細胞膜ミクロドメインへの物質輸送を指向するGPIアンカー型化合物の合成研究
細胞膜ミクロドメインへの物質輸送を指向するGPIアンカー型化合物の合成研究
批准号:
14656048
负责人:
中原 義昭
金额:
$2.11万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2004
中文摘要
GPIアンカーはヒトTリンパ球マーカーなどのタンパク質や狂牛病との関連で注目されるプリオンと結合する一群の糖脂質分子であり、細胞膜シグナル伝達ドメインに集積して機能していると考えられているが、その詳細なメカニズムは不明である。本研究はGPIアンカーの特異な構造と機能に着目し、その機能を効率的にミミックする分子の創製を目的とする。昨年度はGPIアンカーとタンパク質との化学的結合形成法を開拓する目的で、モデル化合物としてマンノビオースホスホエタノールアミンと、固相合成で得られるアミノ酸数12残基からなるペプチドチオエステルを銀塩で活性化して縮合した。この反応ではペプチドC-末端でのアミノ酸のラセミ化が観測され、C-末端にグリシンを付加した13アミノ酸からなるペプチドチオエステルをとの反応では異性体の生成は無いことを明らかにした。本年度は側鎖メルカプト基をt-BuSで保護したFmocシステイン残基をマンノビオースホスホエタノールアミンに予め導入し、脱Fmoc後、上記トリデカペプチドチオエステルとNative chemical ligation条件での縮合を行い良好な收率で縮合物を得た。上記マンノビオースの脂質への結合を図るため、GPIアンカーに含まれる他の3糖鎖部分(Man-GlcN-Inositol)を簡略化し、テトラエチレングリコールでミミックした化合物の合成を行った。市販のテトラエチレングリコールをモノトリチル化、O-アリル化、脱トリチル化を経てアリル保護のテトラエチレングリコール誘導体を合成した。一方、6-O-tBDPS-3,4-di-O-Bn保護したマンノース1,2-オルトエステルを調製し、アリル化テトラエチレングリコールとTMSOTf触媒で反応したところ41%の收率でグリコシド体を得ることが出来た。脱アリル化の後、リン酸化脂質との結合を行う予定である。
英文摘要
GPIアンカーはヒトTリンパ球マーカーなどのタンパク質や狂牛病との関連で注目されるプリオンと結合する一群の糖脂質分子であり、細胞膜シグナル伝達ドメインに集積して機能していると考えられているが、その詳細なメカニズムは不明である。本研究はGPIアンカーの特異な構造と機能に着目し、その機能を効率的にミミックする分子の創製を目的とする。昨年度はGPIアンカーとタンパク質との化学的結合形成法を開拓する目的で、モデル化合物としてマンノビオースホスホエタノールアミンと、固相合成で得られるアミノ酸数12残基からなるペプチドチオエステルを銀塩で活性化して縮合した。この反応ではペプチドC-末端でのアミノ酸のラセミ化が観測され、C-末端にグリシンを付加した13アミノ酸からなるペプチドチオエステルをとの反応では異性体の生成は無いことを明らかにした。本年度は側鎖メルカプト基をt-BuSで保護したFmocシステイン残基をマンノビオースホスホエタノールアミンに予め導入し、脱Fmoc後、上記トリデカペプチドチオエステルとNative chemical ligation条件での縮合を行い良好な收率で縮合物を得た。上記マンノビオースの脂質への結合を図るため、GPIアンカーに含まれる他の3糖鎖部分(Man-GlcN-Inositol)を簡略化し、テトラエチレングリコールでミミックした化合物の合成を行った。市販のテトラエチレングリコールをモノトリチル化、O-アリル化、脱トリチル化を経てアリル保護のテトラエチレングリコール誘導体を合成した。一方、6-O-tBDPS-3,4-di-O-Bn保護したマンノース1,2-オルトエステルを調製し、アリル化テトラエチレングリコールとTMSOTf触媒で反応したところ41%の收率でグリコシド体を得ることが出来た。脱アリル化の後、リン酸化脂質との結合を行う予定である。
期刊论文(19)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
Y.Tanaka, Y.Nakahara, H.Hojo, Y.Nakahara: "Studies directed toward the synthesis of protein-bound GPI anchor"Tetrahedron. 59. 4059-4067 (2003)
Y.Tanaka、Y.Nakahara、H.Hojo、Y.Nakahara:“针对蛋白质结合 GPI 锚定点合成的研究”四面体。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Y.Takano, N.Kojima, Y.Nakahara, H.Hojo, Y.Nakahara: "Solid-phase synthesis of core 2 O-linked glycopeptide and its enzymatic sialylation"Tetrahedron. 59. 8415-8427 (2003)
Y.Takano、N.Kojima、Y.Nakahara、H.Hojo、Y.Nakahara:“核心 2 O-连接糖肽的固相合成及其酶促唾液酸化”四面体。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
H.Hojo, E.Haginoya, Y.Matsumoto, Y.Nakahara, K.Nabeshima, B.P.Toole, Y.Watanabe: "The first synthesis of peptide thioester carrying N-linked core pentasaccharide through modified Fmoc thioester preparation : Synthesis of an N-glycosylated lg domain of emm
H.Hojo、E.Haginoya、Y.Matsumoto、Y.Nakahara、K.Nabeshima、B.P.Toole、Y.Watanabe:“通过修饰的 Fmoc 硫酯制剂首次合成携带 N-连接核心五糖的肽硫酯:N 的合成
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
S.Manabe, K.Sakamoto, Y.Nakahara, M.Sisido, T.Hohsaka, Y.Ito: "Preparation of Glycosylated Amino Acid Derivatives for Glycoprotein Synthesis by In Vitro Translation System"Bioorg. Med. Chem.. 10. 573-581 (2002)
S.Manabe、K.Sakamoto、Y.Nakahara、M.Sisido、T.Hohsaka、Y.Ito:“通过体外翻译系统制备用于糖蛋白合成的糖基化氨基酸衍生物”Bioorg。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Synthesis and conformational characterization of the epidermal growth factor-like domain of blood coagulation factor IX carrying xvlosyl-glucose
携带木糖酰葡萄糖的凝血因子 IX 的表皮生长因子样结构域的合成和构象表征
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Glycoconj.J. 21
影响因子:
--
作者:
[M.Kitamura, H.Hojo, Y.Nakahara, T.Ishimizu, S.Hase]
通讯作者:
S.Hase
共 14 条
海外基金