卵巣癌細胞におけるHIF-1α遺伝子の核内発現とその機能解析
卵巣癌細胞におけるHIF-1α遺伝子の核内発現とその機能解析
批准号:
14657418
负责人:
小西 郁生
金额:
$1.28万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 --
中文摘要
卵巣癌は女性性器に発生する悪性腫瘍のうちで最も予後不良の疾患であり、その要因は腹腔内播種という転移様式にある。その過程は癌細胞がまず原発巣の血液供給から自立し、腹腔内の酸素供給を欠いた環境で浮遊・生存した後に腹膜に接着し、生着するという過程から成る。すなわち、癌細胞は一時期低酸素下に置かれることから、本研究は低酸素に反応して転写活性を上昇させるhypoxia inducible factor1-α(HIF-1α)に着目し、卵巣癌細胞におけるHIF-1αの発現の意義と機能を解明することを目的とした。まず、卵巣癌細胞をとりまく環境を解析すべく、卵巣癌の腫瘍内溶液や腹水のガス分圧検討した結果、卵巣癌細胞は原発巣から遊離して低酸素環境にさらされていると考えられた。また、実際の卵巣癌組織においてHIF-1αの発現が乳頭状に突出する癌細胞の核内に認められ、さらにこの部位では血管新生因子であるvascular endothelial growth factor(VEGF)発現が亢進し、一方、細胞接着因子であるE-cadherinの発現が減弱していた。さらに、低酸素環境の重要性が示唆されたことから、卵巣癌培養細胞株を用いて低酸素条件下の種々の遺伝子発現変化を解析したところ、低酸素によりHIF-1α発現が亢進するとともに、VEGFの発現亢進、E-cadherinの減弱、細胞周期促進因子サイクリンの低下、抑制因子P21の亢進、およびin vitro浸潤能亢進が観察された。以上より、低酸素環境は癌細胞の細胞接着低下、血管新生、増殖能の抑制、浸潤能の亢進というmetastatic phenotypeへの転換に重要な役割を果たしていることが明らかとなった。
英文摘要
卵巣癌は女性性器に発生する悪性腫瘍のうちで最も予後不良の疾患であり、その要因は腹腔内播種という転移様式にある。その過程は癌細胞がまず原発巣の血液供給から自立し、腹腔内の酸素供給を欠いた環境で浮遊・生存した後に腹膜に接着し、生着するという過程から成る。すなわち、癌細胞は一時期低酸素下に置かれることから、本研究は低酸素に反応して転写活性を上昇させるhypoxia inducible factor1-α(HIF-1α)に着目し、卵巣癌細胞におけるHIF-1αの発現の意義と機能を解明することを目的とした。まず、卵巣癌細胞をとりまく環境を解析すべく、卵巣癌の腫瘍内溶液や腹水のガス分圧検討した結果、卵巣癌細胞は原発巣から遊離して低酸素環境にさらされていると考えられた。また、実際の卵巣癌組織においてHIF-1αの発現が乳頭状に突出する癌細胞の核内に認められ、さらにこの部位では血管新生因子であるvascular endothelial growth factor(VEGF)発現が亢進し、一方、細胞接着因子であるE-cadherinの発現が減弱していた。さらに、低酸素環境の重要性が示唆されたことから、卵巣癌培養細胞株を用いて低酸素条件下の種々の遺伝子発現変化を解析したところ、低酸素によりHIF-1α発現が亢進するとともに、VEGFの発現亢進、E-cadherinの減弱、細胞周期促進因子サイクリンの低下、抑制因子P21の亢進、およびin vitro浸潤能亢進が観察された。以上より、低酸素環境は癌細胞の細胞接着低下、血管新生、増殖能の抑制、浸潤能の亢進というmetastatic phenotypeへの転換に重要な役割を果たしていることが明らかとなった。
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小西 郁生: "婦人科癌における血管新生因子"日本産科婦人科学会雑誌. 52. 1222-1227 (2000)
小西郁夫:“妇科癌症中的血管生成因素”日本妇产科学会杂志 52. 1222-1227 (2000)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Imai T, et al.: "Hypoxia-induced changes in the expression of cell adhesion"9th Biennial Meeting of the IGCS. 99-101 (2002)
Imai T 等人:“缺氧诱导的细胞粘附表达变化”IGCS 第九届双年会。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
今井 努 他: "卵巣癌の低酸素環境と接着・転移"産科と婦人科. 70. 87-92 (2003)
Tsutomu Imai 等:“缺氧环境与卵巢癌的粘连/转移”妇产科。70. 87-92 (2003)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Horiuchi A, et al.: "Hypoxia-induced changes in the expression of VEGF"Anticancer Res. 22. 2697-2702 (2002)
Horiuchi A 等人:“缺氧诱导的 VEGF 表达变化”抗癌研究。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
小西 郁生: "卵巣癌"臨床婦人科産科. 55. 1181-1121 (2001)
小西育夫:“卵巢癌”临床妇产科 55. 1181-1121 (2001)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
難治性婦人科腫瘍に対する抗腫瘍剤の研究開発に向けた基礎研究
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批准号:23K27742
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$8.15万
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财政年份:2024
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负责人:小西 郁生
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依托单位:
Basic research for research and development of antitumor agents for intractable gynecologic tumors
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批准号:23H03051
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.81万
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财政年份:2023
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负责人:小西 郁生
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依托单位:
iPS由来の血管内皮前駆細胞を用いて新生血管を標的とする新たな免疫療法の開発
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批准号:21659384
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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资助金额:$1.92万
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财政年份:2009
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负责人:小西 郁生
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依托单位:
卵巣癌細胞の増殖機序におけるヘッジホッグ・シグナル伝達経路の解析
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批准号:18659483
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.11万
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财政年份:2006
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负责人:小西 郁生
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依托单位:
正常子宮内膜および内膜癌におけるhepsin,maspinの発現:性ステロイドの役割
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批准号:04F04248
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.54万
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财政年份:2004
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负责人:小西 郁生
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依托单位:
卵巣癌の播種性転移における細胞環境と癌細胞との相互作用の解析
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批准号:12877260
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.28万
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财政年份:2000
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负责人:小西 郁生
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依托单位:
卵巣癌のアポトーシス抑制因子の解析に基づく新しい癌化学療法の基礎的研究
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批准号:10877257
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.09万
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财政年份:1998
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负责人:小西 郁生
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依托单位:
子宮頸部腺癌の新しい診断法としての頸管粘液中の腫瘍関連抗原の解析に関する研究
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批准号:63771247
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1988
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负责人:小西 郁生
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依托单位: