民族的マイノリティの社会統合を目的とする政策の運営に関する研究
民族的マイノリティの社会統合を目的とする政策の運営に関する研究
批准号:
12720051
负责人:
若松 邦弘
金额:
$1.28万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2001
中文摘要
本年度は2年計画の第二年度として、本研究のポイントである以下の3点について、とくに第一点と第三点を中心に調査した。1.「政策の基本方針と政策運営の制度的枠組み」について中央レベルの政策に関する前年度の調査を受け、地方レベルの政策に関するインタビューを行った。(1)地方レベルの施策では、特定の分野(職業訓練や教育など)を対象に全国で実施されるテーマ型の施策より、特定地区のあらゆる問題を対象とするエリア型の施策への期待が高いことが明らかになった。(2)政策運営の枠組みとしては、民間ではなく地方自治体が主導するプログラムの重要性が見直されており、そこへの中央政府や民間非営利団体の関与(オランダでは、労働組合も)が重視されるようになっていることが明らかになった。(3)イギリスでは、対象を民族的マイノリティに限定していた施策が国民全体を対象とする社会統合策に吸収されていく傾向が顕著であり、この背景に、オランダと比較し、民族グループ毎の組織化が少なく、プロジェクトへの関与が制度化されにくい点があると予想されるに至った。2.「歴史的規定要因」についてイギリス公文書館で1960年代後半の政策形成に関する資料調査を行い、民族的マイノリティの社会統合は、イギリス政府内で当時すでに、住民への社会サービスの問題ではなく、都市の物理的再開発に関する問題と位置づけられる傾向が強かったことが明らかになった。3.「超国家レベルの制度的影響」について民族的マイノリティの統合に関するEUの政策は主に差別禁止法令の制定という形をとっており、この点で統合の3側面(良好な民族関係の構築、文化的独自性の尊重、社会経済環境の改善)のなかで第一の側面にほぼ限定されている。この背景には、各国に共通する社会統合理念を形成することの困難さや財政的な制約という問題のあることが明らかになった。
英文摘要
本年度は2年計画の第二年度として、本研究のポイントである以下の3点について、とくに第一点と第三点を中心に調査した。1.「政策の基本方針と政策運営の制度的枠組み」について中央レベルの政策に関する前年度の調査を受け、地方レベルの政策に関するインタビューを行った。(1)地方レベルの施策では、特定の分野(職業訓練や教育など)を対象に全国で実施されるテーマ型の施策より、特定地区のあらゆる問題を対象とするエリア型の施策への期待が高いことが明らかになった。(2)政策運営の枠組みとしては、民間ではなく地方自治体が主導するプログラムの重要性が見直されており、そこへの中央政府や民間非営利団体の関与(オランダでは、労働組合も)が重視されるようになっていることが明らかになった。(3)イギリスでは、対象を民族的マイノリティに限定していた施策が国民全体を対象とする社会統合策に吸収されていく傾向が顕著であり、この背景に、オランダと比較し、民族グループ毎の組織化が少なく、プロジェクトへの関与が制度化されにくい点があると予想されるに至った。2.「歴史的規定要因」についてイギリス公文書館で1960年代後半の政策形成に関する資料調査を行い、民族的マイノリティの社会統合は、イギリス政府内で当時すでに、住民への社会サービスの問題ではなく、都市の物理的再開発に関する問題と位置づけられる傾向が強かったことが明らかになった。3.「超国家レベルの制度的影響」について民族的マイノリティの統合に関するEUの政策は主に差別禁止法令の制定という形をとっており、この点で統合の3側面(良好な民族関係の構築、文化的独自性の尊重、社会経済環境の改善)のなかで第一の側面にほぼ限定されている。この背景には、各国に共通する社会統合理念を形成することの困難さや財政的な制約という問題のあることが明らかになった。
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若松 邦弘: "EUの移民政策"小井土彰宏編『移民政策』(明石書店、近刊). (2002)
若松国宏:《欧盟移民政策》,小户明宏主编,《移民政策》(明石书店,即将出版)(2002 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
若松 邦弘: "エスニック・マイノリティの社会統合に関する三つの政策アプローチ"「日欧における'新しい市民権'と参加」組織委員会編 『国際シンポジウムプロシーディングス:日欧における'新しい市民権'と参加』. 26-31 (2001)
Kunihiro Wakamatsu:“少数民族社会融合的三种政策方法”,由“新公民”和日本和欧洲的参与组织委员会编辑。“国际研讨会论文集:“新公民”和日本和欧洲的参与。”26 -31 (2001)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
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通讯作者:
若松 邦弘: "ヨーロッパ統合とイギリス-イングランドにおける地域制度の成立"宮島喬・羽場久み子編『ヨーロッパ統合のゆくえ』(人文書院). 113-136 (2001)
Kunihiro Wakamatsu:“欧洲一体化与英国区域体系的建立”,宫岛隆和羽田久美子编辑,欧洲一体化的未来(Jinbun Shoin)113-136(2001)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
若松邦弘: "ヨーロッパ統合と移民政策(仮題)"小井土彰宏 編『移民政策』(仮題、近刊). (2001)
Kunihiro Wakamatsu:“欧洲一体化和移民政策(暂定标题)” Akihiro Koido,编辑“移民政策”(暂定标题,即将出版)(2001 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
若松邦弘: "脱植民地化のなかの入国管理政策-旧帝国地域からの入国に対するイギリスの政策-"『社会科学紀要』(東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻編). 50. (2001)
若松邦宏:“非殖民化过程中的移民政策——英国对前帝国领土移民的政策”社会科学通报(东京大学研究生院艺术与科学研究生院国际社会科学系编辑)50。(2001年)。 )
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 6 条
政党支持の再編成と農村の政治―イギリス政治における新たな対立図式の起源
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批准号:23K01249
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:若松 邦弘
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依托单位:
イギリス政治における「疎外」の複層性と争点変化-ローカルレベルの政党支持の分析
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批准号:18K01407
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2018
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负责人:若松 邦弘
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依托单位:
90年代イギリスの政治システム変容に関する研究
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批准号:14720065
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.98万
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财政年份:2002
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负责人:若松 邦弘
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依托单位:
海外基金