IL-1α過剰発現トランスジェニックマウスにおけるNKT細胞の解析
IL-1α過剰発現トランスジェニックマウスにおけるNKT細胞の解析
批准号:
12770800
负责人:
二木 康夫
金额:
$1.28万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2001
中文摘要
1.トランスジェニックマウスの各組織におけるNKT細胞分画の検討8週令マウスのFlow cytometryの解析では、肝臓および関節液中にコントロールの約2〜3倍のNKT細胞の増加が見られた。一方、他の臓器においてはNKT細胞の増加はみられず、罹患関節に特異的に見られる現象であることが判明した。2.培養リンパ球のサイトカインプロファイルの解析各組織のリンパ球分画をCD3で刺激した後IL-2,IL-12存在下で培養すると、上清中のインターフェロン-γ濃度は、コントロールに比べ有意に高値を示した。一方IL-4は反対に低値を示し、サイトカインプロファイルはTh1系に傾いていることが判明した。3.培養リンパ球のphenotypeの解析CD-3刺激後,IL-2,IL-12存在下で約1週間培養後の細胞をFlow cytometryで解析すると有意にTCR^<int>/IL-2Rβ^+の細胞が増殖していた。すなわちNKT細胞の表面抗原を有した細胞が特異的に増えることが示された。4.NKT細胞の抗滑膜細胞活性実験結果3で示した細胞群をCr^<51>で予めラベルした滑膜細胞および腫瘍細胞株と共培養すると、トランスジェニックマウス由来で有意に強い細胞障害性を認めた。これらの結果から、IL-1の遺伝子導入は、サイトカインプロファイルをTh1へ傾けさせ、NKT細胞のキラー活性(細胞障害性)を増強させること、また炎症性関節でのNKT細胞の増加は慢性関節リウマチなどの炎症性関節炎の病態形成にNKT細胞が関与していることを示唆している。
英文摘要
1.トランスジェニックマウスの各組織におけるNKT細胞分画の検討8週令マウスのFlow cytometryの解析では、肝臓および関節液中にコントロールの約2〜3倍のNKT細胞の増加が見られた。一方、他の臓器においてはNKT細胞の増加はみられず、罹患関節に特異的に見られる現象であることが判明した。2.培養リンパ球のサイトカインプロファイルの解析各組織のリンパ球分画をCD3で刺激した後IL-2,IL-12存在下で培養すると、上清中のインターフェロン-γ濃度は、コントロールに比べ有意に高値を示した。一方IL-4は反対に低値を示し、サイトカインプロファイルはTh1系に傾いていることが判明した。3.培養リンパ球のphenotypeの解析CD-3刺激後,IL-2,IL-12存在下で約1週間培養後の細胞をFlow cytometryで解析すると有意にTCR^<int>/IL-2Rβ^+の細胞が増殖していた。すなわちNKT細胞の表面抗原を有した細胞が特異的に増えることが示された。4.NKT細胞の抗滑膜細胞活性実験結果3で示した細胞群をCr^<51>で予めラベルした滑膜細胞および腫瘍細胞株と共培養すると、トランスジェニックマウス由来で有意に強い細胞障害性を認めた。これらの結果から、IL-1の遺伝子導入は、サイトカインプロファイルをTh1へ傾けさせ、NKT細胞のキラー活性(細胞障害性)を増強させること、また炎症性関節でのNKT細胞の増加は慢性関節リウマチなどの炎症性関節炎の病態形成にNKT細胞が関与していることを示唆している。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
二木康夫: "IL-1αトランスジェニックマウスにおける関節破壊"CONNECTIVE TISSUE. 32. 367-372 (2000)
Yasuo Niki:“IL-1α 转基因小鼠的关节破坏”CONNECTIVE TISSUE 32. 367-372 (2000)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
海外基金