ネオリベラリズムの外部へー９０年代以降の米国文学・文化とアイデンティティの政治学

新自由主义之外：20世纪90年代以来的美国文学/文化和身份政治

• 批准号: 23520287
• 负责人: 三浦 玲一
• 金额: $ 3万
• 依托单位: Hitotsubashi University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2011
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2011 至 2013
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-23520287/
• 关键词: リベラリズム; 新自由主義; 南部文学; アメリカ合衆国; グローバル化; アメリカ文学; ネオリベラリズム; アメリカ南部文学; アイデンティティ

平成２４年度は、三浦と越智の共同の成果公開の機会が多くあった。本プロジェクトの目標通り、リベラリズムのイデオロギーと現代のアメリカ文学研究の深い関係を分析しようとする試みは、三浦、越智が執筆し、三浦が編者をつとめた『文学研究のマニフェスト』（研究社）として刊行された。越智は、第二次世界大戦期の南部文学と新批評がリベラリズムをどのように制度化したのか、三浦は、J・D・サリンジャーの『キャッチャー・イン・ザ・ライ』とコーマク・マッカッシーの『ザ・ロード』がどのようにリベラリズムの文学として成立しているかを論じた。また、平成２３年急逝されたお茶の水女子大学の竹村和子教授を偲ぶ、アメリカ文学会東京支部におけるシンポジウム（６月於慶応大学三田キャンパス）に、三浦、越智の双方が招かれ、発表を行った。この成果は、アメリカ文学会東京支部の紀要『アメリカ文学』の６月発行の次号において、公開される予定である。越智は、竹村さんの仕事を貫くリベラリズムへの複雑な想いを、三浦は、竹村さんの後期の仕事における生政治批判がどのようなリベラリズム批判であるかを論じた。さらに、一橋大学において隔年で慣行されている人文学とジェンダーの関係についての論集が2013年３月に慣行されたが、その編者を三浦がつとめ、そこに越智も執筆した。『ジェンダーと「自由」』（彩流社）と題されたこの論集も、本プロジェクトの延長上で、リベラリズムと人文学的な想像力との関係を、批判的に考察しようとするものである。越智は、冷戦期の男性性が当時のどのようなリベラリズムの言説によって正当化されたかを、三浦は、新自由主義期の男らしさ、女らしさがどのような新しい定義を与えられているかを論じた。

Heisei 24 years ago, Miura and Etsuchi shared the opportunity to open their achievements. The purpose of this article is to analyze the deep relationship between literary research and modern literature research. The author, Miura, Koshiji, Miura, editor,"Literature research"(Research Society) is published. Etsuchi, the Second World War Southern Literature and New Criticism, the establishment of the new system, Miura, J. D., the establishment of the new system, the establishment of the new system. Professor Kazuko Takemura of the Women's University of Japan, who died in the 23rd year of Heisei, was invited to attend the Tokyo Branch of the Literature Association (held in June at Keio University's Mita Fair). The results of this work were published in June under the title of "Tokyo Branch of the Literature Association". Etsuchi, Takemura, and other officials were involved in political criticism. Miura, Takemura and other officials were involved in political criticism. In March 2013, Ichihashi University published a collection of essays on the relationship between humanities and science. "Freedom"(Colourful Society) and "The Collection of Comments,""The Extension of the Foundation,""The Imagination of Humanities,""The Relationship between Criticism," and "The Investigation of Criticism." The male sex in the period of Echigo and Cold War is discussed in terms of the definition of male sex in the period of Neoliberalism, Miura and Miura.

项目成果

Association and/or Aggression: Robert Penn Warren’s Night Rider

联想和/或攻击：罗伯特·佩恩·沃伦的《夜行者》

• 发表时间: 2012
• 作者: Emi Hamana;辻照彦;Emi Hamana;Emi Hamana;齋藤一;三浦玲一;齋藤一;Yoko SATO;齋藤一;Hiromi Ochi
• 通讯作者: Hiromi Ochi

労働者のアイデンティティ・ポリティクスにむけて――九〇年代を考える

走向工人的身份政治：思考 20 世纪 90 年代

• 发表时间: 2013
• 期刊: 言語社会
• 作者: Emi Hamana;辻照彦;Emi Hamana;Emi Hamana;齋藤一;三浦玲一
• 通讯作者: 三浦玲一

ディザスター映画とグローバル化――Roland Emmerich, Independence Day (1996)を中心に

灾难片与全球化：聚焦罗兰·艾默里奇，《独立日》（1996）

• 发表时间: 2011
• 作者: HAMANA;Emi;HAMANA Emi;三浦玲一
• 通讯作者: 三浦玲一

『タイタニック』と貧困政策――新自由主義レジーム下における『抵抗』

“泰坦尼克号”与贫困政策：新自由主义政权下的“抵抗”

• 发表时间: 2011
• 作者: HAMANA;Emi;HAMANA Emi;三浦玲一;HAMANA Emi;三浦玲一
• 通讯作者: 三浦玲一

文学研究のマニフェスト――ポスト理論・歴史主義の英米文学批評入門

文学研究宣言：后理论/历史主义英美文学批评导论

• 发表时间: 2012
• 作者: 三浦玲一;越智博美
• 通讯作者: 越智博美