ヒトアルドース還元酵素発現マウスを用いた糖尿病性自律神経障害の発症機構の解明
ヒトアルドース還元酵素発現マウスを用いた糖尿病性自律神経障害の発症機構の解明
批准号:
12770629
负责人:
山岸 晋一朗
金额:
$1.28万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2001
中文摘要
糖尿病性神経障害の発症におけるポリオール代謝の役割を解明するため、ヒトアルドース還元酵素(hAR)発現トランスジェニックマウス(Tg)を高血糖状態にし、Tgに生じた神経障害について解析した。対照にはhAR陰性マウス(LM)を用い、糖尿病群の半数にはAR阻害剤の投与を行った。経時的に血糖、体重、痛覚閾値、運動神経伝導速度(MNCV)の測定を行い、病期12週目で末梢神経、腹腔神経節を摘出した。腹腔神経節はグルタール固定エポン包埋標本を作製し、トルイジンブルー染色標本にて神経節細胞の形態計測を行った。凍結末梢神経標本を用いて、Na^+/K^+ ATPase活性、Protein kinase C(PKC)活性を測定した。その結果、痛覚閾値は、5週では正常群に比し、糖尿病Tg群で低下したが、9週以後は有意に延長した。MNCVは、糖尿病Tg群で、正常群、糖尿病LM群に比し有意に延長した。神経節の形態計測では、細胞横断面積が、糖尿病LM群で11%、糖尿病Tg群で28%、有意に低下した。膜分画のPKC活性は、正常群に比し、糖尿病LM群で13%、糖尿病Tg群で28%低下した。Na+/K+ ATPase活性は、正常群に比し、糖尿病LM群で46%、糖尿病Tg群で62%低下した。これらの変化をAR阻害剤は、糖尿病Tg群、糖尿病LM群共、有意に改善した。神経節の免疫染色では、高血糖、ポリオール代謝亢進と共に、PKCαの細胞質から膜への移動障害が認められた。以上、糖尿病Tgの神経では、主としてPKCα分画の変化に起因する有意なPKC活性低下、Na^+/K^+ ATPase活性低下が生じ、形態学的にも、自律神経節でヒト糖尿病と同様の細胞萎縮が生じることを示した。このことから、ポリオール代謝の亢進は、神経障害発症に重要な役割を果たしており、自律神経障害にも関与していると考えられた。
英文摘要
糖尿病性神経障害の発症におけるポリオール代謝の役割を解明するため、ヒトアルドース還元酵素(hAR)発現トランスジェニックマウス(Tg)を高血糖状態にし、Tgに生じた神経障害について解析した。対照にはhAR陰性マウス(LM)を用い、糖尿病群の半数にはAR阻害剤の投与を行った。経時的に血糖、体重、痛覚閾値、運動神経伝導速度(MNCV)の測定を行い、病期12週目で末梢神経、腹腔神経節を摘出した。腹腔神経節はグルタール固定エポン包埋標本を作製し、トルイジンブルー染色標本にて神経節細胞の形態計測を行った。凍結末梢神経標本を用いて、Na^+/K^+ ATPase活性、Protein kinase C(PKC)活性を測定した。その結果、痛覚閾値は、5週では正常群に比し、糖尿病Tg群で低下したが、9週以後は有意に延長した。MNCVは、糖尿病Tg群で、正常群、糖尿病LM群に比し有意に延長した。神経節の形態計測では、細胞横断面積が、糖尿病LM群で11%、糖尿病Tg群で28%、有意に低下した。膜分画のPKC活性は、正常群に比し、糖尿病LM群で13%、糖尿病Tg群で28%低下した。Na+/K+ ATPase活性は、正常群に比し、糖尿病LM群で46%、糖尿病Tg群で62%低下した。これらの変化をAR阻害剤は、糖尿病Tg群、糖尿病LM群共、有意に改善した。神経節の免疫染色では、高血糖、ポリオール代謝亢進と共に、PKCαの細胞質から膜への移動障害が認められた。以上、糖尿病Tgの神経では、主としてPKCα分画の変化に起因する有意なPKC活性低下、Na^+/K^+ ATPase活性低下が生じ、形態学的にも、自律神経節でヒト糖尿病と同様の細胞萎縮が生じることを示した。このことから、ポリオール代謝の亢進は、神経障害発症に重要な役割を果たしており、自律神経障害にも関与していると考えられた。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
山岸 晋一朗: "ヒトアルドース還元酵素発現トランスジェニックマウスによる神経PKC活性異常の解析"Diabetes Frontier. 13(In press). (2002)
Shinichiro Yamagishi:“表达人醛糖还原酶的转基因小鼠中异常神经 PKC 活性的分析”糖尿病前沿 13(出版中)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
山岸 晋一朗: "ヒトアルドース還元酵素発現トランスジェニックマウスによる糖尿病性ニューロパチーの解析"末梢神経. 11・1. 105-109 (2001)
Shinichiro Yamagishi:“表达人醛糖还原酶的转基因小鼠的糖尿病神经病变的分析”外周神经11・1(2001)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
ヒトアルドース還元酵素発現トランスジェニックマウスにみられる腎病変の解析
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批准号:10770523
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:1998
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负责人:山岸 晋一朗
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依托单位:
海外基金