II型糖尿病の発症機構におけるインスリン遺伝子転写因子の役割
II型糖尿病の発症機構におけるインスリン遺伝子転写因子の役割
批准号:
07671141
负责人:
加来 浩平
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1995
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1995 至 --
中文摘要
本研究では,インスリン遺伝子の転写調節に関与する転写因子であるIPF-1およびcdx-3のヒトでの構造解析を行い,また,それらの遺伝子異常がインスリン非依存型糖尿病(NIDDM)の疾患感受性を決定する可能性について解析した.また,今後NIDDM発症遺伝子の解析を行うのに必要なgenetic materialとして,ともに糖尿病を有する同胞を同定し,そのDNAの収集を開始した.cDNAおよびゲノム遺伝子の解析では,ヒトIPF-1は283アミノ酸より成り,アミノ酸配列はマウスIPF-1とは83%の相同性を示した.特にホメオドメイン領域では,アミノ酸配列は両種間で完全に保存されていた.ヒトIPF-1ゲノム遺伝子は2個のエクソンで構成さた.現在までの解析では,ヒトcdx-3遺伝子は2-3個のエクソンで構成され,ヒトcdx-3のアミノ酸配列はハムスターの配列と高い相同性が認められた.IPF-1遺伝子およびcdx-3遺伝子内に,simple tandem repeatよりなる多形性マーカーを同定した.ヒトIPF-1遺伝子とcdx-3遺伝子の染色体局在をこれらの多形性マーカーを用いて,既知の染色体マーカーとのリンケージ解析により解析したところ,両遺伝子はともに第13番染色体長腕(13q12)に存在した.これら2つの遺伝子は,Two color FISH法にても分解できず,互いに非常に近接して存在することが示された.類似の機能を有する2つの遺伝子が染色体上で近接して存在することは両遺伝子の機能調節および進化を考える上で興味深い。IPF-1は,その重要な機能領域であるホメオドメイン領域の変異を日本人NIDDM患者61人についてSSCP法により,また,cdx-3については,多形性マーカーを用いたpopulation association studyにより解析した.これらの解析からはヒトIPF-1遺伝子およびcdx-3遺伝子の異常が日本人のNIDDMの発症を規定する可能性は示唆されなかった.今後NIDDM発症遺伝子の解析をさらに進めるために必要なgenetic materialとして,現在までに糖尿病を有する同胞約30組のDNAの収集した.さらに同胞に糖尿病を有するproband多数を同定しており,DNAの収集をすすめている.
英文摘要
本研究では,インスリン遺伝子の転写調節に関与する転写因子であるIPF-1およびcdx-3のヒトでの構造解析を行い,また,それらの遺伝子異常がインスリン非依存型糖尿病(NIDDM)の疾患感受性を決定する可能性について解析した.また,今後NIDDM発症遺伝子の解析を行うのに必要なgenetic materialとして,ともに糖尿病を有する同胞を同定し,そのDNAの収集を開始した.cDNAおよびゲノム遺伝子の解析では,ヒトIPF-1は283アミノ酸より成り,アミノ酸配列はマウスIPF-1とは83%の相同性を示した.特にホメオドメイン領域では,アミノ酸配列は両種間で完全に保存されていた.ヒトIPF-1ゲノム遺伝子は2個のエクソンで構成さた.現在までの解析では,ヒトcdx-3遺伝子は2-3個のエクソンで構成され,ヒトcdx-3のアミノ酸配列はハムスターの配列と高い相同性が認められた.IPF-1遺伝子およびcdx-3遺伝子内に,simple tandem repeatよりなる多形性マーカーを同定した.ヒトIPF-1遺伝子とcdx-3遺伝子の染色体局在をこれらの多形性マーカーを用いて,既知の染色体マーカーとのリンケージ解析により解析したところ,両遺伝子はともに第13番染色体長腕(13q12)に存在した.これら2つの遺伝子は,Two color FISH法にても分解できず,互いに非常に近接して存在することが示された.類似の機能を有する2つの遺伝子が染色体上で近接して存在することは両遺伝子の機能調節および進化を考える上で興味深い。IPF-1は,その重要な機能領域であるホメオドメイン領域の変異を日本人NIDDM患者61人についてSSCP法により,また,cdx-3については,多形性マーカーを用いたpopulation association studyにより解析した.これらの解析からはヒトIPF-1遺伝子およびcdx-3遺伝子の異常が日本人のNIDDMの発症を規定する可能性は示唆されなかった.今後NIDDM発症遺伝子の解析をさらに進めるために必要なgenetic materialとして,現在までに糖尿病を有する同胞約30組のDNAの収集した.さらに同胞に糖尿病を有するproband多数を同定しており,DNAの収集をすすめている.
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Hiroshi Inoue: "Isolation,chanacterization,and chromosomal mapping of the human insulin promoter factor 1 (IPF1) gene." Diabetes. (発表予定). (1996)
Hiroshi Inoue:“人胰岛素启动子因子 1 (IPF1) 基因的分离、特征化和染色体定位。”(待出版)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
谷澤 幸生: "ヒトisl-1,cdx-3遺伝子のクローニングと多形性マーカーの解析" Peptide Hormones in Pancreas. 15. 37-40 (1995)
Yukio Tanizawa:“人类ISL-1、CDX-3基因的克隆和多态性标记的分析”胰腺中的肽激素15. 37-40 (1995)。
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Yukio Tanizawa: "A Human Pancreatic Islet Inwardly Rectifying Potassium Channel : cDNA cloning,determination of the genomic structure and genetic variations in Japanese NIDDM patients." Diabetologia. (発表予定). (1996)
Yukio Tanizawa:“人类胰岛内向整流钾通道:日本 NIDDM 患者基因组结构和遗传变异的 cDNA 克隆(即将发表)”。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Tushoshi Tao: "HepG2/Erythrocyte Glucose Transporter (GLUT1) Gene in Non-insulin-dependent Diabetes Mellitus (NIDDM) : A population association study and molecualr screening in Japanese." Diabetologia. 38. 942-947 (1995)
Tushoshi Tao:“非胰岛素依赖型糖尿病 (NIDDM) 中的 HepG2/红细胞葡萄糖转运蛋白 (GLUT1) 基因:日本的人口关联研究和分子筛查。”
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Atsushi Matsubara: "Sequence Variations of the Pancreatic Islet/Liver Glucose Transporter (GLUT2) Gene in Japanese Subjects with Non-Insulin-Dependent Diabetes Mellitus (NIDDM)." J Clin Endocrinol Metab. 80. 3131-3135 (1995)
Atsushi Matsubara:“日本非胰岛素依赖性糖尿病 (NIDDM) 受试者胰岛/肝葡萄糖转运蛋白 (GLUT2) 基因的序列变异。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Flow Microfluorometry による白血病細胞動態解析と臨床への応用
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批准号:56771170
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1981
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负责人:加来 浩平
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依托单位:
海外基金