理論の歴史化と歴史主義の理論化-ポストモダニズム状況以降の文学観に向けて

理论的历史化与历史主义的理论化——后现代主义情境后的文学观

• 批准号: 17652029
• 负责人: 三浦 玲一
• 金额: $ 1.02万
• 依托单位: Hitotsubashi University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Exploratory Research
• 财政年份: 2005
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2005 至 2006
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-17652029/
• 关键词: 英米文学; 文学理論; アメリカ性; ナショナリズム; ポストモダニズム; モダニズム; 新歴史主義; アメリカ文学; アメリカ文化研究; ニュー・アメリカニスト; 冷戦期; 南部知識人

三浦は、本研究の基本文献であるWalter Benn Michaels, The Shape of the Signifierを翻訳し、『シニフィアンのかたち』(彩流社2006年)として出版、訳者解説において、マイケルズの議論の位置づけをこころみた。アイデンティティの重要視という点において、モダニズムとポストモダニズムの連続性を指摘するマイケルズの議論に対し、ネーションのアイデンティティ構築をその主目標とするモダニズムと、ネーションの意味の変質のなかで、反本質的なアイデンティティを主張しようとするポストモダニズムのあいだの相違点が研究課題として見出された。ネグリとハートのみならず、ジョルジオ・アガンベン、ジャン=リュック・ナンシー、アラン・バディウといった、いわゆるポスト・ポスト構造主義の批評家、哲学者らがこぞって重視する単独性の概念を、モダニズムとポストモダニズムとのあいだの差異を言語化する概念装置として検討していきたい。越智は、ナショナルな言説空間との関係のなかで南部農本主義が成立する過程を、南部が北部との関係からジェンダー化される言説の構築という観点から再考した。Nina Silberが米西戦争の時期について提示した南部言説のジェンダー性という枠が、その前提を変更すれば1920年代にも有効であり、またこのような土壌が農本主義の基底をなすことを論考した。その成果は「新批評の父たち-南部農本主義者の共同体」『一橋大学研究年報 人文科学研究』43の一部に生かされたほか、日本アメリカ文学会第45回全国大会「モダニズムの南部的瞬間」(法政大学10.14.2006)として発表された。また、南部文学をモダニズムとして再編成していく際に大きな影響を与えたW.J.CashのThe Mind of the South(1941)などにみられるような南部における「ケルト」の文化的意味を考えるにあたり、夏にはカリフォルニア州バークレーで開催されたScottish Literature in World Literaturesに出席し、南部文学におけるケルト的想像力について示唆を得た。

Walter Benn Michaels, The Shape of the Signifier (Colourful Society, 2006) The main purpose of the project is to improve the quality of the project. The opposite nature of the problem is the problem. The critics and philosophers of constructivism pay attention to the concept of uniqueness, and the conceptual device for verbalizing the difference between them. The process of establishing agrarian fundamentalism in the south and the relationship between agrarian fundamentalism and agrarian fundamentalism in the north are reexamined. Nina Silber: A Study of the Foundation of Agriculture in the 1920s The results of the 45th National Conference of the Japanese Literature Association "The Moment of the South"(Hosei University, October 14, 2006) were published in the form of "The Father of New Criticism-The Community of Southern Peasants","Hitotsubashi University Research Annual Humanities Research" 43. The Mind of the South(1941) is a reflection of the cultural significance of the Southern Literature in the South, which is represented by the imagination of the Southern Literature in World Literature.

项目成果

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关于现代批判理论

• 发表时间: 2006
• 作者: Ohji M;Arai T;Midorikawa S;Harino H;Masuda R;Miyazaki N;林 紘一郎 編著(第7章 樺島 榮一郎);林 紘一郎編著(第7章 樺島 榮一郎);小笠原 弘幸;小笠原 弘幸;小笠原 弘幸;小笠原 弘幸;内藤 準;内藤 準;馬場紀寿;馬場 紀寿;Norihisa BABA;馬場 紀寿;金 成垣;金 成垣;金 成垣;〓〓〓(金 成垣);(翻訳書)〓〓〓(金 成垣);片岡大右;片岡 大右;大橋洋一(編)
• 通讯作者: 大橋洋一(編)

シニフィアンのかたち--

能指的形状——

• 发表时间: 2006
• 作者: ウォルター・ベン・マイケルズ;三浦玲一訳
• 通讯作者: 三浦玲一訳

新批評の父たち-南部農本主義者の共同体

新批评之父 - 南方农业学家社区

• 发表时间: 2006
• 期刊: 一橋大学研究年報 人文科学研究 43
• 作者: 森貴史;北原博;濱中春(共訳);浜本隆志;越智博美
• 通讯作者: 越智博美

What Did She Read? : The Cultural Occupation of Post-War Japan and Translated Girls' Literature"

她读了什么？

• 发表时间: 2006
• 期刊: COE F-GENS Journal Vol.5
• 作者: OCHI;Hiromi
• 通讯作者: Hiromi