神経細胞のアポトーシスに及ぼす各種麻酔薬の影響
神経細胞のアポトーシスに及ぼす各種麻酔薬の影響
批准号:
09771133
负责人:
森本 裕二
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
ある種の静脈麻酔薬や吸入麻酔薬、昨今では軽度低体温に脳保護効果があることが注目されている。最近の研究では、その機序が単に代謝の抑制ではなく、その他の機序の関与が示唆されているが、いまだ確定していない。ネクローシスは主に細胞内エネルギー欠乏により起こるため、代謝の抑制がネクローシス抑制につながりうる。しかしアポトーシスは、細胞内カルシウム濃度の増加、遺伝子の発現、ある種の蛋白分解酵素(caspase)の活性化など、細胞内カスケードの活性化によって起こる。すなわち、代謝抑制ではなく、これらカスケード抑制がアポトーシス抑制につながる可能性がある。そこで私たちは、麻酔薬、軽度低体温の保護効果の機序が、上記カスケードを抑制する結果、アポトーシスを抑制するのではないかという仮説をたてた。平成9年度は静脈麻酔薬が神経系アポトーシスにどのような影響を与えるか検討した。平成10年度は低体温、吸入麻酔薬の影響を検討した。神経系細胞のモデルとしてラット副腎髄質褐色細胞腫由来のPC12細胞を用い、培養液からの血清除去によりアポトーシスを誘導した。評価は細胞死の判定とアポトーシス細胞の定量化で行った。すなわち、細胞死の判定は培養液中に遊離した乳酸脱水素酵素活性によって、アポトーシス細胞の定量化は細胞をアルコール固定後ヨウ化プロピジウムで染色しフローサイトメトリーによりDNA含量を測定し行った。結果、29-37℃の低体温は温度依存性に、細胞死ならびにアポトーシス細胞の割合の増大を抑制した。一方、イソフルラン、セボフルランなどの吸入麻酔薬にはアポトーシス抑制効果を認めなかった。本研究により、神経系アポトーシスに対して軽度低体温が抑制的であることが初めて明らかにされた。
英文摘要
ある種の静脈麻酔薬や吸入麻酔薬、昨今では軽度低体温に脳保護効果があることが注目されている。最近の研究では、その機序が単に代謝の抑制ではなく、その他の機序の関与が示唆されているが、いまだ確定していない。ネクローシスは主に細胞内エネルギー欠乏により起こるため、代謝の抑制がネクローシス抑制につながりうる。しかしアポトーシスは、細胞内カルシウム濃度の増加、遺伝子の発現、ある種の蛋白分解酵素(caspase)の活性化など、細胞内カスケードの活性化によって起こる。すなわち、代謝抑制ではなく、これらカスケード抑制がアポトーシス抑制につながる可能性がある。そこで私たちは、麻酔薬、軽度低体温の保護効果の機序が、上記カスケードを抑制する結果、アポトーシスを抑制するのではないかという仮説をたてた。平成9年度は静脈麻酔薬が神経系アポトーシスにどのような影響を与えるか検討した。平成10年度は低体温、吸入麻酔薬の影響を検討した。神経系細胞のモデルとしてラット副腎髄質褐色細胞腫由来のPC12細胞を用い、培養液からの血清除去によりアポトーシスを誘導した。評価は細胞死の判定とアポトーシス細胞の定量化で行った。すなわち、細胞死の判定は培養液中に遊離した乳酸脱水素酵素活性によって、アポトーシス細胞の定量化は細胞をアルコール固定後ヨウ化プロピジウムで染色しフローサイトメトリーによりDNA含量を測定し行った。結果、29-37℃の低体温は温度依存性に、細胞死ならびにアポトーシス細胞の割合の増大を抑制した。一方、イソフルラン、セボフルランなどの吸入麻酔薬にはアポトーシス抑制効果を認めなかった。本研究により、神経系アポトーシスに対して軽度低体温が抑制的であることが初めて明らかにされた。
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柴野岳樹: "神経系細胞のアポトーシスに及ぼす温度の影響" Journal of Anesthesia. 12. 370 (1998)
Takeki Shibano:“温度对神经系统细胞凋亡的影响”麻醉杂志 12. 370 (1998)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
森本裕二: "神経系細胞のアポトーシスに及ぼすペントバルビタールとミダゾラムの影響" 脳循環代謝. 9:1. 84-85 (1997)
Yuji Morimoto:“戊巴比妥和咪达唑仑对神经系统细胞凋亡的影响”《脑循环和代谢》9:1(1997)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Shibano T: "Effect of hypothermia on apoptosis in neuronalce" Anesthesiology. 89・3A. A705 (1998)
Shibano T:“低温对神经细胞凋亡的影响”麻醉学 89・3A(1998)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Yuji Morimoto: "Effect of Pentobarbital and Midazolam on Apoptosis in Neuronal Cells." Critical Care Medicine. 27:1. A36- (1998)
Yuji Morimoto:“戊巴比妥和咪达唑仑对神经元细胞凋亡的影响。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
統合的ストレス応答が敗血症関連脳障害に果たす役割の解明
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批准号:21K08917
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.58万
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财政年份:2021
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负责人:森本 裕二
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依托单位:
シナプス形成期における麻酔薬の神経毒性
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批准号:17659482
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$0.64万
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财政年份:2005
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负责人:森本 裕二
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依托单位:
吸入麻酔薬の作用機序-超短パルスレーザーを用いた神経細胞膜の動的変化による解析
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批准号:15659364
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.66万
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财政年份:2003
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负责人:森本 裕二
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依托单位:
脳虚血時の伝達物質放出と麻酔薬の抑制効果-海馬スライスを用いた解析-
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批准号:08771169
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1996
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负责人:森本 裕二
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依托单位:
維代培養細胞を用いた虚血性神経細胞障害の機序及び各種薬物の保護的効果に関する検討-フローサイトメリ-法による解析-
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批准号:06771177
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1994
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负责人:森本 裕二
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依托单位:
海外基金