眼化治療の開発
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批准号:16390382
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$4.74万
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财政年份:2004
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负责人:田中 真二
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依托单位:
新規Wnt/Fzシグナル誘導分子WISP、制御分子Dkk、Kremenの解析
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批准号:15023244
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$4.1万
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财政年份:2003
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负责人:田中 真二
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依托单位:
新たにクローニングしたWnt/Fzシグナル誘導癌遺伝子と機能抑制遺伝子の解析
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批准号:14026039
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$4.22万
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财政年份:2002
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负责人:田中 真二
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依托单位:
炭酸ガス冷媒雰囲気中の弾性流体潤滑特性
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批准号:14750097
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2002
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负责人:田中 真二
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依托单位:
癌化シグナル伝達Wnt/Fzに関与する新しいがん関連遺伝子の解析
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批准号:13214080
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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资助金额:$4.8万
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财政年份:2001
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负责人:田中 真二
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依托单位:
癌化シグナル伝達Wnt/Fzを制御する新しいがん関連遺伝子の同定とその機能解析
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批准号:12213100
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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财政年份:2000
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负责人:田中 真二
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依托单位:
新しい癌血管新生因子angiopoietinファミリーのシグナル伝達制御による癌治療の試み
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批准号:11877214
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1999
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负责人:田中 真二
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依托单位:
海外基金