バイオイメージングによるアダプター結合阻害を標的としたアポトーシス誘導分子の探索
バイオイメージングによるアダプター結合阻害を標的としたアポトーシス誘導分子の探索
批准号:
19657038
负责人:
吉田 清嗣
金额:
$2.24万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2008
中文摘要
c-Ab1チロシンキナーゼは様々な細胞内シグナル伝達に関わっており、核内と細胞質を行き来することが知られている。これまでの申請者の研究によりc-Ab1はDNA損傷に伴って核に移行することを見い出しており、この一過性の核移行が細胞死(アポトーシス)誘導に必須であることを明らかにしていた。多くのc-Ab1は14-3-3と結合することによって不活性の状態で細胞質にとどまっているが、細胞に酸化ストレスやDNA損傷が加わると、14-3-3から解離し核に移行した後に活性化し、細胞死(アポトーシス)を誘導するのである。c-Ab1 Thr735のリン酸化は14-3-3結合モティーフでありc-Ab1の局在制御において重要な役割をもつことが予想される。しかしながら、Thr735をリン酸化するキナーゼが不明であった。そこで、Thr735特異的リン酸化抗体とcDNAライブラリーファージを用いたスクリーニングによりc-Ab1 Thr735をリン酸化するキナーゼの同定を試みた。その結果、候補にCLK1、CLK4、MST1、MST2、TTK/Mps1という5種類のキナーゼが候補として同定され、またsiRNAを用いた実験から、内在性のTTKが細胞内でThr735をリン酸化するキナーゼであることを明らかにした。さらにTTKをノックダウンするとc-Ab1の核内集積が起こり、酸化ストレスによるc-Ab1依存的なアポトーシスが促進したことから、c-Ab1を細胞質内に留めることで酸化ストレスによるアポトーシスに抵抗性を示すというTTKの新たな機能が示唆された。本研究は、TTK/Mps1という今までほとんど基質が明らかにされていなかったキナーゼが、c-Ab1のリン酸化とアポトーシス誘導という、極めて重要な機能を果たしている可能性を提示することができた。さらにこのキナーゼが、がんをはじめとするアポトーシスに関与する疾患の治療を考える上で、新たなターゲットになり得る可能性が示唆された。
英文摘要
c-Ab1チロシンキナーゼは様々な細胞内シグナル伝達に関わっており、核内と細胞質を行き来することが知られている。これまでの申請者の研究によりc-Ab1はDNA損傷に伴って核に移行することを見い出しており、この一過性の核移行が細胞死(アポトーシス)誘導に必須であることを明らかにしていた。多くのc-Ab1は14-3-3と結合することによって不活性の状態で細胞質にとどまっているが、細胞に酸化ストレスやDNA損傷が加わると、14-3-3から解離し核に移行した後に活性化し、細胞死(アポトーシス)を誘導するのである。c-Ab1 Thr735のリン酸化は14-3-3結合モティーフでありc-Ab1の局在制御において重要な役割をもつことが予想される。しかしながら、Thr735をリン酸化するキナーゼが不明であった。そこで、Thr735特異的リン酸化抗体とcDNAライブラリーファージを用いたスクリーニングによりc-Ab1 Thr735をリン酸化するキナーゼの同定を試みた。その結果、候補にCLK1、CLK4、MST1、MST2、TTK/Mps1という5種類のキナーゼが候補として同定され、またsiRNAを用いた実験から、内在性のTTKが細胞内でThr735をリン酸化するキナーゼであることを明らかにした。さらにTTKをノックダウンするとc-Ab1の核内集積が起こり、酸化ストレスによるc-Ab1依存的なアポトーシスが促進したことから、c-Ab1を細胞質内に留めることで酸化ストレスによるアポトーシスに抵抗性を示すというTTKの新たな機能が示唆された。本研究は、TTK/Mps1という今までほとんど基質が明らかにされていなかったキナーゼが、c-Ab1のリン酸化とアポトーシス誘導という、極めて重要な機能を果たしている可能性を提示することができた。さらにこのキナーゼが、がんをはじめとするアポトーシスに関与する疾患の治療を考える上で、新たなターゲットになり得る可能性が示唆された。
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Regulation for nuclear targeting of the Abl tyrosine kinase in response to DNA damage. Advances in Molecular Oncology. in ‘Advances in Experimental Medicine and Biology' Vol.604
分子肿瘤学进展中 Abl 酪氨酸激酶的核靶向调控,第 604 卷。
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Liu H, et. al., 木村純子ほか, 呂正光ほか, 仁平啓史ほか, 平直江ほか, 吉田清嗣, Yoshida K]
通讯作者:
Yoshida K
Pim-1はRelA/p65のリン酸化を介してNF-(Bの活性化を制御する
Pim-1 通过 RelA/p65 磷酸化调节 NF-(B 激活)
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Liu H, et. al., 木村純子ほか, 呂正光ほか, 仁平啓史ほか]
通讯作者:
仁平啓史ほか
Protein kinase C δ induces transcription of the TP53 tumor suppressor by controlling death-promoting factor Btf in the apoptotic response to DNA damage.
蛋白激酶 C δ 通过控制 DNA 损伤的细胞凋亡反应中的促死因子 Btf 来诱导 TP53 肿瘤抑制因子的转录。
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Mol. Cell. Biol. 27
影响因子:
--
作者:
[Liu H, et. al.]
通讯作者:
et. al.
DOI:
10.1038/onc.2008.334
发表时间:
2008-12-01
期刊:
ONCOGENE
影响因子:
8
作者:
[Nihira, K., Taira, N., Yoshida, K.]
通讯作者:
Yoshida, K.
BRCA1-mediated ubiquitination inhibits topoisomerase Ilaactivity in response to oxidative stress.
BRCA1 介导的泛素化抑制拓扑异构酶 Ila 响应氧化应激的活性。
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
Antioxid. Redox. Signal. 10
影响因子:
--
作者:
[Shinagawa H, et al.]
通讯作者:
et al.
共 12 条
一次繊毛と細胞外小胞分泌を特性とするがん幹細胞の新規概念創出とその生物学的意義
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批准号:23K18244
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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资助金额:$4.16万
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财政年份:2023
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负责人:吉田 清嗣
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依托单位:
がん抑制遺伝子p53による細胞死誘導機構の解明とがん治療への応用
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批准号:20015017
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$7.04万
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财政年份:2008
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负责人:吉田 清嗣
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依托单位:
DNA損傷誘発性がん細胞死の抑制因子探索とその制御機構
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批准号:16022222
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.56万
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财政年份:2004
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负责人:吉田 清嗣
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依托单位:
機能プロテオミクス解析によるDNA損傷誘発性がん細胞死の制御機構の解明
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批准号:15024222
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.73万
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财政年份:2003
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负责人:吉田 清嗣
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依托单位:
DNA損傷におけるがん細胞のアポトーシス誘導制御と機能解析
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批准号:15790163
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.79万
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财政年份:2003
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负责人:吉田 清嗣
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依托单位:
海外基金